夕暮れも早いし寒くなってきたし
プロ野球の日本シリーズって、コロナ前は10月中旬くらいに終わってたよね
こんなに寒くなって、しかもヤクルト対オリックス
…って誰が観戦するんだろう?(←自虐ネタ)
さてさて、#読書の秋2021 ということで、いけばなからちょこっと離れて最近読んだ本の感想なんかを、、、
noteで仲良くなった方をどうやら『ノー友』と呼ぶらしいんだけど、このノー友さん第1号(勝手にそういうことにする)の方ってどうやって知り合ったんだっけなぁ~?と最近思っていたら他の方のnoteで発覚しました
『ルビンの壺が割れた』という本の感想をわたしが壺をつかっていけた写真をタイトル写真に使ってくれたのが出会い
わたしは写真を使ってもらうと、必ずナニを書いてるのか見に行くのでそこからのお付き合いでした^^
と、いうワケで読んでみました
本の帯に巨大な文字で『日本一の大どんでん返し』と書いてある
口コミなんかを見ていても、最後に衝撃を受けた、というのが散見される
うん、確かに面白そう、しかも1時間くらいで読めそう
というわけでいそいそと購入しその日の晩にホントに1時間くらいで読みました
最後の大どんでん返しは、そこまで驚かなかったなぁ、
ルビンの壺って見る人によって、見方によって、その日の状態によって見え方が違うよ、を可視化したものなので、この作品はタイトルの付け方はうまいな、と思います
これは『どう思うかはあなた次第』
ま、なんでもそうだけど、これはそれに特化してるんじゃないかと思うのデス
わたしは
『人は大きな罪を犯したとしても、心から悔いて反省し、償おうとしたらその道は開くべきだ』と思っています
この本の主人公は出だしは「悔いて償おう」と思っていたのにだんだんと自己防衛の気持ちが出てきたのか、最初から身勝手な言い分の復讐をするつもりだったのかが分からない
そこも人それぞれ感じ方、受け取り方は違うんでしょうね
わたしは「最初は償おうとしていた」と思いたい、
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ところで、最後に仰天した、と言うのであればわたしは三島由紀夫さんの『豊饒の海』の方が最後に仰天どころか椅子からずりー、と落ちるくらい衝撃を受けました
全4巻、輪廻転生という壮大な内容、
そして第2巻が難解も難解、なんのこっちゃ?で、それでもここを読み飛ばしたら残りの2巻が分からなくなるかも?かもかも?と歯を食いしばって読んだのです
なので残りの3巻4巻はするするーっとあっという間に読めちゃいます
なのになのに(涙、
第4巻の最後で、輪廻転生を見続ける主人公的な本多に聡子が仰天のセリフを吐くのだよーーっ涙っ
えええええ~~~???っとなり、ワタスが歯を食いしばって2巻を読んだ努力はどうすれば、、、ってなっちゃった
同時期に一緒に読んでいた親友にこのことを訴えると、彼女も
「歯を食いしばって難解な2巻を読んだ時間を返せと思った」と全く同じ感想
とかいうハナシを別の友人に話したところ
「わたしは2巻は読み飛ばした」
ナルホドね、、、
というワケで『ルビンの壺~』じゃなくて『豊饒の海』の感想といえるほどのものじゃないけどに、脱線
豊饒の海を読んだら併せて遠藤周作さんの『深い河』も読むとよいと思われます
暗くなるのが早くなってきたし、寒くなってきたし、なので、おうちにそそくさと帰り、ゆっくり読書なんていいと思われます
そうそう、読書の合間にふと、目を上げると自分がいけた花があったりするとなお暮らしは豊かになると思いますデス
こんなことが気軽にできる日本という国
豊かで幸せですね^^
追伸:
自分で書いてて豊饒の海を読みたくなっちゃったのでAmazonで購入、届くまでは『壬生義士伝』を読んで毎晩号泣しています^^
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