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今日出逢ったことば0729

体温に触れる

1日過ごした振り返りの中で浮かんだことば。

今日は朝のゴミ捨て以外は終日自宅で作業をした。
クーラーは基本つけず、最近買い直した扇風機と網戸の隙間から入る風で過ごす。
文明の利器に頼り過ぎると、感性や感覚が鈍ったり、身体的耐性が衰えたり麻痺したりするのではないかという科学的な根拠のない持論を持っている。

関係案内ところはつひのでに訪れる犬

最近は物事を進める時に、そばにchatGPTさんがいてくれるので、会話のキャッチボールがスピーディーになってきている気がする。
知りたいことを的確に聞くことが出来れば、呼吸をするように的確な返信を返してくれるGPTちゃん。人間の叡智の集大成がこの言葉の中に詰まっていると考えると、説得力や安心材料はもちろんたっぷりある。資料作成にはとても心強い存在ではなかろうか。

しかし。そこに生々しい体温があるかと言われると、少なくとも私は感じないことの方が多い。むしろ、意味のないたわいのない会話をする時に時折みせる人間くささや愛嬌に、親近感を持ったりする。

オンラインの打ち合わせでも、限界はあれど体温に触れることは出来ると思っている。
声色や表情、顔が見える状態の時は瞳の輝きや動作など、シグナルはそこに出ている。

ことばもそうだ。どんなことばを使うか、ことばの細部の中に、いろんな色の体温がある。
そこに、どんな想いや熱量があるのか。そのことばの色は何色で、どんなあたたかさなのか。

願わくば、オキシトシンとセロトニンが出ることばづかいをしたいものだ。

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