高齢者を老人扱いするな

こんにちは❗
今日のテーマは
「高齢者を老人扱いするな」
と言うテーマで話したいと思います

では参ります✨

子どもとかセラピー犬の本当の力

よくある例で
高齢者が子どもと関わったら
若いパワーを貰って元気になった

みたいな話は
わりと皆さんご存じかと思います

セラピー犬がやって来て
歩けなかった高齢者が次第に歩けるようになった
とか…

以前は
「子どもや動物には何か不思議な力があって、その力が何某かに働くんだろうなぁ」
と思っていたんです

きっと皆さんも
その様に考えているのでは無いかと思います

しかし
介護をしているなかで私が考え始めたことは
「子どもや動物に何か特別な力があるのではなく
人間は自分より弱いもの(確実に勝てる相手)を目の前にすると自分がしっかりしなきゃ!」
と元気になり始めるということ

つまり
子どもやセラピー犬が
何か特別な力を持っているわけでなく
そもそも人間は
自分が完全にマウントを取れるような人の前では
強くあろうとするのです

保護の対象になった人は弱る

では
保護の対象になった人はどうなるか?
それは
確実に弱っていく
と言うことが言えると思います

子どもや犬は弱ってないじゃないか!
と思うかもしれません
そもそも犬は
人ではないのでこの法則が当てはまりません
と言うか
犬は今回の議論の対象ではありません

で、子どもですね

子どもは生まれたときから
保護の対象です

子どもの立場としては
保護の対象から
だんだん外れていく
というのがセオリーです

なので
強くなっていく
って言う筋書きです

ですが
高齢者の場合は
自分でも弱くなっていっていることを
感じているなかで

“あれができなくなったからヘルパー呼んで”
“1人で暮らせなくなったから施設に入って”
とかとか

高齢者(いままで強かった人)を
保護下に置いてしまい
その辺で本格的に弱っていくのかなぁと思います

そこで
自分より絶対的な弱者(子どもや犬)を
目の前にすると

自分が絶対的な強者になれるので
しっかりし始めるのだと思います

高齢者を保護下に置くな

今日一番伝えたいことが
この事で

今の日本の最大の問題点が
“高齢者を保護下に置いている”
と言うことだと思います

保護下に置かれた高齢者は
やることを奪われ弱っていき
介護度がうなぎ登りに上がっていく
と言う現象が
日本のそこかしこで起こっていると思います

私のビジョン

私が今ぼんやり考えていることは
高齢者と子どもを上手く繋げられる
地域のイベントみたいなことを
高齢者主体で動かせれば

高齢者の活力
引いては地域の活力に繋がっていくのかなぁ
と思っております

高齢者の社会参加
それが実現できたら
本当の意味での自律支援なのかなぁと考えてます


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?