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ふたりの母、スナックのママ編✌

ママ:「5歳サバ読んで、25 歳ってことにしましょう。」

え‼30代の従業員いないから、ちょうどいいって聞いてたんだけどなぁ…
ママとは、初対面。〈郷に入っては郷に従え〉って言うしなぁ…。

まさかの25歳のていで、働くことになりました🤣

:ふたりの母、美恵子(生み育ての親)編、まだの方、ぜひチェケラください💡

◆なぜスナック&ママとの出会い

サラリーマンだったわたしは、異動先の直属の上司と、どうしても考えが合わず思い詰める日々…。自分のキャラを鑑みて、『そうだ、京都へ行こう』のノリで『そうだ、スナックやろう』と決意(Aqua Timezもビッ🌰)

「Why」スナックについて、詳細は下記🍅(これはトマト)

一度決めると脱兎のごとく◎
スナックやるって決めたけど、お店に行ったこともなければ、働いたこともありません。せいぜい高校生のときに半年間くらい、ファミレスでウェイトレスしたことがある程度のズブの素人www🌀

そこでまず、ゴルフスクールで仲良くなった社長さんへ相談。
「おれの行きつけの信頼できるスナックのママを紹介してやる。」という流れで、ファミレスで初顔合わせ。いつの時代も紹介って大事ですね✨✨

品川生まれ、銚子育ちというパンチラインの効いたママは、綺麗な薄紫色のオーラを纏って、ゆったりと静かに降臨されました🎆✨

圧倒されつつ『将来スナックを経営したいと考えております。全くの未経験のため、まずはお店の仕事内容を学びたく、おそうじ・接客何でもします。働かせていただけますでしょうか。』と千と千尋の神隠しのちひろの「ここで働かせてください!」のごとく、頭を下げてママへお願いしました。

心が琵琶湖より広いママは、二つ返事で「よろしくお願いね。」とOKをくださいました。感謝👏

公立の小中高に通い、地方国立大を出て、サラリーマンになったわたしにとって、スナックという『水』商売の世界は、はじめてのオンパレード😂働きじめた初日からお客様のピーをピーしてピーされたり、驚きの連続❗

今となってはネタが出来たな~、といい思い出です(笑)

◆ママのここがスゴイ!

忘れられないエピソードはいくつもあるのですが、なかでも印象深かったのは【グラスドーン!血まみれ事件】でしょうか😂💥

お店には5個下のチーママがいました(お店をやめた今では仲良しの友だち🧚‍♀️❤)

見た目の美しさはもちろん、優しさ、気遣い、仕事への姿勢、ワードやお洋服のセンスなどなど尊敬しています。そんなチーママは、少しばかりヤンチャなところをお持ちでして…(そこも含めてわたしは大好き😻)

ある夜お店に常連のSさんがご来店。歌がとてもうまい、細身でイケメンな方なのですが、Sさんもまた少しおヤンチャ・お短気なところが…

なぜふたりが言い争いになったかは覚えてないのですが、気づいたらソファーの上にチーママが仁王立ち❗❗怒号が飛び交う中、グラスバリーン、チーママのドレスが血で染るっていう…ドラマデシカミタコトナイヨー状態。

もともと怒鳴りつける人が苦手なのもあり(というか得意な人いないか(笑))、真っ赤な血…ふたりがぶつかり合っていることが悲しくて、涙を流しながらただオロオロ。血を拭き取ったり、グラスを片づけたり、チーママのそばに寄り添うことしかできませんでした。

そんな中、チラッと助けを乞うようにママを見ると、なんとうっすらと微笑んで、通常運転のママがいるではありませんか💨💨💨

当時のわたしはそんなママをみて心の中で「ママ、のんびりしてないで、お力をお貸しください…」って目配せするも完全スルーww

今回noteを書くにあたって、当時のママの心境を質問。『あのときわたしが動けば≪ママが動くほどのこと≫と余計に二人を刺激してしまう。見守りつつもここは、≪いつも通り≫が最適解だと考えた。』とのこと。か、かっけえ🥰💥

◆出会いを通して学んだこと、自分がやっていくこと

ママがスナックを経営していた約40年、お家には薬学部の学生から中国やフィリピンからの出稼ぎの方、家にいられない従業員などなど「部屋余っているから好きにしなさい。」とその琵琶湖魂で、精神面だけでなく、物理的にもママは受け入れてくださいます。

わたしの大好きなママの名言に『人間そんなに悪い人はいない。(ママのまわりには)』があります。生きていると、あからさまな悪意を向けられることもあります。そんなときは『人間そんなに悪い人はいない(きっとわたしのまわりにも)。大事な人に何かがあって、周りに不安をぶつけているのかもしれない。たまたま虫の居所が悪かっただけかもしれない。』と心の中で唱えるor周りに人がいなければ声に出して唱えます。

するとそばにママがいてくれるような安心感があり、また前に進もうと思えます。

出会ってから9年間ただの1度もおごった発言、行動をみたことはなく(酔っ払いモードは数え切れないほど見た(笑))、徹頭徹尾『謙虚』なママ。

働いていた当時、いまより5㎏以上肥えていたわたしに「もう少し体重減らすといいわよ。」といいつつ、いつも美味しいごはんを差し入れてくださるお料理上手なママ🍛🍙🍖

季節の物を食べる大切さや、美味しいおつまみの作り方、姿勢や所作、気遣い。「自分が楽しむこと」それがお客様の楽しいにつながるということ。ここには書ききれない大切なことをママから学んでいます。

どこまで追いつけるかわかりませんが、ママを見習って+α わたしにしか出来ないことを愚直に続けていきたいと思います。

◆終わりに

最近オンライン昼スナックの中で、友人からの「平日のジムが、おじいちゃん、おばあちゃんのコミュニケーションの場所になっている。」という話と、体調崩してしまい、運動も出来なくなってしまい、ずっと家にいる父…

これらが頭の中でガッチャンコ❗

スナックの利益を寄付にまわす活動は続けつつ、
『ぷらっとホームスタックcome 2.0』として都内(仮)にジムつくりたいなーとひらめく✨👏

スナックもゆるーく長く、みんなと続けていきたい。ほうじ茶飲むのもいいよね。元気な人はぜひアルコールを🍻。○曜日はジムの日とか、時間帯で分けるとか。

先日上記ジムの企み、および経緯をママへ報告。「とてもいい取り組みだと思う。大賛成、応援してるよ。」ととーーーーってもうれしい言葉をいただけました。ママ、いつもありがとうございます。

ママが元気なうちにジムの完成みてもらいたい🎊❗健康に気を付けつつ、がんばるぞい(マルコ◎)

引き続き節目節目にママに会いに行って、美味しいごはんをいただきストリートしながら、パワーをもらい、がんばりたいと思います🍀✨

現場からは以上です👍


ママのお家。まるでモデルルームのよう◎
鎮座するダイニングテーブルは、LOWYA。ままのためにがんばって組み立てました✌


ーSpecial Tanks: 読みたいことを、書けばいいー

書くことは生き方の問題である

読みたいことを、書けばいい。/田中 泰延

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