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こわがりな私に出来たこと②(大学・通信教育課程)

高校卒業程度認定試験に合格し、高校を卒業したのと同じ資格は得た。
あまり認知されていなさそうであったし、理解されない、同じ扱いをしてもらえないような気がして、通信教育課程のある大学に行くことにしました。

通信教育といえども、何回かは大学に行かないといけなかった。
それが嫌で嫌で仕方がなかったけれど…。

しかし、思っていた以上に大学まで行かないといけなくて、はじめのうちは前日に泣いたりしながら行っていました。
そのうち、泣くことはなくなりましたが、嫌なことに変わりなく。

基本は在宅で勉強でしたが、通信教育部の学生と卒業生が集まって、勉強の進め方のアドバイスや交流会も行われていました。
でも私は、当然、その中にも入っていけず。

論文の書き方を本や新聞のそういった記事を見て独学で学び、勉強は学校から指定された教材と図書館で自分で見つけた本を使って、ひとりで勉強していました。

通学(スクーリング)の授業では、同じ学部の人が集まる専門科目もあるので、そこでは何人か顔馴染みの人が出来て、ほんの少し交流するようにはなりました。

世間で大学生といわれると19~22歳あたりを考えられるでしょうがが、大学の通信教育課程で学んでいる人達はその年齢よりも上の方々がほとんどでした。
様々な年齢の人達。
入学した理由も人それぞれ。
勉強がしたかったから。
大学卒業の資格を取ってこいと会社から言われたから。
私が入学した大学は、通信課程でも学部が豊富だったので、教員免許や司書などの資格も取れた。
なので、その資格の勉強している方々もたくさんいました。

いろんな理由で、いろんな人が、いろんな地域から学びにきていました。
大学のある地域からすごく遠くから学びに来ている方も大勢いました。

私から話しかけて縁が出来たというケースは全くなかったのですが、いろんな理由で集まった人達だと思うと、(それでも、人見知りや緊張はしていたけれど)その人達の中に入っていくこわさは、薄れていきました。
自分からは入っていけないのだけれど…。

本当に勉強がしたい、勉強をすることが必要という人達の集まりであったし、とても勉強しやすい空間。
授業中は、高校よりもずっと心地は良かったです。

…苦手な先生というのはいたけれど。


※続きます。


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