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大阪のローカル線、汐見橋線を歩く

本日は気分転換に、南海汐見橋線をちょっと歩いてきました。

汐見橋線は、大阪の岸里玉出から汐見橋を結ぶ路線。
路線名は通称で正式には南海高野線の一部ですが、系統は完全に分離されています。多彩な種別・車両が走る本線や高野線と違い、汐見橋線は各駅停車がトコトコ走るのみです。

今回はそんな汐見橋線の駅がエモいとの話を聞いて、行ってみることにしました。


西天下茶屋駅

西天下茶屋駅からスタート。

のりばの表示と木造のホームがいい味出してますね。
無人駅なのに自動改札はちゃんとあるのか…ってなりました。


少し歩いて、津守駅を通過したあたりで一枚。
列車は2両編成です。


木津川駅

2枚目のところを進むと1枚目にたどり着きますって言って信じてくれる人は何人いるんでしょうか。
ここ木津川駅は、大阪府内で最も乗降客数が少ない駅で、「都会の秘境駅」として知られています。

ここを一言で表現するならば、「密集したところにぽっかりと空いた穴」と言うのがよいでしょうか。
自分の足音とシャッター音のほかは、遠くから聞こえる車の音だけ。電車も30分間隔。

なんでもここに昔は貨物のヤードがあったそうで。草ボーボーとなった今では考えられないですね。

また今回は掲載を見送りますが、「不法投棄禁止」の張り紙のすぐ近くで、スーパーのカゴごと食べカスやらペットボトルが散らばった光景を見た時には、「いかにもここらしい」と思ってしまいました。これが駅前で見れるんですよ…?

改札に入ってみます。

長く使われたであろうホームから、この路線の古さを感じます。

来た電車で、終点の汐見橋駅へ。


汐見橋駅

5分ほどで折り返して電車が行ってしまうと、ホーム上にいるのは私だけ。
有人駅のはずなのに、誰もいない世界に取り残されたような気分になりました。


自分はこうした「都会の中のローカル線」が好きなのかもしれないと思わされた撮影でした。首都圏だと鶴見線が有名だと思うんですが、実際に訪れた際には夢中でシャッターを切っていたのを思い出しました。

また大阪を訪れた際は行ってみたいです。


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