うえの

物語としての乃木坂46について、ほぼ自分用の備忘録。 YouTubeでも色々喋ってます、

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乃木坂考察のための用語集(2024/10/19更新)

歌詞を読み解いたり、こじつけたりする中で、あまりに共通の意味として使われている、あるいはそう捉えられるフレーズが増えてきたので、これも自分用にまとめていきます。 今後も増えたらここに追記して行く予定。 ・あ椅子 アナスターシャのMVでは二種類の空いている椅子があり、それぞれが正規メンバーの卒業生と、辞退した研究生の数と一致している。 色 アルバムタイトル「透明な色」のほか、4番目の光/私の色などから。 それぞれがもつ魅力を表している。 横断歩道 きっかけ/シンクロ

    • 乃木坂と花言葉について考える

      花の名前なんてそんなに知らないよ だけど君のことはずっと覚えてる 乃木坂にとって最初の卒業シングル、ハルジオンが咲く頃の歌詞の一節から始めました。 寝て起きたら向井葉月が卒業を発表していたんです。驚いたかと言われれば、驚きませんでした。 当然寂しさはあるものの、3期生に関して言えばもう誰が卒業しても驚きません。 それだけ時間が経過したということです。 タイトルがエーデルワイスが枯れる前。 僕の考察癖として、花の名前が出てきたらすぐに花言葉を調べがち。 しあわせの保護色の

      • アンダーライブDAY1から林瑠奈の魅力について考える

        アンダラネタバレを含みます! 注意! 36thシングルアンダーライブにて、林ブロックに衝撃を受けた人は少なくないと思います。 まさかその曲を!?という人もいるでしょう。 僕はというと、選曲の驚きと、例によって勝手に深読みした歌詞考察で号泣していました。それはもうボロボロと。 イケメン選抜について考えた記事でも、林の内面と周囲の評価のギャップがどうこう書いたくせに深読みしてるのもどうかと思いますが、僕はレターにメッセージも送らんしミーグリも行くわけではないので勘弁してくださ

        • 賀喜遥香と林瑠奈のイケメン選抜Wセンターを考える

          今回は歌詞考察ではありません。 乃木ののにて、イケメン選抜が発表されました。 結果として、賀喜遥香と林瑠奈が圧倒的得票数で1.2位でWセンターになったわけですが、改めてあの場に田村真佑がいてくれて良かったと思いました。 イケメンと思われる行動をとるのは、乙女の部分があるからという、とても基本的で大切なことを言ってくれたので。 今回、僕はイケメン選抜に投票はしませんでしたが、もし自分が投票するなら賀喜と林のどちらにも入れません。 2人とも、「イケメン」というより、少女ゆえの

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        乃木坂考察のための用語集(2024/10/19更新)

          いつの日にかあの歌をの「あの歌」が「この歌」の根拠を考える。

          まずはこちらから。 どうしてもななまがり初瀬さんの言い切る男がやりたくてあの感じの終わり方になったんですが、ちゃんと根拠があるという話をしていきます。 いつの日にか、あの歌を…の歌詞の中で、5期生は先輩と自分たちを比べています。 その中でも、「ねえどうしてこんなに苦しいリアルな話を歌えたのでしょう」に注目してほしいんです。 前の記事でも書いたように、歌詞の中には、いつの日にか胸を張ってあの歌を歌うという決意が込められています。 自分たちの未来、可能性を信じている歌詞なんで

          いつの日にかあの歌をの「あの歌」が「この歌」の根拠を考える。

          いつの日にか、あの歌をって結局どの歌なのかを考える

          乃木坂の5期生曲「いつの日にか、あの歌を…」が発表されてから1年近く経ちますが、これがどの歌なのか、そろそろ答えを出しておきたいなと思います。 ちなみにここまで書いている時点では何にも辿り着いていません。書きながら考えます。 この曲については、そもそも考察の必要がないくらいあからさまに乃木坂の5期生目線で歌詞が書かれており、そこに関して深読みとか、裏をかいたりとかそういう余地もない感じがします。 この歌詞で注目すべき点は、ネガティヴではないところ。 「だめだ今の自分には歌

          いつの日にか、あの歌をって結局どの歌なのかを考える

          SingOut!のMVにアンダーが出なかった理由をでっち上げる

          今回、さも事実であるかの様に書いていきますが、全て妄想でございます。 今回っていうか、いつもでした。あくまで自分用備忘録なので、読み流してください。 SingOut!のMVにはダンサーの方が出演しています。 このMVが公開されたとき(もしかすると今でも?)こんな意見がありました。 「ダンサーを使うくらいならアンダーメンバーを出してくれ」 確かにもっともな意見だとは思います。 過去でいうと、制服のマネキンのMVには柏を除くアンダーメンバーがバックダンサーとして出演していた前例

          SingOut!のMVにアンダーが出なかった理由をでっち上げる

          まだ観ていないアンダラの考察をする。

          ネタバレを含むので、セットリストを楽しみにしている人はまだ読まないようにお願いします。 ただし、SNSでちょっと荒れてた話題には触れません。 こんなにセットリストでワクワクしたのは初めてかも知れない。 決して突拍子のないセトリではなく、期待に応えてくれたという感じ。 ではここからまだ観ていないながらに、セトリからでも伝わる熱さについて書いていこうと思います。 やはり特筆すべきはoverture前の日常。 落とし物が北野日奈子から今のアンダーへのメッセージというのは散々書い

          まだ観ていないアンダラの考察をする。

          あの頃乃木坂にいた人たちの10年後、あの頃の乃木坂の10年後

          羽根の記憶が発表されて、来年でちょうど10年。 なんというか、ついにそんな日が目前まで来たというのが感慨深い。 さらにその頃のメンバーがもう誰も残っていないというのも時の流れを感じられました。 乃木坂の歌詞で出てくる「ここ」は乃木坂を指していることが多いんですが、この曲では「どこにいるのだろう?」とあり、10年後には乃木坂を卒業している予感があったのかなと思います。 乃木坂は「彼女と私」の物語です。 「君と一緒にいて笑っていられたらいい」の歌詞がまさにそれを表している。 そ

          あの頃乃木坂にいた人たちの10年後、あの頃の乃木坂の10年後

          乃木坂とそれぞれの椅子

          まじでわかってしまった。 乃木坂工事中でのイスランド。 奥田いろはセンターのアンダーライブ。 これが同じタイミングで行われていることには大きな意味がある。 改めて乃木坂という物語の恐ろしいほどの美しさを叩きつけられた。 リクエストをいただいたのもあるし、ここから椅子について考察していく。 椅子取りゲームを知らない人はいないと思う。 参加者より少ない椅子を円形に並べ、音楽が鳴っている間その周りを回る。 音楽が止まったら椅子に座り、座れなかったものが脱落する。 選ばれたもの、勝

          乃木坂とそれぞれの椅子

          あの光は何なのかを考える

          早速考えていきます。 昨日急遽考えたので、まだあんまりまとまってないんですが、ご容赦ください。 いつもまとまってないので。 気になる歌詞をいくつかピックアップしていきます 「太古の時代から引き寄せられる運命」 あらかじめ語られるロマンスっぽい。「生まれた日からすべてのことがどうなるかって決まっている」 ただ、あの光の中では「これから未来がどうなるか誰にもわからない」と歌っているんです。 これに関しては決まっているけれどわからない、ということかなと思います。 宇宙は知ってただ

          あの光は何なのかを考える

          乃木坂の福神神話を考える

          16thシングル「サヨナラの意味」で橋本奈々未が卒業。 25thシングル「しあわせの保護色」で白石麻衣が卒業。 “孤独兄弟”の二人には共通点があります。 それは二人とも全シングルで福神メンバーであったということ。 乃木坂というグループの性質上、全シングル福神メンバーというのはかなり難しい。 というか、今となっては前シングル選抜入りも実は少なくなっています。 1期生で全曲選抜入りしたメンバーは9人。 2期生は0人。 3期生は3人。 4期生は3人。 5期生は4人。 お披露目センタ

          乃木坂の福神神話を考える

          ここにはないものの歌詞について考える

          Twitterにちょっとした歌詞考察を載せたら、驚くほどたくさんの人に見てもらえました。 バズっていると言えるほどでもないのですが、人間のフォロワーが指の数で足りてしまうほどの弱小アカウントにしては大満足の結果。 手前味噌ながら、よくぞここに気づいたなと自分を褒めたい。 これで勢いづいたので、今回はここにはないものの歌詞考察をしていきます。 この曲は齋藤飛鳥の卒業センター曲ということで、当然のように齋藤飛鳥の当て書きの歌詞となっています。 ただ、それだけではないというか。

          ここにはないものの歌詞について考える

          僕たちのサヨナラの意味を考える

          これもやったつもりでまだまとめていなかった考察です。 乃木坂考察を始めて3年ほどが経ちますが、やっているうちに「こんなことは言うまでもない」みたいなのが増えてきました。 乃木坂の歌詞における太陽が乃木坂そのものを表しているということとか、もう公式のようなもので、今更書くまでもない話なんです。 とはいえ、普通に乃木坂を聴いているだけでは、そんなこと気にしない人が大半なんですよね。 乃木坂がもつ物語性とかに注目してる人は増えてきた印象ではありますが、なかなか同じように考察している

          僕たちのサヨナラの意味を考える

          誰かの肩について考える

          乃木坂第二部の大団円を飾った曲、誰かの肩。 33枚目シングル、おひとりさま天国に収録で、昨年の神宮でもいいシチュエーションで披露して、今年も本編ラストに選ばれました。 去年やったやんと思われがちですが、散々書いたように、クライマックス(2023)で流れた主題歌がエンドロール(2024)でも流れたってことなんで、仕方ないんです。 それと、誰かの肩も今年と去年では意味が大きく変わっているので、そういうところも含めて考えていこうと思います。 誰かの肩、井上和センターではあるんです

          誰かの肩について考える

          井上和と中西アルノについて考える

          神宮で披露された絶望の一秒前がビッッックリするくらいよかった。 あれを音源化して欲しいと強く思ったけれど、もしその是非を5期生が判断できるとしたら、二人は承諾しない気がするなと思いました。これは11人の曲なので、ってことで。勝手な想像やな。 以前から折りに触れて書いていた井上和と中西アルノのふたりについて、改めてまとめておきます。 以前も書きましたが、堀未央奈と寺田蘭世のあり得たかもしれない形なんです。 バレッタの歌詞「太陽が眩しそうに目を逸らしたのは君だ」 突然センターに

          井上和と中西アルノについて考える