療養_6

ステロイドパルスは予定どおり、退院直後から3日間実施された。2日目の実施前に、体への発疹が確認され、使用する薬剤を変更したが、効能は同一のものであり、治療効果への影響はないとのことであった。入院から2回目のパルス治療であったが、その間で残存していた足の違和感が明確に解消に向かうということはなかった。まさに現状維持といったところ。

3日目の終了付近で、主治医の女性医師が処置室まで訪問のうえ、問診も実施された。入院中からうすうす感じていたが、今回の主治医の先生は説明不足の傾向が少々見受けられる。過去の日記で言及したように、僕は今回の病気発症時から継続的に情報をインプットし、入院時点では、日本神経学会が発行している「診療ガイドライン」にまで手を伸ばして理解につとめた。情報のインプットに際しては、出所が明確かつ医療関係者が関わっていることを最低条件として、本疾患の全体観をつかんでいるものと認識している。

その前提にたつと、主治医の先生が説明してくれる情報は明らかに不足気味だ。他の患者さんは何も聞かないものなのかなぁ。現時点での医学的見解と、今後の見通し、そして中長期的な治療計画くらいはマストだと思うのだが。こちらから能動的に質問して初めて回答してくれるといった具合だ。しかも、その回答についてもどうにも要領を得ないというか、聞いたことに対してまっすぐ答えのボールが返ってこない。どうでもよい、枝葉の事情のようなものを添えてくる笑 ま、最低限のインプットは終えているので、質問は確認の主旨がほとんどなので、あまり気にしてはいないのだけれど。

と、寛容な心持ちで接してはいたのだが、この後、先生は説明不足レベルでは済まないポカをかますことになる、、その話はまた別の療養記にて。

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