支配者スイッチ 「真の健康食品」
こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。
今回も支配者スイッチですが、ちょっと毛色を変えてお送りします。
健康って、気になるのはきっと一般人だけじゃないですよね。
そう、きっとあの人も気になっているはず。
では、ポチっといってみましょう。
「ヨシヒコ、ヨシヒコはおるか!?」
「はっ、こちらに。」
「ヨシヒコや、いつもいつも民を不健康にする術を教えて貰うとるが、逆に健康にする術も知っておるのであろう?」
「それは勿論知っておりますが。」
「今日はそれを余に教えてくれい。」
「構いませんが、覚悟はお有りでしょうな?」
「覚悟とは何ぞや?」
「閣下の今の生活と、全く違う生活を強いられるようになりますぞ?」
「…まずは話を聞こうか。」
「御意。まず、閣下は現在一日三食を食べておられますが、基本一食、多くても二食までにして頂きます。」
「むむ。」
「その上で肉は食してはなりませぬ。」
「なんと!」
「基本は植物食。ただし精白米はいけませぬ。発芽玄米を主食とし、野菜を中心とした食生活にしていただきます。」
「む…むむ。鯛は、鯛は食えぬのか?」
「魚はほんの少しなら構いませぬ。しかし鯛のような大型魚は不可でする。丸ごと食せる小魚のみ、少量なら良しとします。」
「…ちょっと良いか?ヨシヒコよ。」
「なんで御座いましょうかな。」
「今までの余の暮らしと全く違う食生活のようであるが、今まで何故かような食生活を送らせておったのじゃ?」
「当然の疑問に御座いますな。」
「早よう答えよ!答え次第では…分かっておろうな!?」
「ではお聞きしますが閣下、今の内容を提案したとして受け入れられまするか?」
「む…。いや、それは…。」
「受け入れられぬでしょう?」
「恐らく突っぱねるであろうな。」
「故に、この他のところでしっかり管理する事を前提に、食生活はある程度寛容にしておりました。」
「うむう、そうであったか…。では、続きを頼む。」
「基本は発芽玄米。これも発酵していればなおよろしい。あとは糠漬け、味噌汁、醤油など、しっかり発酵食品と、良き海の塩を取りなされ。」
「発酵食品ばかりであるな。」
「健康の要は胆に御座る。胆の養生には塩と発酵食品が一番ですぞ。逆に肉は胆の負担になりまする。」
「多少なら…、良いのであろう?」
「健康は日々の積み重ね。日々から精進しておれば多少の無理は利きまする。逆に普段から不摂生であれば、多少改めたところですぐには効果は有りませぬ。」
「…耳が痛いな。」
「閣下はありのままで宜しい。羽目を外し過ぎないようこちらで管理しております故。」
「あいわかった。我が儘を申してすまなかった。」
「ということは、今後は食を改められるのですかな?」
「いや、健康になる術を無理に聞こうとしたことをだな…。」
「ふっ、狼狽えなくとも分かっておりますとも。」
「そち、本当に人が悪いよのう。」
「至上の褒め言葉で御座いますな。」
植物性食品と発酵食品押し。
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