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スマトラオオヒラタ 飼育記録 #5 菌床との相性?

前回。

スマトラオオヒラタ 飼育記録#5


11/5 一部をマットへ移行

菌糸ボトル投入から早い子で4か月程経過しましたが、ここに来て違和感。

左7月末割り出しマット、右5月割り出し菌床

7月末割り出しで順調に成長を続けているマット組に対して、5月割り出しの菌床組。少し見え辛いですが、菌床側の成長スピードが明らかに遅いよなと…

これについてXに画像ごとポストしたところ、相互フォローの方から「菌床に適応できていないかもしれない」と経験談を交えながら教えていただきました(〇〇さん、この場を以てお礼申し上げます)。

今回のスマトラ達には「F-ZERO」という菌床を使用したわけですが、どうも分解が難しい菌床のようです。大型作出の実績が豊富な反面、幼虫によってはあまり食べられなかったりするとか。
逆に言えばこれをモリモリ食える血筋だからデカくなれるんだろうなって…

そして菌床を食えていない場合ですが、食べやすいマットに移すと良いとのことでした。
ボトルの様子を確認し、食痕の見た目が取り分け良くなかった(食べたというより掘り返した跡ばかりだった)4頭をマットへ移行。

オスは引き続き1500cc、メスは800ccへ。マットはとりあえず手元にあったヒラタノコ一番。
何を以て「食べやすいマット」とするかは正直よく分かっていませんが、ポイントは添加剤(きつすぎない)とオガの鮮度(新鮮すぎない)だと自分は認識しています。
まあ無添加発酵のヒラタノコ一番なら多分大丈夫かなと…

そして4頭の内訳ですが、判別が間違っていなければ1♂3♀。オスは1g、メスは2~3g。
もう一度書きますが5月割り出し。時期を考えると明らかに小さい…

死んだと思っていたボトルから出てきたオスの幼虫。周囲の菌床は見ての通りほぼ手つかず。

ちなみにオスに関しては3か月以上経過して全く食痕が出ていなかったので、死んだものと思ってボトルを片付けようとしたら中から出てきました🙄

菌糸ボトルに入っている幼虫はまだ他にいますが、食痕の状態を見ていると「菌床が劣化してきたことで食べられるようになり始めている」気がしなくもないので、このまま様子を見ることに。
フォロワーさんの話を聞く限り「このままだとすぐに100%落ちる!」ってほど極端な状態ではなさそうなので、データ収集も兼ねて経過観察を続けてみます。何か有用な情報になれば。

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