適度なストレスが筋肉も、人も成長させる
今日までの一週間あまり自宅の上で内装工事をカンカンカンカン
在宅ワークなので、会議中もカンカンカンカン
インド特有の小さな苛々がチリツモしてます。
そこで優秀なのが、ノイズキャンセリングイヤホン。
これは凄い、インドで在宅ワークしてる時に上の階で工事が始まったら買うべき
(そういう目的で作られてないと思うけど)
まさかこんな活躍をしてくれるとは思わなかった。
そんな、インドからお送りします。
ストレスって悪いものなのか、いやそんなことない
言葉自体がネガティブで、悪いもののように捉えられがちだけど
果たしてそうなのか?
いた、ワタシが今日伝えたいのは、
ストレスも強さによってはいい影響を与えているのでその話をしていきたいです。
「維持」から「成長」の過程にはストレスが必要
分かりやすいところでお話しすると、例えばランニングの練習。
体力維持のために同じ距離を同じスピードで走っているとする。
始めたばかりの頃は筋肉がついたり、疲れにくくなったり、
変化はあると思うけど、それはあくまでも「維持」であり、
その先の成長を目指すなら有効ではないと思います。
距離やスピード、回数、補強のための筋トレをして
筋肉に対して、肺機能に対してストレスをかけてあげることが必要なんです。
いつもより速いスピードで走るのは辛いし、
長い距離を走るのもしんどい。
でも、そういう刺激(ストレス)を適度に与えてあげると筋肉は成長します。
脚力も、全身の筋肉も、肺機能も。
ここで重要なのは、「適度な」ストレスということ。
急に走りすぎたり、急に高地トレーニングに挑戦したり。
強度の見極めは非常に難しい。
強すぎると足を壊してしまって、走れなくなったり
筋肉を負傷して整骨院にいくことになるかも。
緩やかに、自分の身体と相談しながら進めることがポイント。
ワタシは高校時代に、周りと同じ練習をしていたら脚を怪我してしまい、
それがとても悪いことのような気がして、無理して練習を続けていた。
結果、高校時代はずっと怪我と一緒だった。
休むべきところで、休むという選択肢を知らなかったから。
今はそれがわかるので、インドでも適度に刺激を入れながら、
上手に休んで、けがをしないランニングを続けている。
全員が常に同じ距離を走るなんて、なかなか難しいことですよ。
自分のペースで、やっていこう。
ストレスの感じ方は、個人差があるということ
これは、いろんなことに共通するけれど、ランニングの話を続けて説明してみよう。
同じ刺激を10名のランナーにやらせたら、そのうち数名はけがをするかもしれない。
数名は刺激が弱く、物足りないかもしれない。
つまり、成長の過程に必要なストレスの強度は個人差があるということ。
これは身近なランニングにも言えることですよね。
ランニングだけでなく、「人の成長」についても同様のことがいえると思うんです。
小学校、中学校、高校と横並びで同じことを平均的にやることが正であると
教えられてきた私たちは、平均以下だと「負け」のような感覚に陥る。
日本人の全員がそうだとは思わないけど、少なくとも私はそうだった。
学校のテストには平均点が設けられ、それ以下だと恥ずかしい。
平均より遥か上の点数を取れる人は凄い、そんな感じ。
いつ開花するか、いつ成長するかは平均的な時期があるかもしれないけれど、
これだけの人間が世の中にいて、その平均とずれていてもおかしいことじゃないですよね。
成長するめのストレスを難なくこなせる人はさらっと成長するかもしれない。
同じ刺激でも、辛い。と思ってしまう人は少し遅れて成長すると思う。
ストレスを重く感じてしまっている人
プライベートでも、仕事でも、ストレスを重く感じてしまっている人って、
どんな人だろうと考えてみた。
「周りを気にしすぎてしまう人」
「周りと自分を比較してしまう人」
「責任感が強すぎる人」
「適度に力を抜けない人」
「完璧主義の人」
こんな感じですかね。
今からできるストレスとの向き合い方
急に自分を変えるのは難しいことだと思う。
なので、もし日常でストレスを感じやすいなと思ってる人がいたら
自分のペースを意識してほしい。
腹筋が急に300回できなくていい、
一気にマラソンを完走しなくてもいい、
同じペースで走らなくていい。
そんな風に思い出して、肩の力を少し抜いてみてほしいですね。
(責任の重いお仕事されている方には、あまり当てはまらないと思いますが。笑)
そんな国インドで走り続ける、きいでした。
それでは、良い一日を。
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