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「海洋教育フォーラム」にて自律航行船の実演イベントを実施しました

 こんにちは!エイトノット奥田です。12月に入り、いよいよ2023年も終わりますね。本年もたくさんの実証の機会に恵まれました。来年もよろしくお願いいたします!
 さて、今回は、12月3日に実施しました、「第90回海洋教育フォーラム」(以下海洋教育フォーラム)での自律航行船実演イベントの様子を紹介いたします!
 海洋教育フォーラムは、海洋教育フォーラムは、海洋への関心を持ってもらうために、日本各地で毎年行われているイベントです。広島県での開催は今回で11回目であり、「未来の海を守る・視る・創るための取り組み」と題して、自律航行船をはじめとした実演イベントのほか、講演会、ポスター展示などが行われました!  
「第90回海洋教育フォーラム」開催概要は→こちら
 今回、自律航行船の実演イベントは、広島県呉市の海上保安大学校(広島県呉市若葉町5-1)内の桟橋付近の海域にて実施しました!日ごろからお世話になっている海上保安庁の士官養成学校にて実演イベントを実施できたことは当社にとっても非常に良い経験になりました!
 海上保安大学校は、国土交通省所管の省庁大学校で、海上保安庁の将来の幹部職員の養成を目的として設置されています。海上保安大学校には大学と同じように入学試験合格を経て入学できますが、入試とは異なり国家公務員試験扱いのため、入学試験ではなく「採用試験」が正式な呼称だそうです。
教育の基本理念は、「人格の陶冶とリーダーシップの涵養」、「高い教養と見識の修得」、「強靭な気力・体力の育成」の3点で、実際に実演イベントのサポートをしてくださった学生の皆様も各場所間で統率を取り、スムーズなイベント運営をされていました!

今回の舞台、海上保安大学校!

 海洋教育フォーラムは、「未来の海を守る・視る・創るための取り組み」と題して、午前に大和ミュージアムにて国立商船高専や広島大学の教授の皆様の講演やパネル展示、午後に海上保安大学校にて、当社の自律航行船、ルーチェサーチ株式会社様のドローン、広島大学様の気球、海上保安大学校様の操船シミュレーターの実演イベントが行われました。
 午前の部が行われた大和ミュージアムは、戦艦「大和」を建造した軍港、日本一の海軍工廠のまちとして栄え、戦後は、世界最大のタンカーを数多く建造する明治以降の「呉の歴史」と造船・製鋼を始めとした各種の「科学技術」を紹介する博物館です。館内には、零式艦上戦闘機六二型などの貴重な実物資料の他、船を中心とした科学技術の原理を体験・体感を通してわかりやすく紹介している展示室があります。毎週土日にはワークショップやサイエンスショーを開催しているので、広島にお越しの際はぜひ足を運んでみてください!
 さらに、大和ミュージアムから徒歩圏内のエリアでは、有限会社バンカーサプライ様の「呉湾 艦船めぐり」が実施されています!艦船めぐりで観られる艦船は海上自衛隊の潜水艦や護衛艦など多岐にわたります。大迫力の艦船を間近に眺めながらのクルージングをお楽しみいただけるのでぜひこちらもご参加してみてください!
「呉湾 艦船めぐり」の概要・予約は → こちら

大和ミュージアムの外観

 さて、本題の自律航行船実演イベントのお話に入っていきたいと思います。
 今回の実演イベントでは、離着岸をメインコンテンツとして、約60名の方にご覧いただきました!また、離着岸以外にも、海上保安大学校様がご提供くださった見学艇2隻にご乗船いただき、実際に当社の船が航行している様子をより近い場所からご覧いただきました。安全性を考慮し、200mは距離を空けてのご見学となりましたが、ご見学いただいた皆様に怪我無く実演イベントにご満足いただけてよかったです!
 お越しいただいたご見学者の皆様には、船をお持ちの方をはじめとして多くのご質問をいただきました。航行上の安全性に関する質問から、陸上の自動運転との違い、海の特色など幅広くご質問いただきました。また、「思った以上に離着岸がスムーズだった」「本当に誰も操船をしていなくておどろいた」などの感想もいただけました!
 さらに、ご見学者の中には、中学生や大学生など、これからの海事業界を担っていく方々も見られ、「未来の海を守る・視る・創るための取り組み」に沿った実りある実演イベントになったのではないかと思います!

離着岸見学の様子
航行見学の様子

 今後も、当社の事業拡大を促進していき、いち早く皆様に自律航行船をご体験いただけるよう尽力してまいります!よろしくお願いします!

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