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映画「モリコーネ映画が愛した音楽家」あと5分残し映画館を出てきてしまった

「荒野の用心棒」の音楽をはじめ、自分が観ただけでも「アンタッチャブル」「みんな元気」「海の上のピアニスト」「ニュー・シネマパラダイス」などなど・・・驚くほどたくさんの映画音楽を培ってきたエンリオ・モリコーネ

「モリコーネ 映画が愛した音楽家」を観に行ってきた。
ジュゼッペ・トルナトーレが追う、モリコーネのドキュメント映画。
あ~これも?これも?という驚く才能に最初は感心して観た。

音楽に関わっていくキッカケなど興味深かった。
ただ段々と、私には残酷シーンがいたたまれなく観るのがしんどくなってしまった。
途中から動画を観ないで字幕の部分だけを上目づかいで文字を追った。
1960年くらいから15年くらいはそういう戦争の時代だったからだろうけど。

人間は戦うものなんだろうか、
人間や社会、歴史を表現する時暴力が必要なら、元々残酷な生き物ということなんだな・・。
残酷シーンに目をそらすのは間違っているのだろか?

モリコーネの音楽と映画の歴史が知りたかったのだが、映像にノックアウトされてしまい、内容を受け取れなくなってしまったのだ。
美しい音楽や壮大な音楽を期待していた。

映画館は珍しくかなり大入りで、普段よりずいぶん混雑していた。
映画ファンの高齢者達が大勢いたと思う。
だが、私は脱落。
映画2時間45分の映画、あと5分くらいのところで席を立った。
出てからあと5分だったことを知ったのだが、ご縁が無かったということで時間を大切にした。

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