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つぶやき~一日のこと。

朝のテレビで「わたしの台所物語」というテーマで何組かの方が
出ておられた。主に聴覚、視覚障害を持つ方々だ。そのどれも
きちんと整理されて清々しい台所。ある方は 障害を持ちながら5人のお子さんを夫さんと協力しながら育てておられた。ある方は 視力を子どものときに失い、好きだった音楽の声楽の大学を出られ発表会には燃えるような赤いドレスを着て出られる。そのどの画面からもこころを打ったのは 笑顔溢れる食事つくりからみんなでテーブルを囲んで持つ食事時間だった。弾けるような笑顔、みんなの笑い声。
胸にじわーっと温かいものが流れずーっとしあわせな気持ちになっていた。
 そして、今 PCを開けて目に飛び込んできたのは 訃報を知らせる記事。
最前まで 長いことヘリが空を飛び その音の騒がしさに辟易してた時。
思わず その記事を見て胸が痛くなった。

もう、泣きそうになった。ああ また。先ほどまでの 楽しい台所の風景が浮かぶ。なんで、こんなに切なく涙がこぼれるのやろ。あの台所の笑顔も平和であってこそ。
そして、愛知には大切なひともいた。そんなこともあるけど ああ なんでこんなに切ないんやろ。

当地に近い場所だ。
日々の暮らしを紡いでいくことと進んでいく政治と。
胸がずきんと痛い。泣いてしまいそうに。

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