アフターコロナのゴミ箱モデルにいて

2022年1月。15日までの松の内のテーマは『情報』について。1990年代は少しずつIT化が進んだ年代であり、ネットワーク理論が誕生し、情報ネットワークという言葉の書物を見かけるようになりました。1990年後半になると、知識創造が組織の中に求められ、いわゆる暗黙知や形式知という、要は日本人が得意とする、阿吽の呼吸というもの、これらがグローバル化(多様な働き方)のなかで、言語化されるべきものだろうという捉え方なのかなと感じています。私も2000年前後はTSUTAYA事業(カルチャーコンビニエンスクラブの展開するビジネス)のなかで、離れた店舗同士が企業を越えてknowledge(知識)を共有するビジネスモデルに触れることができました。
昔は組合などが東京に集まって勉強会をしていたのが、このknowledgeを共有するという動きだったのかもしれません。
そんな中、私の社会人人生にとっても忘れられない出来事があります。

当時、TSUTAYAで競合店対策として他店舗のゴミを漁る調査をしていました。これは、何となく動物的勘というものでしょうか。相手にとっては『ゴミ』でも、私にとっては『宝』になる。そんな、情報について考えるようになった時にでた衝撃の1冊でした。マクドナルドの創業者も要はゴミを集めていたということ。

そして、これらを今の時代に捉えるとどういうことか

そのヒントがこの本に付されておりましたが、私はその上をいく研究論文を今月中に纏めたいと思います。
コロナの中での情報戦略。
おたのしみにしておいてください。
2021.1.17

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?