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幸せと関係が深いフロー状態とは?

フローとは、チクセントミハイ博士が提示したもので、何かに没頭集中している状態のことです。

この没頭している感覚と、それによってもたらす結果によって幸福度が高まると言われています。

フローの詳しい特徴は以下の通りです。

1、時間が歪む
集中している為、時間が早く感じる感覚です。
みなさんも、何かについて語り合っていたり集中して何かに取り組んでいて「もうこんな時間だ!」となった経験があるのではないでしょうか?

2、自意識が無くなる
自分が他人にどう見られているか、自分の見た目などを気にする気持ちが無くなります。
自分のやるべき事が明確でない人の方が自意識が高くなるという研究もあります。

3、活動自体が目的になる
「したいからやっている」状態で、完全に集中しているため他の情報に惑わされない。

4、ゴールが明確で進歩がすぐ分かる
自分が何をすべきか、どの程度できているかが分かる

大きく分けるとこのような特徴があります。
そして、自分のスキルと挑戦がちょうど良い時にフローが起きやすい(フローチャンネル)と言われています。

例えば、自分のスキルが高いのに挑戦(やる事)が簡単だと、作業のように飽きてしまったり、逆に自分のスキルよりもはるかに難しい事だと困難や辛い気持ちが大きくなりフローが起こりずらくなります。

何かに挑戦する時、辛い気持ち、またつまらない気持ちがあった場合は、自分のスキルに対して、簡単すぎないか?難しすぎないか?という事を考えてみると、自分にちょうど良い挑戦が見つかるかもしれません。

また、ジャンクフローといって、簡単に手に入るフローには要注意です。
例えば、TV、ゲーム、パチンコ、愚痴を話すなど。
夢中になる部分ではフローの条件と当てはまる部分はあるものの、これらは自分の能力を試す事や、成長、達成感などが得られない為、幸福には繋がりづらいのです。

これらが悪いわけではなく、楽しむことも必要ですが、
簡単に手に入るフローである為ついこれらに夢中になってしまいがちで、長期的に見るともっと価値のある本物のフローに目を向ける機会を損なってしまうかもしれません。

フロー状態は自分を夢中にして、満足感や達成感、また充実感を与えてくれる幸福にとても関係の深いものです。

ぜひ、自分がフローになれるものを探して、本物の幸福度をあげてみて下さい♬

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