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最恐のエラーコード140

(画像の出典: photo-ac)
ツイッターってどうして140文字なんでしょうね。
俺な昔、湯沸かし器メーカーに勤務してたことあるんだが…

ツイッターってどうして140文字なんでしょうね。
それはあれだ、「ツイッター 140 理由」とでも入れて検索してくれ。
はい解決。以上終わり。終わりかよっ! あ、うそうそ。

調べていくと、超ざっくり書くと、元々あったSMSのビット数が160文字分で、そのうちアカウント名とかにだいたい最大20字分使うと想定してうんたらかんたら……とかいった話が出てくる。それはもちろんまちがってはいないんだろうけど。

それそのまま使っちゃうことに疑問感じなかったわけ?
ツイッターとして立ち上げる時にちょっとヒネって文字数を増減させてみようかなとか思わなかったの?
10進法だと4より5の方が10の半分でキレがいいから150字とか、12進法だと12の2乗でキレがいいから144字とかは考えなかったのだろうか。
なぜ140字なのかの最大の理由は、まあアレですね、「トップが140字でいこうと決めたから」に他なりませんね(当然だ)。

じゃあなぜ、Twitter社の代表は、140という数字を人々の心に強く刻みつけようとしたのか。その数字に何か思い入れでも?

それはまだ5ちゃんねるが2ちゃんねるだった頃、オカルト板を見ていたら、
「この間から、うちのガス給湯器のリモコン(壁についてる操作パネル)に、66というエラーが出ている」という人がいた。
本人は「悪魔の数字だ♪」と言って喜んでそのまま使っていたようだ。

俺な昔湯沸かし器メーカーに勤務してたことあるんだが…
リモコンの、温度とかが出る液晶表示に、温度や時刻ではない見慣れないエラーコードが出ることがある(必ずしも故障表示とは限らない)。
メーカーによって表示される数字は微妙に違いがあるが、アタマのひとケタ目の数で、どっち系統の不具合かを表すというのは大体共通している。

66は多分、温度操作系。設定した温度より熱かったりぬるかったりするけど、点火はするし湯を沸かすことはできるので、使おうと思えば使えてしまうのだ。設定通りの温度で使うならば修理した方がよいのだが…

これが、6ではなく1から始まる数字なら、点火系統不具合で、そもそも湯にならない。
11とか111とか。これらは点火させる部品の故障の場合もあるけど、ガスが来ていない時も出てくるので、それならばガスメーターを復帰させれば直る。
しかし。

これが出たらもう修理必須、自分じゃどうしようもできないという最恐エラーが、140なのだ。
メーカーによって意味は微妙に違うかもだけど、大体温度ヒューズ切って点火させないよう安全停止している、といったところ。
一旦スイッチの入切を一応してみて、それでもやっぱり出てくるなら修理を呼ぶべし。

というわけで、この業界の人間なら、ずっと140という数字にはあまりよくないイメージを抱いていたのだが。
ここへきてツイッターが誕生し、不吉な数が妙にメジャーになってしまったものだと思う今日この頃。

そもそも666が不吉だというのは、元は聖書だっけ。
13日の金曜日はテンプル騎士団がやられた日? 最後の晩餐に13人が出席しているから13は不吉?
140もそういったのが何かあるのか。カバラ的にどうとか。

最恐エラーを表す数字に140を当てたのは、当てるのを了承したのは、湯沸かし器業界のトップなのか。
各メーカー共通ということは、業界団体のトップなのか。

知らん。

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