日々是メモ 「ガマ(蒲)に心奪われる」

6月28日月曜日の気づき

・植物 『ガマ』
これまた、我が人生30年を経て初めて存在を認識した際にくぎ付けになった植物である。未使用田んぼの跡、雑草生い茂る中ですっと長く力強く伸びる茎の先に、秋田名物きりたんぽにとても良く似た茶色い穂?実?蕾?がついていた。驚愕した。

ガマ(蒲)
・ガマ科ガマ属の多年草の抽水植物
・別名ミズクサ・カマ・キツネノロウソクなど
・円柱状の穂(きりたんぽみたいなもの)は蒲の穂と呼ばれる
・花粉は穂黄と呼ばれ、薬用になる
・蒲には「水辺に生える草」という意味がある
・花言葉は「従順」「包容力がある人」など
・栄養塩類の除去などの水質浄化の役割もある
・昔から若葉は食され、花粉は薬に、葉や茎はむしろや簾の材料として使われてきた
・古事記の印旛の白兎の話にもガマの穂綿が出てくる
・かまぼこの名前の由来はこのガマの穂から
・うなぎの蒲焼きの由来もガマの穂から

こちらのガマの穂をさわってみる動画は「ほわぁあぁ」となるので暇だったら見てみてほしい。

茨城生まれのせいか、ガマといったらカエルしか想像できない自分のに気づい物知らなさよ。古くから人間の生活に寄り添っていた歴史ある草(あくまでただただ、草である。ほんとその辺の水辺にたくさん生えている。よく見すぎて気にしないレベルでいる草)じゃないか。
こんな近くにこんなおもしろい植物がいたなんて。一度はあの穂に触れてみたいのだが、いかんせん川辺や沼とかにいるので全然手が届かないんだよなぁ。まるでショーケースに並んでいる、手に入らない高価なおもちゃみたいである。さわってみたい。死ぬまでに一度はこの手でガマの穂に触ってみたい。

読書 『日本の七十二候を楽しむ―旧暦のある暮らし―』白井明大・有賀一広(東邦出版)を手に入れた
これでいつも気になる二十四節気から七十二候までを気軽に知ることができる。ちなみに6月28日の今頃は、「夏至」で「菖蒲華さく」だそう。
ガマを調べるにあたって最初はあやめか菖蒲だと推測をして検索を開始したので、まさに経験と時候の一致を感じることができた。

・人間 もともと胃腸が弱めな体質なので、胃腸の不調が全身に影響することを身をもって理解している。(腹痛や胃痛、やる気が出ない・だるくてしょうがない等)それ故、まだ30代前半なのだが、食事はよく噛むように意識し、飲酒も本当にたしなむ程度に済ませ、焼肉も明日を心配しながら食べる人間になった。おそらく肝臓が強くないことも要因の一つにあると思う。
そのため、いわゆる内臓が強い人をうらやましいと思うようになった。おいしいものをたくさん食べられる人はエネルギーが満ち満ちている気がする。この胃腸を気遣う生活も、「足るを知る」を実践できているという哲学的な自己承認だけは実感できるが。

・育児 何かわからない宇宙語のようなもにゅもにゅ会話ができるようになった。何を言っているのかさっぱりわからないが、とりあえず相槌を打つようにしていたら、我が子も相槌を打てるようになっていた。ランダムに「うん」「はい!」「へぇ」を使う我が子、小さい営業マンのようでかわいい。

・エンタメ なし

・ニュース フロリダのマンション倒壊のニュース。まだ何百人も行方不明だと聞いて、早くすべての人が見つかってほしいと願った。

・今日のおめでとう やる気が出なかった午前中をぼうにふって、昼過ぎから行動で意識をかえることができたこと!やはり悩む時間があるならとりあえず体を動かして行動したほうがいろいろ良い。

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