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SNSでのある出会いをきっかけに、命を絶つ決意をした話(⚠️おことわりをお読みください。なお、後編(解決編)に続きます)

おことわり

色々身バレしてしまうのが怖いので、フェイクをかなり入れますし、素直に話したらかなり叩かれるであろう話のため、お得意の脚色もかなり行っております。ご了承ください。


私は、SNSをやっていた(現在は閉鎖済み)。フォロワーは100人もいないし、最初はほとんどROM専だったけど。

そのアカウントは、いつしか愚痴垢になった。例えば、「家が辛い、家出したい。でも彼氏も友達もいない。パパ活する勇気もないし、もう死んでやろ笑」とか、こんなことを呟くのが、いつしか日常になっていた(もちろん、もっと普通のことも呟くけれど)。
投稿に特に反応してくれた人、それこそが、最近私が自殺を決意するほど追い込まれるきっかけとなった、「お兄様」だ。彼は、この手のツイートからもっと明るいツイートまで、投稿にいいねやコメントをくれることが多かった。

ある日、このアカウントで、私はこんなツイートをした。
「PCが壊れました。今、こんな状態です。直し方を知っている人、教えていただけないでしょうか」

このツイートにも、真っ先に反応した「お兄様」。
実は、彼は有名IT企業勤務でそこそこ偉い立場の方で、もちろんPCにはとても詳しい。
私はこの件をきっかけに、彼とはじめてメッセージでやり取りし、連絡先も交換した。

当初はもちろん、PCの直し方に関するやりとりしかしていなかった(ちなみに、PCは彼とのやりとりのおかげで、無事自力で直せた)
が、この件を通して、日常的な話なども多くするようになった気がする。

私はASDのせいで人との関係性に不器用な面があることや、他にも様々な理由から、距離感がバグりやすい面がある。
実際、「お兄様」との距離感は少しバグっていたと思う。
なんかやや自然な流れで?ASDに関するカミングアウトまでしてるし、色々過去を打ち明けたりもしたし。自然な流れでうっかり、私の大学名も知られたし。
某掲示板でのトラブルで辛い思いをしたときは、電話で話を聞いてもらったし(このときはじめて声を聞いて、上手く言えないけど雰囲気的な、直感的な気持ち悪さを感じてしまったこと、そんな気持ちを押し込めてしまったことは内緒)
あとは、話の流れは忘れたけど、マッチングアプリの話もした(年齢近いのが条件、って言ったとき、でも最近は中条あやみさんとか高橋愛さんとか、それぐらいの年齢差の夫婦やカップルは普通にいるのに、とか言っていたのは伏線か?)

それでも、当時は、別にとても嫌な思いはしていなかったと思う。強いていうなら、学業についてプレッシャーをかけるのはやめて欲しかった。でも、それ以外のことは、色々話すのはそれなりに楽しくて、それこそ実際に兄(いないけど)や友達と話している感じがした。

しかし、ある日を境に、私の中での「彼」が、大きく変化してしまった。

「俺と付き合いませんか?」

そう言われた、その日から。

すぐに断る勇気はないけど、受け入れることにも上手く言えない気持ち悪さを感じた私は、「考えさせてほしい」と言った。
彼は、「わかりました。そうですよね。デートもまだ先ですし」と返した。

それから、色々とやり取りをした。
彼は、こんなことを言っていたっけ。

「俺はるちあさんと話をするのが楽しいし、性格を理解できる自信があります。元彼みたいに、あなたを否定したりは絶対しません」
「実は、年齢はるちあさんより11歳年上です!でも、だからこその強みもあると思いますし、デメリットはカバーします。マウントとったりしませんし、対等な関係になれます」
「恋人に対してはいつも、優しい気遣いをすることを心がけます」


「るちあさんの好きなところですか…そうですね…
(1)るちあさんが無知だからです(今回のPCの件が良い例です)。俺は人助けが好きなので、るちあさんの知らないことを優しく教えたいです。
(2)るちあさんの長所(特定防止のため詳細は伏せます)は自分にはないものでとても素晴らしいし、俺の性格との相性も良いと思います。色々ハンデになっていることが多くあると思いますが、2人合わせれば、それを乗り越えられると思います。
(3)意外とおしゃべりで面白いし、あわてんぼうなところとか、おやつにりんご飴食べるところとか、やりとりとかにかわいさを感じました。」

「実は、カミングアウトしてくれるより前から、るちあさんがASDであることには気づいていました、傷つくと悪いので言いませんでしたが」

…他にもさまざまなやりとりがあった。
色々あったんだけど、彼との一連のやり取りが、今後のこと、私の育ちのこと、愛されたかったという事実、「ASD」という特性のこと、さまざまに自分を考える、1つのきっかけとなったのは事実だ。

…そして、それこそが、私に自殺を意識させた、1つの理由でもある。
それでも、どうして自殺をしようと思ったのか、このときは自分のことなのに、自分の気持ちがよくわからなかった。

でも、それから色々あってそれ(自分の気持ち)を理解できるようになり、自身の成長に繋がったと思う。


思ったより長くなってしまったので、後編(解決編)を書きます。
後編では、私がここからどう立ち直ったのか、noteに関するスタンス、そして、大学のカウンセリングのことなどについて、触れたいと考えております。

2024/8/27追記
続編です。


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