ふつうのカツ丼

本日は在宅勤務日、起床が4時過ぎと極端に早かったため、仕事を開始する9時過ぎには頭も体も完全に日中モードになっている状況、いやむしろ少しダレ始めるくらいである。いつもどおりダイニングテーブル座り、PCをセット、昨日の残りの仕事から着手した。それはすぐに終わったので、ついでに洗濯物をまわしてしまう。本日は曇りがちだが晴れ予報、厚手の洗っていなかったものを中心に。家事と並走させるのが僕の在宅勤務のスタイルなのだ。

仕事をしながら洗濯物、軽い部屋掃除をしつつ、午前中はスムーズに過ごすことができた。さあ昼食をどうしようか。在宅勤務の日は、家に置いてあるもので適当にすませることも多いのだが、今日に限っては朝からねらっている店があった。自宅から歩いて数十秒の場所にある蕎麦屋だ。今の家に引っ越してきてから存在は知っていたし、何なら前を通ること数百回、ほぼ毎日視界にははいっていた店。もともと僕は蕎麦が好きだし、お客さんも常に入っている雰囲気のようなので、1回くらい行ってもいいものなのだが、子どもが二人いることもあり、なかなか足を踏み入れることがなかったのだ。今日朝思いついて、初来店を決意、お昼時の混雑を避けるために12時少し前に店を訪れた。

のれんをくぐると12時前だというのに、既に5、6組の先客が。やっぱり人気店だったね。1名と名乗ると、壁際にひとつだけ設置されたテーブルとイス一脚の1名専用席に案内された。あたりの壁をみまわすと、様々なおそばセットの張り紙がはられていたが、今日は食べるものを事前に決めていたので悩む必要はない。店員さんが注文を聞きにきたので、カツ丼セット+冷たいおそばをオーダー。蕎麦屋のカツ丼って好きなんだよなぁ。カツ丼と言われてみんながイメージする姿と味の、あのいわゆる「ふつう」のカツ丼。実は事前にネットで調べた際にカレーも美味しいとあったので少し誘惑されたのだが、やっぱり初来店の1番バッターはカツ丼しかないと考え、ぶれずにオーダーとなった。

10分もたたずカツ丼セット・もり蕎麦が到着した。蕎麦は思ったよりは少し少なめであったが、手打ち感の伝わる新鮮さが見て取れた。まずは蕎麦からすする。うん、美味しい。蕎麦の香りがガツンというよりは、ほのかに感じ爽やかさが前面にくるような蕎麦。こういうのも好きだよ。そして続いて第二の主役のカツ丼である。ビジュアルがこちらが求めていたもの満点である。量もちょうどよい。カツをひとつまみ、まずは口にふくみ、すぐさまだしの染みた白米はかきこんだ。あぁうまいなあ。やっぱりこれだよね。味付けも想定していたどおり。変に超えてきていないのも期待どおり。食べたかった味そのままを今食していることに満足を感じながら食べ進めた。そば、カツ丼、そして味噌汁、漬物は高菜であった。これもまたいい。カツ丼に少し投げながら、味の変化を楽しんだ。12時以降はお客さんがどんどん入店し、すぐに満席に。待ちもいたので、少し早足気味に完食し、退店した。大満足であった。

あれ、昼食レポートを書くつもりなどなかったのだが、気付いたら既に1200字オーバー。今日はこれで終わりとしよう。こんな日々の雑感ばかり書いていたら、昨日言及した自分の思考の整理と書きとめがいつまでたってもできないぞ笑 ま、それはそれでよいか。僕にとっては、毎日書くことが何より大事なのだ。ゆっくりいこう。


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