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残念ながら“みんな”を応援することはできない

あなたは誰を応援しますか

僕は全人類を愛しています!
出会う人のことは全員好きです!

世界平和の観点で考えると
博愛 と呼ばれるのは悪くはないのですが

恋愛という観点で考えたとき
いかがでしょうか


世の中の女性全てを愛しています
という人から

「あなたも好きです」

と言われて お付き合いする気持ちに
なるでしょうか

むしろ 誠意が感じられない とか
愛という言葉を軽々しく使う人だな
と思うかもしれません

応援の乱用に気をつけよう

応援してる というのは非常に耳障りの良い
言葉で 使い勝手がいいものです

応援してると言われて 悪い気がする人は
あまりいないかもしれません

しかし 本当の意味での「応援マインド」が
ある人は 誰を応援するのか決めています

むしろ 応援しない人を決めている
というほうが正確な表現かもしれません


なぜ“みんな”を応援できないのか

1. 限られた力を有効に使う
自分の持っている体力やお金やエネルギーは
限りあるものです。
なので、手当たり次第ではなく集中させた
ほうが本当に応援したい人へのチカラと
なります。

選択と集中 の法則です。

2. 「みんな」という言葉は信用されない
「みんな」って誰のことでしょうか?(笑)
自分の応援する人を明確にするということは
誰かを応援しないことも明確にすることです。

誰からも嫌われたくないという気持ちが強いと
八方美人的な「応援します」が出てしまいます。

「みんな」という曖昧な言葉を使う人は結局
自分のことしか「応援」してないのかもしれません。

3. 利害が対立することがある
当然のことながら世の中には相対する立場の
人たちがいます。中には中立の立場をとれる
こともありますが、大抵の場合は、どちらか
の立場につくことを求められます。

利害が対立する双方を応援しているというのは
状況によって立場をコロコロ変えて
自分にとって有利なところだけもっていこうと
する「信用できない人」と思われても仕方が
ないかもしれません。

全てはたった1人の応援から始まる

まずは1人でいいんです。
心から応援したいと思う人を決めましょう!

これは、例えばイベントの告知文などを書く
時にも影響します。

「みんな」に役立つ話だから では
心に響かないものです。

なぜなら 「自分に」言われている気がしないからです。

例えば こんな案内文であればどうでしょう

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言わんとすることはわかるのですが
どことなく全体的な話というか

なぜ自分に勧められているのか
響いてこないかもしれません。

あなたのこんな悩みが この話を聞くことで
こう変わるかもしれない。
だから聞いて欲しいんだ!

そう言われたらどうでしょうか。

たった1人のために

先日「売れるペライチ道場」に参加していただいた受講生の方が
こんな興味深い記事を書いてくださいました。

目的とか“誰のために”というのは、常に意識していないと
ついつい手をひろげてしまいがちなのが 人間というもの
なのかもしれません。

よい気づきのシェアありがとうございます。


仕事も、イベントのお誘いも
誰に伝えたいのか、届けたいのか
明確にしていきましょう。

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