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カナリクラトゥスホソアカクワガタ 飼育記#3

前回。


カナリクラトゥスホソアカクワガタ 飼育記#3

1/1 室温管理♂マット交換

室温組から大きそうな幼虫が見えたのでマット交換。

とりあえず2頭だけ。オスと判別したけど3gの方は自信無し。
カナリの体重の感覚は分かりませんが、他のキクロを参考に考えると5gでも普通に小さいと思います。

次は800ccのボトルへ。マットはモンスターマットpro。引き続き室温(暖房有り)にて管理。
5gの方は程よく黄色いので、すぐに蛹室を作り始める可能性も。

室温管理組はまだ8頭残っていますが、メスは既に前蛹になっている個体がおり、他は姿が見えないので放置。完全に交換タイミングを逸しました。


1/3 低温管理♂マット交換

室温管理組とは違い、こちらはまだ間に合いそうなので全部掘り出しました。

♂幼虫(面倒なので計測無し)
♀幼虫
まだ2令?

カップをひっくり返して♂の幼虫を選別。♀は元のカップに埋め戻し。
やはり20℃↑の室温管理に比べると明らかに成長が緩やか。見た目的にもまだまだ伸びそう。加えてまだ2令っぽいのが1頭出てきました。ただの小さいメスかもしれない

こちらも800ccにモンスターマットpro。2令っぽかったのも♂判定でボトルへ。

ボトルに詰めた幼虫たちは16~18℃ほどで管理。
この時期限定ですが、程よい寒さで安定するスペースがあったのでそこを利用。

春先にはいい具合に体重も乗っていると思うので、温度が上がるのに併せて蛹化してくれるのがベストですがどうでしょう…


1月~2月下旬 室温管理組 羽化

♂38.7mm
23年 10/22ヒラタノコ一番 220カップ
24年 1/1モンスターマットpro 800cc 5g
2/19 羽化

大きくは無いですが一応親超え。このライン唯一のオス。
ちなみにオスはもう一頭いたのですが、前蛹時に容器を落としてしまい、蛹化不全を起こして★。すまぬ…

♀ 省略
23年 10/22ヒラタノコ一番 220カップ
羽化 1月下旬~

メスとりあえず省略。全頭20mm前後で大差無いです。
強いて言えば身体が気持ち太めだったりがあるかな?という程度。
あと体色に赤みが出てる個体もいましたが、自分の撮影環境だとあんま伝わらないのが残念。
ちなみにメスは1月下旬にはもう羽化し始めていました。約3か月なので超早いです。

なお、室温管理組は初令の段階で半分溶けてました。
10月とはいえ、自分の部屋だと30℃近くまで上がったりするのでそれが原因だったと思います。やっぱホソアカですし、高温になるぐらいなら冷やした方が安全。

無事羽化できたのが10頭中4頭。
辛うじてオスを一頭確保できましたが結構ギリギリでした。

オスのサイズは小さいですが、血の入れ替えができるか微妙な産地なのでこのラインも残しておきたいところ。


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