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新入社員のみなさまへ 社会人1年目の過ごし方

はじめに

今日は新入社員になりたての皆様への記事を書きたいと思います。

昨日も駅で「新入社員だな」っていう方々を見かけました。
(スーツ姿の同世代の子が複数で固まってるので、見たらすぐ分かります(笑))

今は「まだ研修しかしていない」という方も多いかもしれません。

(大会社ほど研修期間が長いですから・・・)

でも、すでに現場で仕事を始めている方もいらっしゃるでしょう。

右も左もわからず、時には叱られたりして、既にぐったりして初めての週末を迎えている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな皆様にお伝えしたいこと。

「思い通りにいかなかったこと」

これが、そのまま「失敗」ではない。

ということ。

完璧な新入社員なんて居ません

そもそも、上司も先輩も新入社員の皆さんが何もつまづかずに出来るなんてこれっぽっちも思っていません。

そんな新入社員がいるなんて思ってもいません。

なぜなら、上司も先輩も新入社員のころは右も左も分からず、同じような経験をしてきたので、良い意味で皆さんが何もつまずかないで出来ることなんて期待していなからです。

そして、思い通りの結果が出なかったことは「失敗」ではなくて「この方法では上手くいかないということが分かった」というだけ。

それが分かったら、上司や先輩に相談して、アドバイスを頂けば良いだけの話です。

『人の命を預かる仕事』とか、『言葉がまったく通じない国に一人放り込まれる』とかでもない限り、たいていのことは何とかなります。

それに、どんな会社や組織でも、この時期にそんな仕事を新入社員だけで1人でやらせるところはありません。

だったら、先輩や上司に教われば良いだけです。

3年目までにたくさんアドバイスをいただこう

この4月から新社会人の皆さんは、やることなすことが「未経験」のはず。

「注意してもらえる」のも今のうちなら、「注意されることを恥ずかしく思わなくてよい」のも社会人3年目くらいまで。

その先は、誰も注意なんてしてくれなくなります。

あなたのことを叱ってくださる、アドバイスしてくださる先輩や上司は、まだあなたに「変われる可能性」を見出しているから。

3年目を過ぎたら誰も注意してくれなくなります。

「もう、1人前だ」と思ってくださるか、もしくは「こいつはダメだ」と思われてるかのどちらかだから。

だから、3年目くらいまでは、たくさん「上手くいかない方法」を知って、直していく。を繰り返しましょう。

成長するミスの仕方

ただし、やっぱり「良いミス」と「悪いミス」はあります。

良いミスは新しいことに挑戦した時に、気を付けていたのに初めてしてしまったミス。

悪いミスは何度も同じことをしているミス。

前者は仕方ない部分もありますが後者は言い訳できません。

だから、1年目のうちは「同じミスは2度繰り返さない」を心がけましょう。

(同期がしたミスも「1度」に入るので、「どんなミスをして、どう注意を受けたか」をシェアするといいかも)

そう。「ミスをしない」はまず無理です。

特に電話の応対、メール文などは敬語でミスすることも多いでしょう。

でも、今のうちにたくさんミスして身に着けた方がいいです。

「無難に、そつなくこなそう」という人の方が実は成長しません。

(その電話、メールが大変重要と思われる場合はかける前に先輩や上司にチェックしていただきましょう)

人の生死、安全に影響しないことであれば、ミスしても心から謝ればいいんです。

3年目くらいまでは「ミスをしない」ことを目指すのではなくて

●同じミスを繰り返さない
●ミスをしたら、真摯に謝罪する

ことを心がけましょう。

ミスをしたときの正しい対処方法

当然ですが「失敗すれば謝ればいいや」と軽い気持ちで仕事すればよいという意味ではないですよ。

精一杯、まじめに努力したうえでの失敗であれば、心から謝ればたいていは許していただけます。

ちなみに謝るときは「すみませんでした」はNGです
「申し訳ありませんでした」です。

また、上司から何か指示をされたときは「了解しました」はNG。
「承知いたしました」「かしこまりました」が正解です

ですから「苦手だから」「やったことないから」と逃げるのではなく、どんどんチャレンジしましょう。
そして、どんどん失敗して、叱られましょう。

繰り返しますが、叱ってくださるのは若いうちだけです。

「同じ間違いを2度は繰り返さない」のであれば、たいていの先輩も上司もわかってくださいます。

いま、指摘してくださらなかったら、あなたはそのまま陰で笑われる大人になるだけ。

周りの方は全員がお手本

素敵な先輩、上司もいれば、首をかしげたくなる方もいらっしゃるでしょう。

でも、全員から学ぶことができます。
嫌な思いをさせられたとしたら、「私は後輩、部下にはこういう態度はしないぞ」と思えます。

また、時間が経ってみて立場が変わると「嫌だと思っていた先輩の気持ち、今ならわかるなあ・・・ご迷惑かけたな」なんて思うこともあります(笑)

おわりに

いずれにしても、日々いろいろなことが起きます。

それを活かすのも無駄にするのも自分の気持ち次第。

「こんな雑用なんて、つまらない」とふてくされて作業している人と

雑用でも気を抜かずに丁寧に作業する人

2年目、3年目になったときに上司は、どちらの部下に重要な仕事をアサインするでしょう?

分かり切ったことですよね?

目の前の仕事を丁寧にすること。

それでも、ミスをしてしまった場合は、心から謝罪をして、二度と同じことは繰り返さない。

そんな風に過ごしていたら、1年なんてあっという間に過ぎて、後輩を迎える側になっちゃいます♪


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