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折れちゃったものの治し方

冬季オリンピックも大詰めですね

多くの方の印象に残ったであろう、高梨沙羅ちゃん、平野歩夢くん、そして羽生結弦くん

この3人に共通していることが、1回目(2回目)が思うようにうまくいかなかった(失格した、点数がでなかった)としても次は気持ちを切り替えて、結果を残したこと

みんな若いのに恐ろしいまでの精神力だ


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気持ちの切り替えって難しい

もう、十分いいオトナ、でもできないことが多い

買ってきたままのサンシュユ

そのままでも十分いいんじゃない、って思うケドね

ちょこっとめるだけで、雰囲気が変わるよね

さらに、

ぐっと表情が出るのが分かるかな?


このめるという技術、植物に力を加えてカタチを変える

ということで練習するワケなんだけど、絶妙に力を加えなくちゃいけないから、力が足りないと全然カタチが変わらない

そりでは、と渾身の力を加えると

ぼきー、と折れちゃう

で、ぼきー、と折れたら違う枝をいければいいのかといえば、巨万の富を持っているわけじゃないから、その折れた枝を使うことになる

となると、予定していた構成にするのは不可能だ

ここで、クヨクヨしていては間に合わない

植物はあーでもない、こーでもない、と触っているうちにどんどん弱っていく

だから、ぼきー、と折れた瞬間に

「じゃっ、このように方向転換ダ!」と気持ちをガッツリ切り替えなくちゃいけない


なんと!これが不思議なことに、稽古で繰り返しているうちに普段の暮らしの中とか、仕事をしていても

ココロがぼきー、と折れても

「じゃあ、こうしよう!」と気持ちを切り替えることができるようになる


たぶん、思考の訓練って繋がってるんだと思う

いけばな習ってみない?





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秋峰
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