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カナリクラトゥスホソアカクワガタ 飼育記#4

前回。


5/25 低温管理組 掘り出し

こちらの動画にて掘り出し…ではなく掘り出した「あと」に羽化個体の紹介をしています。死んでると思ってボトル片付けようとしたら出てきたので

同じラインで先に羽化しているメスは他にもいるのですが、別に変わったところは無いので代表個体のみ紹介。

♂42.6mm
23年10/22 ヒラタノコ一番 220cc
24年1/2 モンスターpro(DDA) 800cc
5/25 自力ハッチ確認
♂46.3mm
23年10/22 ヒラタノコ一番 220cc
24年1/2 モンスターpro(DDA) 800cc
5/25 掘り出し
♀20.1mm
23年10/22 ヒラタノコ一番 220cc
24年1/2 モンスターpro(DDA) 800cc
5/25 自力ハッチ確認

最高が46mm(室温管理だと最高38mm)
なお飼育レコードはボルネオ産で56mmなのでまだまだ遠い…

温度を下げた方が良いのは一目瞭然ですね。生存率も変わってきますし。
18℃くらいまで下げても生育がちょっと遅くなる程度(1か月分くらい)なので、時期的に部屋が暑くなりそうなら初令から冷やした方が安全です。

ただ、メスに関しては20~21mmで変わりなし。既に限界近くのサイズってことなんでしょうかね?マット交換しようにもすぐ蛹化するし逆に難しいかもしれん…

反省点としては加水が足らなかった点。今にして思えばマットの詰めも甘かったので、それらが合わさって乾燥も早かったような気がします。暴れの抑制もできなかったのでこの辺は最悪でしたね。
管理温度は全体を通して16~20℃で良いと思います。蛹化の前後はちょっと上げた方がいいかも。

どういうマットが合うかはまだ試行錯誤中。
今回は2本目で生オガ主体のマットを使用しましたが、食い渋った感じはありませんでした。

カナリクラトゥス、良い虫ですね。
記憶が正しければ昔は安い虫だったはずなんですが、このところ高騰してるイメージです。相場落ち着いたら他の産地もやってみたい。

飼育は簡単な虫なイメージでしたが、上記の高温に弱い点に加えて多産しなかった事もあって「ちょっと難しいかも?」ぐらいにはなりました。
丈夫かつ簡単なメタリが多分特殊なだけで、ホソアカって本来はこんなもんなんだと思います。このカナリも一応ボルネオキクロですし。

改善点は多いですが、裏を返せば「まだまだ伸ばせる」という事。
このサイクルを糧に次世代では50mm台を作出したいですね。

推測ですが、アラガール上手い人がやればすぐレコード出せるんじゃないかと思っています(適当)


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