2024/4/18 河北新報から来た、木で鼻を括った返答

4月18日に河北新報から来た返答について、こちらに記録していなかったので以下に記します。

>お世話になります。4月13日にお問い合わせフォームよりいただいた質問の件、次の通り回答いたします。

8項目のうち、5番目以外は社説に関する質問と理解しました。書いてある内容が全てではありますが、文中で【福島の人々をはじめ被害を受けた側をさらに加害と被害に分け、対立させかねないことは避けねばならない】と強調しております。文脈全体で捉えていただければ幸いです。

5番目の質問で挙げられている、2023年9月21日の「県議会から『汚染水』に過剰反応 排除せず冷静な議論を」の記事は、宮城県議会の代表質問で【「原発大事故で溶け落ちたデブリに接触した大量の汚染水をALPS(多核種除去設備)処理したからといって(中略)海洋への影響を軽々に言うことはできない」と発言】した議員に、やじが飛んだこと取り上げた内容です。記事の最後で【議会とは「言論の府」であり、議員はそこで論戦を交わすプロだ。丁寧かつ繊細な取り扱いが求められる言葉こそ、必要に応じて使いこなせると信じている】と記述しているように、論戦を戦わせる議会で、言葉を安易に制限・排除する姿勢に問題意識を持ったからにほかなりません。

河北新報社読者センター

...



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?