小説の主人公が本を読んでいる場面が大好きだ。作中でその本に魅了され、魅力を持って語られていれば尚更だ。そして物語の世界に入り込んでしまった、そんな偶然を覚える。そのようにして、チェーホフの「喜び」という4ページほどの短篇を知った。あまりの古書に思わず頬がゆるんだ。笑えず、面白い。
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