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スマトラオオヒラタ 飼育記録 #2 割り出し~

この記事の続き。


スマトラオオヒラタ 飼育記録#2



5/14 メス取り出し

4月の終わり頃からメスが地表を徘徊、なおかつゼリーをかなり食べていたのを確認。
もうこれ(このケース内では)産む気が無いなと判断して5/14にメスをセットから取り出し。

ケースの外側からタマゴが2個確認できていましたが、どちらも数日前に孵化を確認。
メスはまだまだ元気なので、全然産んで無さそうなら再度セットを組みます。

5/20 割り出し

ちょっと気が早いような感じもしましたが、割り出し決行。

テープ巻いてるのは卵のカップっていう目印。いや雑ゥ。

結果は幼虫8頭卵4個

結構育ってる幼虫が側面に見えたので割ってみたのですが、やはり早すぎましたね。初令初令アンド初令。
産み始めるタイミングにもよりますが、スマトラの産卵セットなら2か月以上は待つべきでした。2か月半ぐらいがちょうどいいかも。

割り出しを焦らせた犯人。この子だけやたら育ってました。

材は齧った痕が結構見られましたが、固すぎたので表面だけ確認して埋め戻し。材を割るの面倒だから今度からはマットだけにします。あと中プラケ買え。

卵含め全部で12頭(+埋め戻した材にいれば)と少々心許ない数字ではありますが、個人的にはこれでOKです。

と思いましたが、メスが相も変わらず徘徊&食欲旺盛なので、余った産卵1番をミニプラケに詰めて投入(5/22)。産めるもんなら産んでみろの精神。
なお数日後に卵確認できた模様。スマトラ、お前の勝ちだよ。

産卵に入るとクワガタのメスって餌は全然食べなくなるイメージでしたけど、この子は食いながらダラダラ産むタイプっぽいですね。


ひとまず、この世代は用品の手配やボトル交換のタイミングといった「流れ」を掴めたらそれでいいかなと思っています。その上で大きく育ってくれたら嬉しいよね。

今回割り出した子達はある程度成長を待ってから菌糸瓶に入れたいので、ひとまず6月の半ばぐらいまでは産卵1番を入れたプリンカップで様子見。冷やし虫家23℃設定で管理。


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あと一頭落ちそうな子がいるので、記録用に記載。

孵化当日かな?って色ですが、幼虫の状態で割り出してからこのまま。全体的に透明ですし、恐らくマット食えてません。
写真の子より後から孵化した幼虫でも、既にマットを食ってお尻の辺りに色が付いている子もいます。
しかも、跡が示す通りこの状態でかなり動き回っているという。空気穴は開けているので窒息の心配もないはず。
過去にもクワガタは飼ってましたけど、これは初めてかも。

割り出していたら孵化したばかりの幼虫もいた(というか実際この子がそう)ので、そのショックで拒食を引き起こした可能性が無いとも言えない気がします。

こういうのを見ると、割り出しを待つべきだったと改めて痛感しますね。
もちろん先天的な物という可能性もあるので、その場合だったら待ってる間にセット内で落ちてるだけだとは思うんですけど…。

近いうちに落ちるとは思いますが、今後のためにも記録しておきます。何かの役に立てられるかもしれないので。

オオヒラタは割り出しを2か月以上は待つべき


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