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なぜ熊本を選んだのか〜僕が自分にインタビュー〜

皆さんお久しぶりです。
浅川隼人です。

かなりnoteの更新を怠ってしまいました。
すいません…

今回のnoteの内容はこちら。

なぜ熊本を選んだのか〜僕が自分にインタビュー〜

斬新と思うでしょー?

実は僕の尊敬してる安彦さんが、以前やっています。

https://note.com/abiko41/n/n669fd6457e9b

同じことをやってもとは思うのですが、やろうと思ったきっかけがこちら。

僕に向けたメッセージではないことはわかってるのですが、ちゃんと伝えないと皆さんにも伝わらないなと思ったので、こういう形で自分にインタビューすることにしました。

ではインタビュースタート!

Q・昨シーズンは初出場から13点という結果を出しました。
その活躍はイメージしていましたか?

A・はい、していました。
昨シーズンのキックオフミーティングで最低2桁取る宣言をしていましたし、年始の目標にも書いています。

Q・移籍の選択肢を増やすということも目標にされてたんですね。
なぜ移籍をしようと思ったのですか?

A・基本的に他の選手は環境が良い方、お金がもらえる方、出場の機会を求めて移籍をします。
僕はそもそもサッカー選手は今後のキャリアの助走だと思ってるので、夢を達成する為に、最低限J3→J2→J1→日本代表とステップアップしていくのが必要不可欠です。
チームで上がるのが中々難しいので、移籍を考えました。

Q・13点も取っていたらオファー結構きたんじゃないですか?

A・ぶっこみますね笑
実際に他のチームの選択肢もありました。
もちろんYSCCも更新の提示がありました。
ただ、お金以外の条件で熊本に決めさせていただきました。

Q・お金以外の条件ですか?

A・はい、そうです。
僕はそもそもサッカー選手としてお金を稼ぎたいわけじゃないんですよね。
これはずっと言っていることなんですが、もちろんサッカーに人生をかけているのですが、趣味の延長線上の立ち位置で考えているんですよね。

Q・趣味の延長線上ですか…

A・はい。趣味って普通はお金を払って生きがいを手に入れるものですよね?
僕はJリーグという最高のピッチで、舞台で、Jリーガーというもので、好きなことをさせていただいてる。
だから、別にそこでお金をもらいたいとかないんですよ。
むしろ払っても良いぐらい最高な場所だと思っています。

Q・なるほど。
たしかに浅川選手は、0円Jリーガーをうまく利用して、レンタルJリーガーというものを行っていましたね!

https://note.com/881011/n/n8d158bf0cac2

A・そうなんですよ。これがかなり評判良くて、会う人がレンタルJリーガーの人ねと覚えてくださったりしてるんですよね。
他のサッカー選手も気にかけてる人結構いてくださったみたいで、わけわかんないもの始めたよって思われていたと思います。

Q・実際やってみてどうなったかがすごい気になるので、またインタビューしても良いですか?

A・いいですよ。次のインタビュー記事にでも載せてください。

Q・ありがとうございます。では、本題のなぜ熊本を選んだのかを教えていただいてもよろしいですか?

A・そうですね。
まず僕単純に強いところとかあんまり興味無いんですよね。
何が大事かってコンセプトなんですよ。
なんか勝利至上主義なのか分からないですけど、単純に昇格したいとか、勝ちたいというものが目標じゃなくコンセプトになっているチームもあると思うんですよ。
勝たなきゃ観客動員数上がらない、スポンサー付かないからみたいな。
でも本来Jリーグ発足した時から地域密着が謳われていて、それが根底、コンセプトとしてある中でだから、俺ら昇格しないといけないよね、勝たないとというのが目標になっているチームが本来あるべきJクラブではないかなと思います。

Q・コンセプトですか。
たしかに、この間の記者会見でも話していましたね。

A・はい。実際に僕も0距離Jリーガーとして謳っていて、勝っても負けても応援に来てくれる方が大勢いらしたんですよね。
もちろん勝たなくてもいいのかというわけじゃないんですけど、動員やスポンサー集めは勝つ以外にもやるべきことあるよねということです。

Q・そういった中で熊本はコンセプトがマッチしたということですか?

A・はい。
まず、ロアッソ熊本では3つのコンセプトがあります。
・県民に元気を
・子供たちに夢を
・熊本に活力を
だからこそ、元いたJ2に、そしてJ1に行かないといけないという目標を立てています。
このコンセプトに惚れたというのが一つあります。

Q・なるほど。しっかり理念がちゃんとしていますね。しかも熊本はしっかりとチームの活動が行われてますよね。

A・はい。先ほど勝たなきゃ観客動員数があがらないと言っていましたが、熊本の場合J3へ降格した年(2019シーズン)は動員数が増えてるんですよね。
そんなチーム他にはないし、本当に熊本の皆さんが必要としているクラブなんだなと実感しました。

Q・なるほど、魅力的なチームですね。
他にも何かありますか?

A・そういったコンセプトが大前提の中で、熊本は僕の活動が最大限生かされる場所だと思っています。

Q・熊本に行かれても活動は続けるんですか?プロ選手とかになったら、制限されたりしたいんですか?

A・そこは事前にそういった活動ができないと行かないということは伝えています。
そもそもサッカー選手はサッカーだけやっていて良い訳がないんです。
結局時間とお金があって変にギャンブルとかに使う選手がいますが、それで大丈夫なのかなと思います。
まぁそれは人の人生なので、僕は僕のやらなきゃいけないタスクをこなします。

Q・そうだったんですね。すごい大胆笑
そんなこと普通は言えないですよ…
でも、サッカーやってそのあととかに活動って疲れないんですか?

A・それはすごく聞かれることですが、僕予定をパツパツにしてないといけない人で…
むしろ活動を通じてサッカーに良い影響が出ています。
例えば子供に教える時にうまく言語化しないといけないし、それを噛み砕かないといけない。
それがまた、新たな気づきや、プレーの幅を広げることに繋がっています。
あとは自分を俯瞰して見れることですね。
やっぱり自分を自分では見ることができないので、色んな人と話していくうちに自分ってこういう人なんだなと本当の姿が見えてきます。
それが、人生を歩む為にとても大事なことですね。

Q・すごいアクティブですね。
では熊本で何をやるのか具体的に教えていただいてもよろしいですか?

A・熊本ではコンテンツ作りをしようかなと思っています。
YSCCではブランディングができたので、しっかりものを作っていこうと。
直近だとオンラインサロンの開設と、夏には隼人の夏休みという企画で、サッカーを教えるコマもありながら、カブトムシ取ったり、自由研究を一緒にやったりという2〜3日間かけてやりたいなと思っています。
まぁあとは冬にセブ島に人工芝のグラウンドを作りに行ったり、できれば、チームの食堂とするアスリート食堂を作りたいなと思っています。
チームのご飯を提供しながら、アスリートを育てる親御さんにも子供にも来てもらえる場所を作って、色んな農家の方とできれば低価格でより新鮮で美味しいものを提供できると思います。
そうすれば、しっかり運営をできるので、ユース上がりの子たちの社会経験の場所として、仕事をする場を作ったりしてもいいかなと思います。

Q・チームの為にもしっかり還元するお考えなんですね。

A・もちろんその通りです。
チームのためにもなることで、チームもやりやすいと思います。
あとは熊本の為にって気持ちはかなり強いですね。

Q・熊本の為に?

A・はい。熊本は以前地震がありました。
僕は当時の状況をメディアでしか見たことありませんが、実際に熊本城へ行きその現場を見て、熊本の為に戦うんだ。
何かできることはないかと考えています。
その中で、12日に開催する熊本初イベントの一年がまだそうの会(1年頑張ろうの会)では、売り上げの一部を熊本地震に募金できるようにうまかっさいさんに(今回借りるお店)お願いして、ご協力いただきました。
また、参加するサポーター達にもお願いして、ご協力いただきます。
そのようにして、少しでも熊本の為に活動できたらと考えています。(ここの募金箱に入れてくる予定です。)

Q・すごい考えてらっしゃる。
サッカー選手はサッカーのことを考えてればいいんだなという固定概念が壊れました。
でもそういった中で、ちゃんとサッカー選手としても結果を残さないといけませんよね?

A・もちろん、それは大前提です。
それができていないのに、やっててもサッカーに集中しろよと頭の硬い人に言われるだけなので。
サッカー選手としても、昨シーズン取れなかった得点王を掴みにいく為に最低20ゴールは決めないといけないなと思っています。
練習試合とかも上のカテゴリーとやることが多いのでそこでもチャンスが広がっています。
来年はJ2で2桁取らないといけないので、その為の準備として、チームもJ2へ昇格。
個人もそこで戦えるようになってないといけません。

Q・なるほど、チームでも昇格させた選手になれば選手としての価値も上がり、熊本であれば、J2に行っても戦える戦力がすでにあるから選んだということですね。

A・はい。サッカー選手として30歳前後でJ1のトップスコアラーになる為にはそうやってステップアップしていくことが重要です。
もちろんカテゴリーを上げるステップアップもありますが、チームとして狙えるステップバイステップを踏みながら選手としての価値を高めていく感じです。
もちろん、早いに越したことはないですけどね。

Q・なるほど。30前後というのも意味があるんですか?

A・僕は結構遅咲きタイプなので、その時がきっと全盛期だと思うんです。
しかもJ1日本人得点王は昨年の仲川選手を除くと全員30代で取っています。
ストライカーはまたそのときに伸びるので、僕はその時までの助走をしっかりと取りながら、全盛期にキャリアピークを持っていき代表まで一気に登る予定です。

Q・そこまで考えているとは思ってませんでした。
ありがとうございます。
では、最後に何か一言いただけますか?

A・すでに沢山のサポーターの方とお会いして、期待していただいているのを感じます。
この期待を越えるような活躍ができるように頑張ります。
ただ、それには皆さんのサポートが必要不可欠です。
シーズンは3/8にアウェイで開幕し、3/14にはホーム開幕戦があります。
なるべく多くの方に来ていただけるように僕も努力しますが、引き続きロアッソ熊本と浅川隼人を応援していただき、スタジアムへ足を運んでいただけることを楽しみにしています。
練習場でもたくさんの笑顔を届けられるように頑張りますので、会いに来て力を貸してください!
よろしくお願いします!

今回の内容はなぜ熊本を選んだのか〜僕が自分にインタビュー〜でした。

長々と読んでいただきありがとうございました!

また更新します‼︎


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