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龍が如く短歌

就活と大学の卒業制作に苦しんでいた2021~今年をメンタル面で支えてくれたコンテンツがある。それはゲーム「龍が如く」だ。

最初は実況動画から真島吾朗を知り、そのうちコントローラーを握って画面内でヤクザを倒すようになった。

じつを言うと、いままでテレビゲーム自体をプレイしたことがなかった。あまり興味がなかった。と、いままで人に言ってきたが、実際のところ人と違うことをしたくて、あえてゲームに興味がないふりをしていただけなのかもしれないと、ゲームの味を知ったいまなら思う。

以下は勢いあまって、クソでか感情を言語化してしまった短歌である。


描きかけの入れ墨背負う朋輩(ともがら)とシャツひるがえすネオン街道

何者になれなくてもいいほんとうはラーメン食べたいおまえとふたりで

闇に落ちたと呼べる成長は滝を昇る鯉の血涙(けつるい)

命さえあれば良いという傲慢でおまえをすくう夢をみたんだ

俺のこと知らないおまえはタメ口で名前呼ぶんだ悪くねえよ


とにかく、「龍が如く」はシナリオが素晴らしいのだ。
「龍が如く」はヤクザが極道の頂点に成り上がる物語ではない。
いちど道を踏みはずした人間がいかに大切な人を守りながら生きていくのか。それを主人公の桐生一馬や真島吾朗、春日一番らと考えていく。
そういうゲームなのだ。

「くぐい」名義でここでも短歌をあげています!

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