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【50歳からの挑戦】大学事務職員からブランドコンサルタントとして独立。

首都圏の私立大学をクライアントとする広告代理店で大学業界を知る

1994年に大学を卒業後、協同広告グループの大学をクライントとする広告代理店に入社。6年間、営業として大学を訪問していました。

4名しかいない小さな会社なのに、主力商品がイベントという事業内容のため、それはてんてこ舞いの毎日でした。

営業、倉庫作業、地方メディアとの打ち合わせ、全国高校営業など、出張も多く、とんでもなく忙しい日々。

でも、20代をこの会社で過ごしたおかげで、広告代理業を短い期間で学べたし、何より大学業界を深く知ることができました。

東京都内の女子大で広報マン人生を開始

その経験を基に2000年に東京都内にある文京女子大学(現 文京学院大学)へ転職、今年の3月まで22年間お世話になりました。

文京学院大学での期間はほとんど、宣伝・広報・ブランディングを担当。隣接領域を長年、担当させていただいたことは、とても幸せなことでした。

そして「大学の広報マン」という仕事のおかげで、社会を教育という視点から俯瞰してみてきたことで、その後の僕の人生に大きな影響を与えてくれました。

入職当時は「大学バブル」と言われた時代も終わり、少子化による大学間の学生募集競争が激化してきた時代。

毎年のように教育内容の充実や改組、入試改革などが行われていたことで、広報冥利に尽きる日々を送っていました。

そんな中、大学組織における広報の重要性を十分感じつつ、一方では目指す広報活動を模索する日々が多くなってきました。

2011年を機に目指す広報活動の道。のちのブランディングに目覚める。

自校の教育の魅力を世の中に伝え、共感を得ることを目指すのは広報マンとして当たり前のこと。

でも、目の前にいる高校生や大学生といった次世代にとって、広報活動を通じて何を伝えればいいのか?何を伝えることが自校にとって本当は一番いいのか?

そんなことを考え続けていました。

「何が学べるのか?」「どんな資格が取れるのか?」「就職支援体制は?」「海外留学制度は?」・・・・・・。

どれも大学を知る上で重要な機能的価値と呼ばれるものです。

でも、それだけでは大学本来の個性に次世代が共感するのは不十分ではないか?

日々、自分自身に問いかけながら正解を探し続けていた毎日でした。

大学内には各専門家の先生たちが社会をより良くすることを強く想い研究を行っています。

そして、その研究成果が学生への教育活動をはじめ、社会に生かされることを強く想い、職員たちがプロデュースやマネジメントを行っています。

こうした大学内に溢れるたくさんの想いを紡ぐと、その根底には大学本来の個性へ導く志につながっていくのではないだろうか?

一見当たり前のことなのか?ホームページに載っていることなのか?みんな知っていることなのか?・・・・・。

本当にそう言い切れるのだろうか?みんなが自分の言葉に置き換えて、熱く語れるのだろうか?・・・・・。

いくらパンフレットに素敵な写真やコピーが載っていても、何か足りない。
もっと組織の一体感が強まるものを広報の力でできないか?

そして大学に溢れる想いを紡ぎ、大学本来の個性へ導く志を、もっと強くして皆の拠り所となるものにするためには、何が必要なんだろうか?

そんな先に出会ったのがブランディングでした。

50歳を過ぎてからの挑戦、独立起業。

ブランディングという言葉は広報マンとして以前から意識はしていたし、実践もしてきたつもりでした。

でも、何か伝わらない。みんなも必要だと感じていながら、何かふわふわした理解のような気がしていました。そして、自分自身もいまいち説得力が足らない話をしていたかもしれません。

そんな中、見つけた一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会のブランディング講座。

ブランディングの実践に必要な「型」を教えてくれたのがこの講座でした。

その時は、「これだ!」って感じがしました。

無理くり型にはめ込んで正解を出すというものではなく、重要なのは「共通言語」。

ブランドとは、ブランディングとは、こういうもの、こうして構築していくもの。

そんな組織全体が理解しやすく、一体となってブランド構築するためのステップを教えてくれるものでした。

この講座を受けた僕は、ブランディングの魅力に惹かれていくとともに、もっとブランディングの力で大学を元気にしたいと思い始めました。

なんとなくではあったけれど、向かいたい方向が見えてきた当時の僕。

組織内のブランディング活動に力を注ぎつつ、残りの人生をもっとブランディングの最前線に身を置きたいと思うようになりました。

そして、2023年4月、22年間お世話になった文京学院大学を退職し、大学ブランディング/学生募集広報支援を行う「8dori Branding」として独立。

50歳を過ぎてからの挑戦。いろいろな人から応援メッセージをいただきつつ、心配もしていただきました。

自分でも正直、「この歳からできるのかな?」「無名の僕を支持してくれるところは出てくるのかな?」。

そんな気持ちもありましたが、それよりも最前線に身を置きたい気持ちの方が上回っていました。

一からの営業活動に向けて、ワクワクしている毎日。

4月1日に開業届を提出し、独立をしました。そして、ブランドコンサルタントと名乗り活動も始めました。

でも、具体的な仕事はこれから営業活動です。

無謀かもしれないけれど、心は日々ワクワクしています。

開業届を書いたり、会計ソフトを勉強したり、WEBサイトや名刺・営業資料を作ったり・・・・・。

サラリーマンでは味わえないことを少しづつ経験しています。

そして、ようやくWEBサイトが完成しました。ほとんど自力での制作です。

コピーライティングやWEB制作サービスサイトを使ってのデザイン、ロゴ制作、写真のセレクト・・・・・。

今まで心の奥に溜め込んでいたものをコピーにしたのでちょっと文字文字かな?って思っていますが、これも僕らしさと一旦思い、掲載しました。

そして、写真は4〜5年前に出会った写真家の岩倉しおりさんにお願いしました。

やさしく、温かく、そして日本の良さや人の魅力を引き出す、光の世界観が
大好きな写真家さんです。

調べながら、聞きながら、色んなところにお願いし、試行錯誤の連続。

でも、色々な方々から力を貸していただいたり、アドバイスをいただいたり、親身になって考えていただいたり・・・・・。

感謝感激の連続でもありました。

自分のこととはいえ、こんな自分がやりたかったことができることに今、喜びを感じているところです。

でも、自己満足にならないよう、事業の成功を一番の念頭に置き、これから日々、改善とチャレンジをしていきます。

一年一年が勝負。

不安はもちろんあるけれど、ワクワクしていています。

50歳を過ぎてからのある意味、無謀とも言える挑戦ですが、もう前しか見ていない感じです。

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