見出し画像

ピッチイベント登壇後の一人反省会

エイトノット 木村です。

さて、先週ピッチ2本に登壇させていただきましたので、張り切って一人反省会を実施したいと思います笑

2本のうち一つはクローズイベントなので、ここには書けないのですが、投資家の皆様向けのピッチでした。もう一つはNEDO さんのオープンイベントでモビリティがテーマでした。

アーカイブが下記から視聴できるようですのですので、よければご覧になってみてください。イベント参加者の顔やリアクションが見られないと不安になるタイプなのでZoom でのピッチはあまり得意ではなく苦戦しました。(言い訳です)

スクリーンショット 2021-07-08 11.00.18

第40回 NEDOピッチ(Mobility ver.)
https://fb.watch/v/1RSfg5gF8/
*Facebookへのリンクになります

ピッチに参加して良かったこと

二つのイベントともに参加できて大変ありがたかったです。イベントを通じて新たな繋がりができたことももちろんですが、準備の過程から自分の頭の中を整理する良い機会となりました。特に大事だなと感じたことを以下に3つだけピックアップします!

1. 「今」一番伝えたいことを明確にする必要がある

普段、多くのシーンで事業紹介をさせていただくのですが、対話をしながら話を広げていくことが多かったりします。ピッチの場合は、時間制限があり、一方的に語りかける形になるので、話す内容は事前に固めておく必要があります。その中で「どこを削るか、どこを残すか」を改めて考える機会となり、めちゃくちゃ良い経験になりました。いつの間にか視座が下がっていることもあったりするので!

今回のピッチでは事業構想を理解していただくための前段情報の伝え方、が今後に向けての明確な課題となると感じました。弊社が手がける水上モビリティの話はいわゆるニッチな話題になり、視聴者側からすると「自分ごとになりにくい」タイプのトピックなのかなと思います。ですので、短い時間で興味を持ってもらうためのインパクトのある事実やユースケースだったり、比喩表現だったりという工夫がもっともっと必要だなぁと、めちゃくちゃ感じました!

話は逸れましたが、短い時間の中で一番大事なのは「話を聞いてくれた方々の頭の中に、どんなメッセージを残したいか」だと思うので、を改めて意識して設計していきます!

2. 他社のピッチも大いに参考になる!

いつも仕事をしていると、他社さんのピッチをチェックしている余裕は正直ありません。なので、今回は同じ起業家の方々がどういった流れで話を組み立てるのか、どういったメッセージを残そうとしているのか、今後に向けて大いに参考にさせていただきました。

もちろんそれぞれの事業フェイズによって、重点的に伝える箇所、伝え方は全然違うのですが、それも踏まえた上で自分が投資家の立場だったらどう感じるのか、投資をしたいと思うのか、協業したいと思うのか、という視点で聞くことができるので、純粋に聞いていて楽しかったということもあります。

自分が普段とは逆の立場で他社のピッチを聴いていて感じたのは「ピッチは顔見せ」であるということです。7分(今回のイベントは)の中で、全ての情報を盛り込もうとするとやっぱり早口になりますし、聞いている側としても情報の洪水状態になるので「結局何だったっけ?」ということになり兼ねません。ピッチでは、多くて3メッセージ程度(実現したいこと、取り組んでいること、助けて欲しいこと)に絞っておくことで、登壇が終わった後に興味を持っていただき、個別に会話するという形が理想なのかなと感じました。

3. モチベーションが上がる

最後に、やっぱり自分の取り組んでいることを世の中に発信していくことはモチベーションに繋がるということです!(これ大事)良い取り組みと認めていただけることは素直に嬉しいですし、逆に「本当にできるの?」というご意見をいただくことで、「ぐぬぬ、今に見ておれ」と感じてより思考を深く、視野を広くとろうとするきっかけにもなります。

弊社が取り組んでいる課題で、よくいただくご意見としては「社会課題に取り組む姿勢は素晴らしいが、事業化に苦労しそう」というものです。詳細は割愛しますが、ご指摘はごもっとも!と思うときもあれば、「・・・」となるときもあります笑

なので、ポジもネガも外部からいろんなご意見をいただけること自体、普段はあまりないことなので、大いに刺激を受けてさらにモチベーションが上がる!という好循環が生まれます。

以上、3つのポイントについて書きましたが、だいぶ長くなってしまったので今回はこの辺で。正直noteに書いて公開する内容なのかどうかも迷うところではありますが、思考整理も含めて自分が感じたことを素直に書き溜めていくことも大事なのかなと思ったのでこんな形にまとめてみました。

もっと海の魅力を知っていただけるようにこれからも活動してまいります!
それでは、また!

コンタクト情報
ウェブ経由:https://8kt.jp/contact/
Twitter(木村):@kimurobot

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?