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風疫一過 #2

#2 Feel the sea wind

こんにちは。
前回高速バスに遊ばれたタケサンです。
今回は横浜旅行2日目の様子をお届けします。
それではどうぞ。


前回に引き続いてメンバーはこちら。

駆け引きは大胆に ラム
駆け引きは時流を見て カレン
駆け引きは勝てる時に カズ
駆け引きをそもそも知らない 筆者(タケサン)
駆け引きは流れに乗って ソルティー

横浜旅行2日目。
この日は横浜から鎌倉までダイナミックに移動する。

朝の起きる時間は7:00の予定。
目覚ましとしてはあまりに優雅すぎる音楽の目覚ましで起床。
隣のカズはまだお休み中。そのため…

順当に私はもう一度眠りに落ちた!

絵に描いたようなダイナミック二度寝である!

目を覚ますと隣でやたら困った顔をしてこちらを見つめるカズ。
まさかと思って見てみるとなんと8:50。
出発時間9:00のたった10分前ではないか!
私はラピュタのパズーではないので40秒はおろか、10分でも支度できるはずもなく
無情にも15分程度の出発の遅れを要請。

ご め ん な さ い 。

前日の夜にちゃっかり購入していた朝ごはん(砂ずりとおにぎり。かなりオジサン度が高い)をかきこみ、いざ鎌倉。

歩く距離をケチるためにホテルのある
みなとみらい地区の新高島駅から横浜駅まで移動したのはいいものの…

横浜駅がクッソ広え!

昨日の段階で薄々気付いてはいたが、表はそれっぽいが"裏側"が悲惨な徳島駅や神戸駅と違ってかなりミドリな新神戸駅とは違い、大量の路線が乗り入れているためナニがドコから出ているかが一切わからない!

得体の知らないホームに突っ込んでしまうと本当に「判決、品川行き」になってしまうので駅員室に凸を決行。

横須賀線ホームを聞き出し横須賀線になんとか乗車。

あとは半自動的に鎌倉駅まで連れて行ってくれる。ここで激動はひと段落した。

鎌倉駅に到着後、我々は多分日本一有名な私鉄に乗り換える。
えのでんである!

えのでんはほんとうにレトロですねぇ

ちゃっかり途中下車し、キャリーケースを泊まる予定の「よきホテル」に預け、本日の本命、江ノ島へと向かう。

かの有名なタオル振り回しそうな湘南の海を横目に江ノ電江ノ島駅へと到着。

江ノ島へと向かおうと歩き出したはいいものの…

5人>あれ意外と遠い!?

そう悟ってしまった5人はきっと湘南乃風を感じられて気持ちいいだろうからと、レンタサイクルを利用することにしたのだ。
しかしここで想定外の問題が発生する。

タケサン、自転車約6年ぶり問題

私は中学校時代自転車で通学していたが、ひょんな事から親の自動車迎えへと変更。
当時はそこそこ乗っていたのだが、高校になると2桁km通学となり自転車は車庫の中で今やタイヤは平らになり、車庫の中で自転車の枠を取って代わった私の車の後ろで埃を被り作業用工具掛けとなってしまっている始末。
そして大学も…ね? という感じなのである。
さらに私は高校時代体力テスト学年ワースト3位を取ったこともあるアメトークを笑えないレベルの運動音痴。
心配点が尽きない。

まあなんとか乗れたのだが‥
やたらスイスイ進む他4人に対し少し挙動不審が1名。
そう、膝が笑っているのだ!
ただ漕いでるだけなのに!
故に少し気まずかった。

自転車でなんとか江ノ島大橋を渡り、江ノ島に上陸。
テレビなどメディアで見てはきたが、やはり何か壮観である。

自転車をきっちり駐輪場に停め、江ノ島観光に突入!

まずは順当に山(?)を登ることとなった。

山の上にあるものは…
江ノ島神社である。

神社!?専門分野ヤッター!

となっている私とその一方で(・□・)となっている他4人。
必死に神社仏閣熱を抑えた。
まあせっかくなのでということで登ることになった。

江ノ島神社。
当然きっちり参拝、当然御朱印。

江ノ島神社ではきっちりと参拝を行い、通常御朱印に加え、記念の御朱印たるものも存在したのでそちらも頂いた。

なんかアメリカで賞の名前になっていそうなエスカーと宣うエスカレーターを尻目に、我々は若人だからとひたすら階段を利用し、頂上へ。

やっぱすげぇわ江ノ島

壮観な景色が我々を待っていた。
テレビで見るのは結構だが、実物を見ないとどうにも語れない。そう感じた。

上の広場でやたら90年代のオカルト番組のbgmっぽい音源が流れていると思ったら一般通過エクソシストがいた。
観光地っていろんなコンテンツがあるものだと思った。

江ノ島上層では心ゆくまで景色とアイスクリームと鷹に襲われるかもしれない恐怖を楽しんで下に降りた。エスカーとやらを使ってみようと思ったが上り限定だった。人力でなんとか降り切った。

途中でお土産タイム。
湘南デニムストリートとやらがあったので家族にデニムバッグを購入した。
(後日談)とても喜んでくれた。しかし使ってくれている場面を見たことはない。

昼ごはんは江ノ島の海鮮丼でということになった。
しかし、ここで忘れていたアイツが猛威を振るう。
台風。やつのせいで前日の漁がほぼ全滅。
ここの名物生シラス入りの海鮮丼を食せる機会が絶滅危惧種レベルとなってしまっていたのだ。

なんとか食べられそうな店に入り海鮮三食丼を頂く。

【Warning】警告種:メシテロ
この先いかにも美味しそうな海鮮三食丼の写真が出てきます。ご飯前のお腹が空いてる時、もしくは真夜中に閲覧中の方はメシテロの表示が出たら静かに目を瞑りお手元の端末の下から上まで2回スワイプしてやり過ごしてください。



この下メシテロ!


真夜中に編集するべきじゃなかった。

↑この上がメシテロ注意

多分メシテロNG勢の皆さんが今全力でスワイプしてると思うので少し先程の私のオワコン体力についての特に酷い種目のデータを挟んでおきます。

20メートルシャトルラン:35回(2点)
上体起こし:16回(3点)
ハンドボール投げ:9m(1点)
握力:25kg(3点)

この記録は、手を抜いたわけでも具合が悪かったわけでもない。
本気でやってこれなのである!
嗚呼 我 貧弱なりや
嗚呼 我 怠惰なりや



メシテロNGな皆様もここらへんが表示されているだろうか。話を戻します

三食丼はすこぶる美味しかった。
これで江ノ島とはサヨナラバイバイして鎌倉へと向かう。
レンタサイクルでせっかくなのでと鎌倉水族館程度まで走ったのちにサイクル屋へと帰還。

6年自転車で走っていない運動音痴は無事故無違反で生きて帰ってくることができた。

再びえのでんに乗車、逆走して鎌倉へと戻る。
今度は鎌倉の観光をするためである。

鎌倉駅から出て、食べ歩きがしたいと云うソルティー&カレンの希望を元に小町通りへと移動。

小町通りでは各々食べたい物を食べ歩いた。
団子にフルーツ大福、チキン(?)…
食べ歩きなどこれまでしたことがなかったが非常に宜しい物でございました。

そして小町通りの終着点にあるのは
鶴岡八幡宮である!

神社ヤッター!
4人>またか。

フィーバータイムである。

鶴岡八幡宮。
いやぁ一回行きたかったんだよねぇ

皆で記念写真も撮りつつきちりと参拝。

皆でおみくじを引こうということになった。
他のメンバーは中吉、小吉…
うんうんなるほど

さて私の結果は…

凶。
おみくじで凶を引いたのは人生初である。
ある程度内容を心に刻みすぐ横にあった凶みくじ奉納箱に鎮めた。
後々考えると地味に「交際」「縁談」が心に刺さる。
交際:自分の反省が足りない。
縁談:もう一度相手を注意して見なさい。

…わかりました心得ます。
若干凹んだままに御朱印をいただいて参拝を終えた。

しかし吉兆もあった。
試験:成功する

この時点で私は2科目テストの結果が出ぬまま旅行に来ていた。
しかもその2教科、全く自信がない。
片方に至っては時間割を間違えテスト2時間前から15回分の講義すべてを詰め込み臨んだテストである。
この御籤に託すしかない!

結果はさておき鶴岡八幡宮の参拝も終えた。
ちょうど夕日が綺麗な時間帯であった。

まだ宿に入るには早いということで小町通りの東にある道もぶらり。
しかし足が痛い。楽しみたいのに足が痛い。
嗚呼 我貧弱なりや。

ある程度いい感じに時間を使い、いよいよ本日の宿通称「よきホテル」へと向かう。

チェックイン後、まるでモノノフに切り捨てられたか如く倒れ込む5人。
やはり全員の足に疲労が来ていたのだろう。

今回のお宿はなんと建物が文化財になってるパターン。
お部屋も非常にレトロロマンな感じになっていた。

夜ご飯は当然よきホテルなのでどんどん料理が運ばれてくるタイプのやつ。
いやぁ、美味しくないわけなかろ?
少食の私でも美味しく全部いただけた。

夕食後、
近くのコンビニに今晩の夜食物資を買いに行き、ご入浴の時間。

お風呂、良かった。

入浴後はいよいよパーティタイム[周りの部屋の迷惑とならないように活動しています。]。

まずは全員がこっそり持ってきていたSwitchのマリオカート。
が、こちらは私が試合数をめちゃ多くするガバにより途中で強制終了となった。

続いて昨日の因縁のポーカー。

昨日は1人寝落ちしてしまっていたため4人だったが、今日は5人。ついでにカードゲームにおけるラムは強い。

我々は法に従順なのであくまで1アプリ完結の仮想的なやつで勝負をした。
結論。そこまで面白くない旅行のノリとしては最低な、イマイチ勝負に出ないとかいう執筆時の自分でもドン引きするようなムーブをして4人を蹴散らして私が勝ってしまった。
昨日の罰のトラウマを恐れあまりにも堅実なブラフをかまさないプレースタイルにはお咎めをいただいた。ゴメンナサイ。

まだ終わらない。

cardgame2 「キャットアンドチョコレート」
(概要)
ヤバい状況に対しヤバいアイテムを指定数用いて解決し、他人からそれで解決したのか辛辣な評価を受けるカードゲーム。
アイテム「おかん」「10億円」が最強。

悲惨だった。
引きも悪いし日付も超えているので脳が回らずまともな説明ができない。
その結果成功判定なし。
同じようなことになったカズと泣きあった。

cardgame3 「犯人は踊る」
(概要)
事件に対し、探偵役が犯人を当てられたら勝ちな単純明快なゲーム。
しかしカードをババ抜きするだの1枚渡すだの、「犯人カード」を他人に渡す手段が潤沢であるため、犯人カードを持っている物を特定しにくいのが特徴。犯人役を押し付けられ探偵に指名されたら一人負け。あとイッヌとかいう犯人を一本釣りする博打カードがあるのも特徴。

こちらは十分戦えた。
探偵で一人勝ちし、負けはなかった。
しかし今回のラウンドで1番の面白展開は…

カズ「イッヌで勝負!ソルティー!」
ソルティー「やめろーーー!(犯人)」

読者の皆様にはあまりピンとこないかもしれないが、我々の中ではソルティーとイッヌには重大な因縁があるのだ。

それは4年前。
このグループができたある海外旅行の出来事に遡る。

帰りの飛行機で日本に帰ってきた我々5人は、関西国際空港の到着ターミナルで他の同行者を待っていた。
すると建物の奥から可愛げなイッヌが1匹。
我々の周りをクンカクンカしたと思うとソルティーの隣にお座りしたではないか!
そしてイッヌを連れていたお姉さまに少し連行されるソルティー。
そうこのイッヌは探知犬。
ソルティーの荷物のナニカに反応して座ったのだ。
原因は出発元で食べたバーガーの包装紙を日本まで持ってきていたためであった。
本当にたいしたことがない事柄であったので彼はお咎めを受けることはなかったが、これは我々の中でも笑い話となり続けている。

と、いうわけでソルティーにイッヌで負けさせるのはこの事件(未遂)の傷を抉る物だったのだ!

…こんなことを楽しみながらカードゲームしていると気付けば4:00AM。

流石に寝ないとよろしくないというわけで明日の8時ごろまでぼちぼち寝るということになった。
ちなみにこの寝る流れはすこぶる早かった。

と、いうわけでこの日の記録は以上。
次回が最終日、最終回です。

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