社内で新事業をやりまくり始める理由。
これからアボカドオイルの新事業が始まり、日本人のプロジェクトマネジャーが中心となって事業をやっていく。
こういうことをどんどんやろうと思い始めたのも、いろいろ理由があって、一つは自分も含め、社内の人が成長しているというのがある。だから、実現可能性のあるアイデアを最速で実行に移すリソースをちょっとは持ってたり、新しい人材育成にコミットできる時間ができたってのがある。
もう一つは、アフリカ(と一まとめにするのもちょっと違うけど)の特性として、ビジネスが他の大陸より圧倒的に難しく、可能性あれば全部やる、単体のインパクトは極小だったとしても100個やる、の方がベスト戦略だからってのがある。
アフリカは他の大陸より難しいと言うのは、「雨が降っても自分のせい」という、尊敬すべき経営者の方々のお言葉に反した言い訳だと思ってきたんだけど、そうじゃなくて、本当に難しいという現実認めよう、それでどうするか、ってことを考えようと思い始めたから。
で!なんで、
アルファジリの内部で社内起業を推進してるかというと。
ただ一言。
ここでやってくの難易度半端ないから、
ゼロからやったら相当難しいから、
それがソーシャルビジネスや、イノベーティブなソリューション、、、
とかだったら、その難易度がさらに10倍増くらいになるから、
コストやノウハウ社内でシェアしちゃった方がいいからです。
1番の難しさは、ケニアで言うと「金回りが破壊的に悪い」です。
売掛金を合意通りに支払わないです。
詐欺にも踏み倒しにもたっくさん遭いました。
なのでアフリカ外の外貨を稼ぐビジネスが必要と思いますが、
輸出をしたければ設備投資や原料の安定調達が必要。
その不安定さも半端ない。
なので、小さなビジネスで助走して、
順序よく最速で大きく、なんてまるで簡単ではありません。
ケニア国内では、民間企業への補助金なんてないしね。
ビジネス経験のない人が突っ込んで行ったら、即死の可能性98%です。
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