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1230万画素のペン

最近毎晩お好み焼きを食べているのですが、キャベツを消化する方法がお好み焼きか浅漬けのどちらかしかない我が家ではそれでもキャベツがダメになっていくのです。なので、4匹のハムスターと1匹のモルモットに協力して貰っているのですが、野菜クズを食べてもらってる程度の話でしかなく、でもこれってSDGsなのかしらとか思ってみたり。SDGsってなにか知らんけども。

あいまいな写真

今日はなんとなくものすごくOLYMPUS PEN E-P1を使いたくて、かつフィルムのペンFを意識したデザインがどうとかということで、レンズもペンFのF.ZUIKO 38mmをつけてみました。なんだかとっても色が淡いというか、色相がズレる感じがします。でもペンであるという満足感がエグい。

少しはピントが来てる写真

MFレンズを使うとき、距離指標を見てだいたいこんなもんかなーって感じで準備しておいて、撮影段階でなんとなく微調整する程度の撮り方をするのですが、おかげでピントがあまいあまい。アダプターを噛ませて使うと距離指標よりなんか微妙に近いんですよね、オーバーインフ気味になります。
でもここで大事なのはE-P1という謎に金属金属したデジタルカメラに、オールドレンズがくっついてるってことなんです。デザインがペンF的かはともかくすごく質感が良くて、時々こうして持ち出したくなります。

ペンSから摘出したD.ZUIKO 2.8cm F2.8

わたしは変なことをするのが好きなので、ジャンクのオリンパス・ペンSからレンズを引っこ抜いてマイクロフォーサーズのボディキャップに埋め込むなんてこともしています。きちんと無限遠調整もしてとてもいい感じです。その写りはともかく、デジタルペンにフィルムペンのレンズがくっついている、ただひたすらそのロマンを噛み締めながら田舎をプラプラしていました。

ぜんぶ開放で撮ってます

絞るときちんと写るのですが、今日はなんだか開放の気分で、かつ半分目測くらいの気持ちで、ずーっとあいまいな写りを楽しんでいました。10000円もしないオールドデジカメの、実のところ誠実な写りをひたすら無駄にして、ロマンを追い求めた散歩は30分程度でしたが、時々はこういう時間の流し方も悪くないというか、表現にこだわらずカメラ遊びをするのもいいなあと。

LUMIX G 14mm F2.5

現代レンズをつければ普通にきちんと撮れるカメラです。見逃されがちなマイクロフォーサーズ機ですが、正直これで不足があるかと言われればわからない。写したいものが写っているならそれで良くて、サブカメラとして運用するならこれほどいい選択肢もなかなかないなって。だってこれぜんぶホワイトバランスオートなんですよ、全然暴れないしスッキリしてる。RAWデータも軽くて扱いやすいし、撮って出しも悪くない。

E-P1、安いけどいいカメラです。メイン機にはならないですけども。

そんなカメラ話。

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