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応援の循環が生まれる幸せな営業マインドとは

営業は好きですかと聞かれたら、あなたはどのように答えますか?

実は、営業は必要だと思うんだけど、嫌いとか苦手っていう人が、圧倒的に多いんです。

なぜ、こうなってしまうのかと言えば、営業に対する捉え方や定義が違うからだと感じています。

営業とは何か

多くの人に営業とは何だと思いますか、と聞くと「商品を売り込むことです」とか「商品の良さを PR することです」答えます。

しかし、わたくしの定義は

「出会う人のお困りごとを解決して喜んでもらうこと。その結果、自分のファンを増やしていく活動」

営業というのは、すればするほど相手に喜んで頂き、自分も幸せになっていく活動だと思っています。

営業の世界にはいるきっかけ

しかし、最初からこの考え方ができたわけではありません。

営業の世界に入ったきっかけというのは、保険セールスでした。保険代理店の社長から「あなたは営業できるはずだから、是非私に育てさせて欲しい!」と4回に渡りお誘いいただきました。

それまでは、電気屋として起業して職人をしていました。仕事も大手家電メーカーから下請けとして流れてくる案件を扱っていたので、営業という営業をした経験がありませんでした。さらに、自分は職人肌だと思い込んでいたので、

・人より物と向き合う方が好きなので
・保険の営業すると友達をなくすので

みたいなことを言ってお断りしていましたが、心が動き、営業の世界に入りました。

実際にやってみると、ビギナーズラックもあるとは思いますが、月に20件保険の契約を取れたりとか、営業マンとして人と話をすることが自分に向いているということがわかったんです。

情熱系営業マンの落とし穴

しかしながら、ここで情熱営業マンの落とし穴にはまります。

自分が商品に惚れ込んで、お客様に勧めるということをやってしまいました。実は本当に成功している営業マンは、商品にほれ込むのではなく、お客様に惚れ込むと言われています。

商品が好きだから売るというマインドでは、ムリムダムラが生じてしまいます。

幸いにも、正しい営業の捉え方とやり方を、ちゃんと教えていただく機会があり、お困りごとを解決して人に喜んでいただくという考え方に基づいて活動を続けた結果、「営業力」があると言われるようになりました。


営業において大切にしている3つのこと

3つ大事にしてることがあります。

1. お客様はその商品やサービスで幸せになるのか
2. お客様にとって本当にお役に立つのか
3. お金は「ありがとう」の見える化である

1. お客様の幸せ

お客様が欲しいと言っているものを売らず、お客様にとって必要なものを何が何でも売って差し上げる。これは、わたくしの師匠の言葉です。

欲しいって言うから、言われたものを売る。合理的に思えるかもしれませんが、それだけではお客様が幸せになることにつながらないんですよね。だからといって、こちらが良いと思うものを押し付けと押し売りになってしまいます。そこらへんのバランスが大事だと感じています。

2. お役に立つ

営業の動機は「この人のお役に立ちたい」というものです。
だから、しっかりお困りごとを聞いて、お役に立つのであれば自分の扱っている商品でなくても紹介するし、すぐにチカラになれそうな人も惜しみなく紹介していきます。

その結果、何かあったときは、一番に頭に名前が浮かぶ人になっていきます。

3. お金は「ありがとう」の見える化

以前は、お金をいただくことにブロックを感じていました。高い金額をもらうことへの罪悪感であったり、安くしないと買ってもらえないと感じていたりしていました。

しかし、しっかりと価値を提供して、役に立ったと感じたら、喜んでお金を支払っていただけることに気づきました。

価格の絶対的な高い安いではなく、提供したことに対して感じる高い安いのほうが大事だからです。

しっかりと喜んでいただくことができれば、高くても「ありがとう」と支払っていただくことができる。そして、自分も価値あると感じた人に「ありがとう」の気持ちを込めて気持ちよく支払っていけば「応援の循環」が生まれます。

全国わくわく商店街立ち上げの想い

今、オンラインコミュニティとしての「全国わくわく商店街」を立ち上げています。

主な対象は、起業1年~3年目のビジネスパーソンです。お困りごとをお聞きしていると、営業は苦手だと思ってる方が多いです。新型コロナ禍にあって、対面営業のときは仕事がとれていたけれど、オンライン営業になったとたん成果が出にくくなってしまった人もいます。

コミュニティの中でも「幸せな営業マインド」「応援の循環」を拡げることによって、皆が本当に世の中に役に立ちお困りごとを解決できるようにサポートをしていきたいと思っています。



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