常にぶっつけ本番で生きてる
常に玄関になにかしら花を飾っています
なので
どんなに落ち込んでも
どんなに悲しくても
どんなに嫌な思いをさせられても
どんなに辛くても
家に帰れば花が迎えてくれます
昨日はお疲れ様なのだ
常に暮らしの中に
なにかしら花を飾るようにしています
なので
家に帰れば、トイレに入れば
ふんわり植物の香りがします
アロマキャンドルを焚かなくても
アロマディフューザーに頼らなくても
はっきりと
常に植物と共に暮らしている
感覚があります
昨日
ビクトリーブーケ製作が
オモテタントおもいっきしチガウ状態で
強烈に落ち込んだことを書きました
はなをいけるって
相手は植物、
常にぶっつけ本番です
下準備をしておくとか
前々から作品を作っておくとか
気に入らなければ作り直すとか
それこそ
作り置きしておく、
そういうことが
一切できない世界です
一度うまくいったからといって
再度同じことをしても
植物は個体差というものがあるので
同じにならないことばかりです
製作はいつも
植物と「初めまして」で始まります
画家の友人がいるのですが
よく
「いけばなはようやらん」と言われます
常にぶっつけ本番なんて
考えられないそうです
『一期一会』という言葉があります
今、手にした桜は
明日は手にできない
一度切ったら元に戻すことはできない
さらに植物は
刻々と姿を変えていきます
蕾だったものが咲き
そして散ってゆきます
それを理解しておき
どの状態でも美しく見えるように
計算していける
なんどもなんども
それこそ気が遠くなるくらい
ぶっつけ本番を繰り返すのも
いけばなの稽古です
そして
それを繰り返しているうちに
妙な度胸がついてきます
わたしが
大勢の人前でお話するのが
平気だったり
くよくよ体質なのに
ま、いっか
と切り替えることができるのも
この訓練のお陰なのデスだよ、チミ
いけばな
へなうさ工房：甲子園球場そば
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