必死
三連休の中日、薪能を観に行った
…なんだけど、あいにくの雨で屋内での講演となった
大阪城をバックに幻想的な能だったんだろうな
とか、なんとかなんだけど、ここ数日急激に冷えてきていたので実は「雨よ降れ降れ、さすれば暖かい屋内で観劇できる」と念じていたのでした
一度でいいから野村萬斎さんの狂言を見たかったのでまことに嬉しきこと
演目は3日間とも違ってわたしが観たのは『六地蔵』
というオハナシ
この騙す「すっぱ」を野村萬斎さんが演じたのですが、なんとも憎めなくて愉快
田舎者を騙そうとてんやわんやのシーンが滑稽で楽しく、微笑ましいのです
そして、思ったのでした
『ヒトって必死になればなる程、はたから見たら滑稽に見えるときってあるよなぁ』
わたしも必死に大汗かいて頑張ってる姿が傍から見たら滑稽に見えてるときってあるんだろうな
けど、人さまが滑稽に思っても、いいや
一生懸命な自分を笑いたければ笑えばいい、そんな風に思えたのでした
ところで、詐欺師をすっぱ、というと初めて知ったのですが、これって『はすっぱ』の語源なのかな?と思いネットで調べてみたのですが、分からなかったです
ご存じの方、います?
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