見出し画像

10年来の人間関係に亀裂がはいった理由とは

強く幸せな絆ができるには?

苦しい時や辛い時を共に乗り越え 共に泣いた
そんな仲間って強い絆ができるといいますよね

はたまた、うれしいことがあったときに自分の
ことのように喜んでくれる人に対しては、
絆を感じるのではないでしょうか。

では共に泣くのと、共に喜ぶのでは、どちらが強い絆になるのかご存じでしょうか?

実は、喜んでいる人と共に喜ぶことなんです。

心から共に喜ぶって実は難しい

例え、家族だったとしても、人が喜んでいることや
うれしいことがあったときに、心から共に喜ぶという
のは難しいときがあるものです。

なぜなら、人の心の中には嫉妬深いところがあって、
自分より他人のほうが幸福であることを許せないと
感じてしまう部分が根強くあるから。


だからこそ、自分がうれしいとき、喜んでいるときに
心から喜んでもらえると、心の距離は一気に縮まり、
絆が生まれるし、

共に喜んでもらえてないと感じると、一気に心の距離が
開いて、人間関係にひびが入ることもあります。

何気ない一言で10年来の関係に亀裂

とあるベンチャー企業で立ち上げのときから2人でタッグを
組んでやってきた、そんな社長とナンバー2がいました。

苦しいとき、辛い時も2人で涙を流しながら耐え、励まし、
やってきました。

しかし、10年経って事業が順調に伸びて絶頂に向かっていた
ときに、ナンバー2は突然、会社を辞めてしまいます。

理由は、社長の一言でした。


「〇〇の案件、やりました!相手からのいい返事がきたので
 順調に進めることができそうです。」

という報告に対して、社長の返した一言は、

「俺は今、超絶に忙しいんだ!そんなことくらいで、俺の手を
 止めさせるな。」

 

もちろん、収益が絶頂に伸びていた時期で、本当に手を放す暇が
ないほど忙しかったのは確かです。

しかし、「そうなのか、やったな!うれしいよ!!」と共に喜ぶ
ことができていれば、大きく違ったのではと思います。

 

 

ぼくも、同じような経験をしたことがあります。

信頼しているビジネスメンターがいました。
自分が『人はなぜコミュニティをつくるのか』を商業出版したとき
には、出版記念講演会で、ミニ講演をしてもらったりして、成功を
喜んでくれていると信じていました。

しかし、そのメンターが出版記念イベントをするときに、日程が
決まった時点で別の講演会の主催メンバーに入っていたため、参加
することができなかったのです。

もちろん、当日参加以外のことは、告知宣伝など、チカラの限り
応援活動をしたのですが・・・


その後、とある懇親会で人に囲まれて本にサインを書いている姿を
見かけたときに、

「こんな本を出したくらいで調子に乗ってんじゃねーよ!!」

大勢の前で罵倒し、こきおろされました。


彼に対する信頼や応援する気持ちなどが一気に冷めてしまったのを
思い出します。


実は、ベンチャー企業を立ち上げた2人の話は、このメンターが講座で
話していたものなんですが、人が喜んでいることを、本当に自分のこと
のように喜ぶのを自ら実践するのは難しいのだとわかりますね。

何を喜び何を辛いと感じるか

共に喜び共に泣くって、相手が何を喜び、何を辛いと感じるかを知ることも大事だと思っています。

自分にとっては“たいしたことではない”と感じることに、大きな喜びを感じているかもしれないし、ものすごく辛いと感じているかもしれないから。

知るにはお互いのコミュニケーションを深めておくことって大事ですよね。

おススメしているのは、フリカツという活動です。

感情の揺れ動いたことを書き出して、起きた事実、感じたこと、なぜそのような感情がでてきたのか、そこにはどんな前提や思い込みがあったのかなどを問いかけながら掘りつつ振り返りをする活動です。

職場やパートナーで実践することで、お互いであったり、何より、自分に対する理解を深めることができますね。

フリカツについては、こちらもチェックしてみてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?