【子育て】我が家のスマホ事情_子どもに持たせてみてわかったこと(メリット/デメリット/おすすめチャンネル)
今回は現段階における我が家の「子どもにスマホを渡したら」というテーマで書いてみます
※家庭によって賛否両論分かれるこのテーマなので、あくまで個人、我が家としての現段階の見解となりますのでご了承ください
■我が家のスマホ事情(前提)
まず、前段として我が家の息子2人(現在4歳と2歳)にスマホをしっかり渡したのは約1年前くらいになります
最初は長男に機種変前の過去のiPhoneを自宅Wi-FiにつないであげてYouTube中心に最低限のアプリだけを残した形で渡しています
続いて次男ですが、まだ1歳の頃はそんなにスマホに執着していなかったこともあり、お兄ちゃんが見ている時に横で覗いている感じでしたが、徐々にお話の中身が理解できるようになってきたり、自分のものが欲しい気持ちが芽生えてきたこともあり、2歳すぎてからもう一つの過去利用のiPhoneを別途セットアップして渡しました
ただ、2人とも好きな時にコンテンツが見れる訳ではなく、自宅にいるときは以下の2点のみ手渡して見ることができるようなルールになっています
〈自宅での活用シーン〉
・夜ご飯、お風呂などが終わって寝る前の一時
・料理など大人が集中して終わらせなければならない家事が発生した時
って感じです
当初は歯磨きを嫌がる際の対策として親のスマホを見せていましたが、それがキッカケとなって子どもたちがYouTubeにハマってしまったので段々と試聴時間が増えていってしまったって感じです
ちなみに自宅にいる際の他の時間も含めてですが、テレビ自体にChromecastを繋いであるので、キャスト機能でコンテンツ自体をテレビに映す方法もよく取ります
それでも、実際にスマホ端末を渡してあるのは、彼ら自身でコンテンツを選びたがるようになり、いちいちテレビに映る内容にクレームが入るようになった理由もあったような気がします
家事に集中できないシーンが増え、次第に端末を渡したといった感じです
ちなみに寝る前に見せると寝れなくなるとかリスクはあるので注意はしてますが、現時点ではこのせいで眠れなくなるとかは無い状態…
あまり良くないとは思っていつつ、助けられているって感じです
〈外出時の活用シーン〉
・飛行機、車などの移動時間
・レストラン、病院などの待ち時間
こんな際での活用が基本です
主にWi-Fi環境でしか使えない端末のため、親のスマホのテザリング機能やフリーWi-Fi環境を使って利用します
ただ、毎回外出時に持って行くかといえばそうではなく、旅行や家に帰る時間がだいぶ遅くなるとわかっている時に持っていくといった感じです
なかなか長い時間ジッとしててもらうには、本やおもちゃだけでは通用しなくなってきたのが正直なところ
それだけYouTubeやゲームなどのコンテンツ力が高すぎて、なかなか代替手段が見つけづらくなってしまっているのが悩ましいところです…
とはいえ、食事の際は見るのをやめてもらってたり、あまり長時間ぶっ続けでの視聴も避けてます
移動中も、最初は景色やお話を楽しんでくれるのでダレれてきた時に登場するって形です
たくさん工夫している人からすると小さいルールかもしれませんが、我が家としては渡して長時間放置するみたいなことはなるべく避けてきたといった感じです
■スマホ提供時の工夫
何個かあるので下記に書いてみます
・SIMは入れない
∟いつでもどこでも通信が繋がっている必要もないので
・写真はiCloudの設定を切っておく
∟やらないと自分のクラウドに無駄写真が溜まります…
・スマホ自体にはパスワードロック設定
∟子どもが自分で開けないようになっています
・Googleアカウントは独自設定
∟親のアカウントの活用は履歴やレコメンドを考えるとお互いに不便だったのでやめました
・ベビーチューブなどのコンテンツ制限はしない
∟これは現段階の措置ですが、子どもたちが見たいコンテンツが制限の枠を超えるのでやめました
・ECやSNS系のアプリは削除
∟勝手に購入が発生したり、過去にインストールしていたアプリはホームから大体消しました
・YouTubeはプレミアム版を導入
∟これについては次男のみに導入(広告をスキップする知恵がついたら解除予定)
・サブスクの動画サービスはNetflixとAmazonプライムを導入
∟パウパトロールやトーマスなどを本編で見る場合や、NHKなどYouTubeなどにあまりコンテンツが上がっていない作品を閲覧するときのため
YouTubeプレミアム版の導入はあくまで試験的に始めましたが、広告をスキップできない次男が車や電車の中で都度毎回発狂していたりしたので暫定対処として導入しています
徐々に何を押したらどうなるかがわかってきたので、お兄ちゃんの端末と交換しながら活用させてみて、自発的にスキップできるようになったらプレミアムも解除かな、という見解です
(私自身が、、、プレミアム版から抜け出せなくなってますが…笑)
■今後考えようと思っていること
子どもの成長と端末の扱い方に合わせて、今後以下のことは導入の検討をしようと思っています
目的に沿う機能設定やアプリが存在しているかどうかも含めて、これから調べていこうと思ってます
長男が小学生に上がったりするとより一層良し悪し別にして知識や欲が高まると思いますし…
見てほしくない情報や、勉強の時間との割り切りなどを機能的にコントロールできるといいなと思っているのが最大の理由です
<改善必須な検討課題>
❶ウェブやYouTubeなどを経由して勝手にモノを買ったり投稿できないような制限
❷アプリや動画を勝手にダウンロードできないような設定
❸長時間コンテンツを利用できないような制限
❹YouTubeの中でも言葉遣いや親としては見せたくないチャンネルの制限
❺YouTube含め、SNS等のいいねボタンやコメント入力、投げ銭機能等の活用制限
■子どもたちがよく見ているチャンネルやコンテンツ
せっかくなので、子どもたちがよく見ているチャンネルやコンテンツも参考までに紹介します
友人や保育園のママ・パパさんたちから他のチャンネルなどもおススメを聞いたことがありますし、実際に子どもたちにも見せたものは他にもたくさんありますが、結構以下のコンテンツに現在は収まっています
(とはいえ、視聴コンテンツは3か月くらいで変動するので、あくまで参考程度に)
長男(4歳)の場合
・HikakinTV
・パウ・パトロール公式
・きかんしゃトーマスチャンネル
・シュンズ TV
・タカラトミー(プラレールやパウパトロールのおもちゃ関連)
・ふみきりんチャンネル
・ポケモン公式YouTubeチャンネル
・駅麺 - えきめん -
・鈴川絢子/Suzukawa Ayako
次男(2歳)の場合
・まりちゃんいずちゃんチャンネル
・BabyBusベビーバス - 子供の歌 - 子どもの動画
・Super JoJo - 童謡と子供の歌
・しまじろうチャンネル(YouTube)
・アニメキッズanimekids
といった感じです
私が作為的に「あいうえお」や「英語」「数字」などの学習コンテンツ系も流してみたりはしますが、流せば興味を持ってみてくれるものの、彼らの中のスタメン入りには程遠い印象です…
■スマホを持たせてよかったこと・反省点
〇 よかったこと
・言葉を覚えるのが早い
∟この言葉どこで覚えた?みたいなケースがスマホを持たせてから多くなりました(普通に生活するよりは語彙力・単語力は上がる気がします)
・スマホの扱い方
∟大人も顔負けのスワイプ力、タップ加減を手に入れています
・集中力
∟スマホに限らず何かに没頭する時の時間が長くなってきた印象を持ってます(もちろん、要因はここだけではないですが…)
・親の活動時間
∟何か集中してやりきらねばならないシーンでは一番の有効策となっています(スマホに頼る気は全然ないのでその他の工夫も含め…)
〇反省点
・スマホを越える楽しみを見つけにくい
∟外に遊びに行く等、限られた方法しかスマホ以外の楽しみを見いだせいない点は素直に課題です
・テレビの力、低下
∟YouTubeやNetFlixのように自分で好きな時に好きなものを見られるメリットを知ってしまうと、テレビ番組のように開始の時間が決まっていて、途中で止めたりできない点や、別のコンテンツに変えられない点の不便さに子どもたちは魅力を失ってしまっています…
・スマホの為に○○してしまう
∟ここで言うことを聞けばスマホが見れる、片付けをすればスマホが見れる、など純粋な目的ではなく嫌なことをインセンティブの為にやり熟す癖がついてしまう点は要課題です
といった感じで、良い面・悪い面もちろんあります
ここで書ききれないほど気になる点や、救われていることもありそうです
■おまけ:敢えて「スマホ無しの時期」を作ってみた結果
最後に、最近我が家で試験的に実施したことについて
約2か月ほど、彼らのスマホを隠してみました
もちろん、隠した理由は本人たちにちゃんと説明をしました
上記のような反省点や、目が悪くなってしまうかもしれない点、
二人の成長の過程でクリアにしておきたい「今できないこと」を達成したときに、きっとスマホ君は戻ってきてくれると思うよ、といった感じで…
割と支離滅裂な説得をしてみました…笑
話してみた結果、
思ったより本人たちも納得してくれて…ちょっとびっくり
こんな背景を経て、毎日の生活からスマホを見るという選択肢が一定期間なくなった結果、どうなったか…
結論的には、4歳と2歳であれば、スマホが一時的になくなっても「なんとかなる」ことがわかりました
一回与えて、そのあと取り上げるのは中々ハードルが高いかなと思ったのですが、別の玩具で遊んでくれたり、本を読んだりと比較的スマホに固執しない彼らを見て少し安心した次第です
お出かけをした時にも、スマホが無くてもお話をたくさんしたり、別の楽しみが発見できるようなお店を親が選んだり、1人1つ好きな玩具を持っていかせせたり、当然親の工夫は必須条件ですが…
ただ、そんな期間を実施できたことによって、
スマホを持たせても一定期間で休憩を入れたりすれば、あまり固執せずに済むかもしれないという多少の安心はGETできました
現在は徐々に子どもたちの手元に戻しつつあるのが最新状態ではありますが、子どもたちとしっかり話をして、スマホとのかかわり方を決めていくことが重要かもな、と今は思っています
これについては親が思っていることを素直に伝えてみるが、ベストです
そして、スマホにこだわらない時期を敢えて一時的に入れていくことも大事だなと考えています
以上です
総じて、デジタルネイティブなこの時代の子どもたちにとって、スマホやタブレットに触れない日々を作ること自体、それもまたデメリットがあると私自身は思っています
これは人それぞれの考えでいいとも思っています
ただ、スマホやゲームの悪影響などは日々気にしながら向き合うこと自体は大切
子どもの成長のキーアイテムとまでは言いませんが、
この時代の子育てには避けては通れない要素かと思うので、試行錯誤して適宜最適解を見つけていくことは続けていこうと思います
年齢、環境に応じて更に考えなければいけない課題や親の関わりは増えると思うので、その点はまた更新して記事にまとめられたらと思っています
了
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?