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【お寺でコンサート感動秘話と5つの「へぇ!」な話】~世界もココロもグラデーションでできている~282

こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。

先日、お寺さんでの素敵なコンサートを鑑賞でき幸せな気分を味わった話をしました(記事アップが朝方でしたけど💦)


『大師範』のお祝いサプライズ

昨日のコンサートを『感動の嵐』と書きましたが、コンサート自体は勿論ですが、実は最後にサプライズがありました。

昨日の記事でもご紹介させていただきましたが、尺八奏者・神永大輔さんがこの春『大師範』になられたことを祝って、会場のみんなでお花・他をプレゼントするということになりました。

コンサートが終了し、もう1度中村大輔さんにご登場いただくと 住職さんから桐の箱(玉手箱w)に入った日本酒?と可愛らしい女の子からお花が渡されました。受け取る中村大輔さんは驚いた様子でとても嬉しそうでした。満面の笑みとはこんな表情かなと思わせました。心から喜んでいるご様子が見て取れました。

そのあとです。中村大史さん・松井しのぶさん・Phoebe Deklertさん登場に大輔さんご本人も客の私たちも驚きました。大輔さんは正面中央に準備された椅子に案内され座ると、な~んと3人でコラボのお祝い演奏

この粋なはからいにはなんだかご本人でもない私まで感動

最初の歌は「さくらさくら」この日本の伝統的な歌曲(幕末、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られたもので、作者は不明。元々は「咲いた桜」という歌詞がついていた。明治以降、歌として一般に広まり、現在の歌詞がつけられたもの)透明な歌声が響き箏とギターの演奏が入り素晴らしく心に響きました。
そして「星に願いを」これまたジーンときましたね。

大輔さんもグッときたようで、泣かないように我慢したと仰っていました。

仲間からのサプライズ素敵だな~💗

音楽って本当にいいなぁ♬♫




5つの「へぇ!」な話


☆尺八基本の5音


尺八の基本の5音はレファソラド

「へぇ!」1



☆基本の5音だけでも楽しめる

この基本の5音で、神永大輔が作曲・編曲した楽曲は、アイリッシュ風、ブラック・ミュージック風、中央アジア風、三曲合奏風、民謡風など、バラエティーに富み、五つの音だけにも関わらず尺八を思う存分楽しむことができます。

「へぇ!」2



☆八ッ橋の形


文化二年(1805年)、初代津田佐兵衞が業を起こし、そこから井筒八ッ橋本舗の歴史がはじまりました。 当時祇園の茶店で人気を博していた堅焼きせんべいが、箏曲の祖・八橋検校の遺徳を継承した琴姿の「八ッ橋」です

箏姿・「なるほど」

「へぇ!」3



☆井筒八ッ橋本舗のはじまり

箏曲の祖・八橋検校の遺徳を今に受け継いでいるのが、井筒八ッ橋本舗の原点。

「へぇ!」4



☆お箏免状

大師範(だいしはん)
師範(しはん)
教師(きょうし)
助教(じょきょう):教えることができます。

皆伝(かいでん):素人の中で最上位
奥伝(おくでん)
中伝(ちゅうでん)
初伝(しょでん):ここから始まります

三絃の免状も同じ構成です。

「皆伝」を頂けたなら、素人の中では最上位になります。
「皆伝」の次の免状は「助教」
「助教」は、プロとしての資格、つまり教えることのできる免状になります。
「助教」以上のお免状をお持ちの方を職各者と言い表しています。

上述のように、「助教」の次の免状は「教師」になります。
「教師」の免状を頂くには、「教師になるための講習会」を複数回受講し必須単位を取得後、御家元の実施する「教師試験」を受験し、合格しなくてはなりません。
教師試験では、複数の課題曲の中から自分に最も適した曲を選び稽古を重ね受験します。
琴と三絃を演奏できることは勿論のこと、唄を歌うことも重要な課題になります。

「へぇ!」5

箏だけではなく三絃の演奏が勿論で、さらに唄までということにホント驚きました。


「へぇ!」5連発でした

知らないことたくさんです



最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。

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