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#私の2020年マンガBEST5 x3

年の瀬ですね。マンガの紹介です。
大半はWeb掲載なのですぐに読めます。

本当はゲームのことだけを書くつもりだったんですが、
折角書いたものなので。
そもそもゲームのこともあまり書けてないんですよね。
残念ながら。
来年のわたしはきっと頑張ってくれることでしょう。

#2020年に連載されなかったマンガBEST5

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続きが読みたいのに読めなかった作品。近年のものを集めました。
そう。まだまだ待ち始めたばかり。信じて待ちましょう。

堕天作戦

不死者が自分の意味を探る、ダークかもしれないファンタジー戦記。ノリは軽いけど、人も軽く死ぬ。諸行無常。

それなりにスケールは大きいものの、群像劇でだいたい個々人の世知辛い話がメインなので割と読みやすい(?)。

登場人物がみな人間臭い為、色々な人たちの、色々な繋がりが見え始めると、感情が大爆発してエラい事になる。

ちなみにpixivコミックでの掲載は2巻くらいまで。
すべてを読むならマンガワンになります。

Baby,ココロのママに!

スーパーパワフルもちもち幼女に、全力でブン回される陰キャ大学生の不憫コメディ。ほんのり育児風味。

不憫ながら対児童スキルが半端ない主人公や、想いが通じそうで通じない天然ラブコメ、テンポの良さも見どころ。

作者の子育て事情も落ち着いて、そろそろ連載復活するのかも?

トリマニア

カテゴリ的には鳥の擬人化マンガだけど、概ね行き詰まりな恋を引きずるダメ人間たちのギャグコメディ。

酒を煽りながら「恋愛に夢見てんじゃねえよ!」とクダを巻きつつ、割と夢見たりもする、そんな作風が好き。

うらみちお兄さんアニメ化おめでとうございます。

ヤンキーショタとオタクおねえさん

おねえさん一途なヤンキーくんと、ヤンキーくんに怯えるおねえさんのディスコミュニケーション・ラブコメディ。

とはいえ。明後日の方向に行き違っていたお互いの目線も、最近は少しずつ重なりつつあって。歩み寄りつつあって。

これは、いよいよ気付いてしまうのか。という所で作者が消えた。

バイオレンスアクション

ゆるふわ少女の、つれづれなる殺し屋稼業。世の中そういう事もあるよね、くらいの感覚でとてもよく人が死ぬ。

基本的にはタイトルの通りバイオレンスで、様々な事情を抱えたヒューマンドラマが展開されるけれど。

ちょっと通りますよというノリで割り込んだ少女がだいたい皆殺しにして幕引き。そんな殺人アクションマンガ。

#2020年のマンガBEST5

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好きな中でも、新しめな作品を集めました。
そういう意味では、BESTとはすこし違うのかもしれません。

メイドの岸さん

ハイスペックなポンコツ御曹司と、淡々と主人をフォローするクールなメイドの、あんまりラブしないコメディ。

慎ましさを形にしたような岸さんと、岸さんに日頃の感謝を示したい主人公。二人の日々があまりにも心地よい。

話が展開しなくてもいい。キャラが増えなくてもいい。ただ、ただ、もっと続きをください。

小西先生、進捗いかがですか?

漫画家先生と担当編集の、割とサクサク進むドタバタ社会人ラブコメディ。もしかして早々に終わるんだろうか。

変人筆頭の主人公を始めとして、登場キャラがみんな濃い!楽しい!ラブコメ的には堅実、定番、だがそれがいい!

タイトルはたぶん自虐。藤原先生、にゃんこいの進捗いかがですか?

よーじょらいふ! 

ある朝、突然よーじょの姿になっていた主人公が、じわりじわりと中身までよーじょになっていくほのぼのコメディ。

よーじょマンガのようだけれど、実際のところ主人公はマスコットで、主人公を中心にしたその周りを描いている作品。

ちらほらと垣間見える物語の謎も見どころ。でも一番の謎は、元の姿や人間関係が伏せられている主人公でもある。

割り切った関係ですから。

上のリンクはLINEマンガですが、掲載はコミック百合姫です。

やがて劣情になる。退廃する愛に溺れる恋物語。大人げない大人+誰かの代わりに捧げる体=だいたい泥沼。

マジメ一辺倒で学校に馴染めない主人公が、戸惑いながら、底なし沼を自分から全力できりもみ落下していくお話。

出会ってしまったオンナとオンナ。最初は、手軽に友だちが欲しいだけだった。

宙に参る

科学も魔法も、人間も機械も、区別してどうするものか。とあるウィザードのSF里帰り。その道中記。

将棋が全ての人工AI衛星。光年を超えたロックバンド。例えばそんなロマンも、広い宇宙ではただの一期一会。

地球を目指して、航行船は今日も行く。これはもしかすると明日かもしれない、未来の旅物語。

#2020年に布教したいマンガBEST5

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好きなアニメとか。好きなマンガ家さんとか。
そういったものを紹介したくて、最近の作品を集めてみました。

ID:INVADED #BRAKE-BROKEN

上のリンクはComic Walkerですが、掲載はヤングエースです。

殺人現場に残された殺意を物質として採取、それを解析することで犯人へと迫るSF捜査サスペンス。その続編。

夢見る殺人鬼のシステムと名探偵たち。今回の舞台は果てなき暴走ハイウェイ。殺人は決して終わらない。

とにかく全人類は、大傑作アニメのID:INVADEDを見て。津田健次郎にひれ伏して。鳴瓢秋人を祈って。

プラネット・ウィズ

Web掲載は無いようです。ヤングキングアワーズ連載中。

復讐と熱血のSF(すこしふしぎ)ファンタジー。ネコとメイドと少年の、宇宙にあまねく愛の物語。

全12話で2クール+劇場版をやり切ったと言われる傑作アニメの、原作であり、コミカライズでもある。

大人の描き方、構成に定評がある作者で、「虚無をゆく」「スピリットサークル」をとても推したい。

お気に召すまま シギサワカヤ短編集

Web掲載は無いようです。
楽園にて連載中。また、Web増刊にて新作掲載中。

日々の隙間に沈んでいるような愛ある叙情のショートショート、そのアンソロジー。しっとりたっぷり25本。

楽園はWeb増刊と称して作家陣に数ページの描き下ろしをたびたび描かせるので、この手の短編が山程ある。好き。

他には「お前は俺を殺す気か」など発売中。だいたい面倒で胃に優しくない恋愛を、時にカラダを交えつつしめやかに描く。

ルート3

都市伝説を探求する少女たちの怪奇譚。オカルト造詣に定評あるゴッドマニア作者的には、たぶんゆるふわ女子部もの。

神、悪魔、妖怪、妖精ごったまぜで何でもアリの異界と化したみなぎワールドの一編なので、ホラーというより異能バトル。

本当は大人気な時計教授の外伝を挙げたかったけれど、まだ単行本も出ていないので。「足洗邸の住人たち。」はいいぞ。

もっけの箱庭

Web掲載は無いようです。ヤングキングアワーズ連載中。

ふしぎな箱庭をめぐる、庭師見習いのすこやかなる日々。独特な作風を紡いできたLaLa作家の、まさかの青年誌進出。

むかしむかしに作られた小さな箱庭たち。そこには庭師の手入れを待つ不思議な庭園と、その魂が在った。

やはりこのテンポ、優しさが良い。「八潮と三雲」「めぐる架空亭」なども好き。後者は桜の読切がほんのり今作っぽい。

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