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結婚しなければどこまで行っても赤の他人

人生の選択には旬があり

人生の選択には間違いなんてない。


久々に綴ります。今回のタイトルは「私が結婚を決めた理由」です。

私と夫は行動を起こす時たくさん話し合いをします。

出会って2か月でプロポーズをされたのですが、

その時期には既に「この人と結婚するのか」を日々考えていました。


私たち夫婦の場合は少し特殊で、

結婚をしてもしなくても約1年遠距離で暮らすことが決まっていました。

なので正直なところ「いつ結婚をしても良かった」。

そんな中、私は今の夫に当時聞きました。

「なぜ結婚をしたいのか?」と。

付き合ってまだ2か月。

年齢も20代半ば。急ぐことは無い。

私でなければ他に相手が居ないような人でもなく。


彼の言葉はこうでした。

結婚しなければどこまで行っても赤の他人。

家族になって色んなことを話したり経験したい・・・的な感じです。

この言葉を言われる前にもいろんな話をしましたが

私は妙にこの言葉にハマったのです。

確かに、結婚をしていなければたくさんできる事はあるんです。


相手のことが嫌になったらバックレられる。

同時に何人もの男性と楽しい時間を過ごせる。

喧嘩した原因を別れの原因にできる。

そして同じような喧嘩をしない様な人をまた探せば良い。

でも反対に、今目の前にいる彼との思い出は

「関係が終わればペラペラなものだった」になるかもしれない。

と、この程度の考えはよぎりました。


何が言いたいかって

今の段階で後悔がなく、彼のことを信じることができ、真剣に向き合いたい。「誰でも良い誰か」で代わりがきかない時間を過ごしたい。

そう思えたので「家族になりたい」と思ったのです。


人生にはいろんな出来事があり、パートナーと言えども

全ての出来事を共に経験し共有するなんてことはできません。

だけど人生の中で得る感情を何倍にも出来る存在って

とても大切だしとても貴重ですよね。


結婚に対してマイナスなイメージを持っていたり、

不安を感じている人も多いと思います。

特に男性の場合、仕事社会で評価をされることが多く

ある程度の年齢までなら異性からの需要も高い。

そして財力があればある程不自由がない人生を送れます。

「結婚という鎖なんて要らない」

「不自由」

「自由気ままな人生を送っていたい」 かも

 って思う人も多いのではないでしょうか。


結論

私は結婚で縛られる人生も良いのではないかと思います。

誰でも良いよね、の誰 になるのではなく

あなただから になりたい。そう私は思うからです。


縛りがあるから向き合わざるを得ない。

安らぎ(日々の生活)の中には刺激は少ない。

何年も一緒にいると「つまらない」なんて相手に思うこともザラで

お互いに対して興味も無くなっていく。

「え?この人と一緒にいつづける必要ってあるの?」

そう思う日が訪れるかもしれない。


でも、少なくとも「向き合わなければいけない人」と

日々対峙し、人生に起こる困難を乗り越えていくことは

誰でも良い、の誰とでは得られない経験。

私はそう思います。


1人で居てもとても幸せで、将来後悔することはない。

そう思えるなら「結婚なんてしなくていい」。

だけど漠然と結婚に対して不安があるなら

「赤の他人」でなくなる自分になる、という経験も捨てたもんじゃない。


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