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可愛い女の子、可愛くない女の子

ここで言う「可愛い」っていうのは、「従順で言うことを聞いてくれる」とか「庇護欲を覚えさせる」とかいう意味ではなくてね。
プリティの意味です。
愛らしい、いとおしい、プリティでキュート。そういうやつです。

何の話かというと。
別に女の子、って性別を限定しなくてもよかったんだけど、男の子とかそれ以外の性別の人を含んでいても全然問題ないんだけど。
差別的なニュアンスではなく、純粋な好みの話として聞いてね。
筆者は、「可愛い女の子」という概念が、めちゃくちゃ好きなんです。

見た目の話をすると、こう、お顔やほっぺが少し丸みを帯びてるような柔らかい印象で、おめめがくりくりしていて、髪なんてふわふわのさらさらでいい匂いがして。スカートの裾がひらひらしていて。
中身の話をすると、自分の足で歩ける賢さや覚悟や、それでも時には女を利用して誰かに縋ったりもできる強かさ、見えないところで誰かを気遣ったり、誰かに尽くしたりする思いやりや優しさがあって。
羅列するとあれだね、フェミニストの方々とかにすごく怒られそうだね。
でも、好きなんだよね。
そういう、ふわふわできらきらで強い、「女の子」っていう概念が。

男女の格差をなくそう、っていうこのご時世に、こうやって差別的ともとれるようなことを言うと、すごく叩かれるかもしれない。
本当に、筆者の好みの話です。
ガリガリの男の人よりマッチョな男の人が好き!とか、年下よりも年上の女の人が好き!とか、そういう好みの話と同じくらいの温度感。
誰かにそれを押し付けたいわけでもなく、そうじゃないからって否定したり拒絶したりしたいわけでもなく、ただの個人的な理想の話でね。

筆者は男の人も女の人もそれ以外の人もみんな好きな、オムニセクシャルと呼ばれる属性の女なんですけれども。
それについての詳細は、興味があれば過去の記事を読んでみてね。

それはいいとして、筆者が可愛い女の子が好きだというのはもう十分書いたけど、同時に筆者も可愛い女の子になりたいと思っていてね。
愛らしくて、いとおしくて、プリティでキュートで、優しくて強い、最強の女になりたいのです。

そのためにどんなことをしているかというと、多分みんながやっているようなありふれたことなんだけれど。
毎日ラジオ体操をしたり、ストレッチをしたり、たまに筋トレをしたり、たくさん歩いたり、お気に入りの入浴剤を入れてお気に入りの音楽を聴きながらゆっくり入浴したり、入念にスキンケアをしたり、自分に合うお化粧品やお洋服を探してみたり、可愛い動物の動画を観たり、うつくしい景色を数えてみたり。
他にもいろいろ。
健康的で、笑顔でいられるような、機嫌よく毎日を過ごしていけるような取り組み。努力というほどでもない、趣味のようなもの。

そういうことの積み重ねで、筆者は毎日可愛くなっていく。自称。
今の筆者が「愛らしくて、いとおしくて、プリティでキュートで、優しくて強い、最強の女」だとは思わないんだけど、そうありたいって思ってそちらの方向に歩いていく姿は、可愛いと言っても過言ではないんじゃないかと思ってね。

で、長くなったんだけど、ここまでが前置き。
筆者はふわふわできらきらの女の子が好きで、そういうふうになりたいと思ってるんだけど、今回したかったのはそういう話ではなくて。
タイトルの話ね。
可愛い女の子と、可愛くない女の子。
筆者は女性も恋愛対象になり得る、ということにも起因するかもしれないんだけど、筆者が思うに、この世に「可愛くない女の子」は存在しないんじゃないかなって。
今回したかったのは、そういう話。

見た目が女の子らしい、ふわふわできらきらの女の子。最高に可愛い。砂糖菓子みたい。
見た目が女の子らしくない、尖っててしゅっとした女の子。自分を貫いてて可愛い。そしてかっこいい。
見た目に自信がなくて、可愛くなりたい、かっこよくなりたいって夢想してる女の子。いじらしくて可愛い。全力で応援したい。
自分なんてどうせブスだって諦めて卑屈になってる女の子。可愛い女の子への憧れが可愛い。そうやって拗ねてるところがもう可愛いのに。
可愛いあの子が憎い!って嫉妬だらけの女の子。臨戦態勢が可愛い。毛を逆立ててる猫みたい。

一人で生きていける!って踏ん張ってる女の子。根性があって可愛い。頑張りすぎないようにね。
誰かに助けてもらえるもーんって甘え上手な女の子。強かで可愛い。そういう子に騙されても多分恨めない。
女だから私がしなきゃ、ってつい献身しちゃう女の子。思慮深くて可愛い。絶対にいいことが訪れる。
やりたいことをなんでもできるように!ってバリバリ仕事して稼いでる女の子。行動力ありすぎて可愛い。憧れるし最高。
好きな人と結婚して庭付きの大きな家に住んで、白くて大きな犬を飼って子供は3人欲しい!って夢見てる女の子。ロマンティックで可愛い。100点満点の女の子じゃん。

羅列するとキリがないんだけどさ。
私が思う「可愛い女の子」は、それが意味する範囲は、世界中のすべての女の子なんだよね。
世界中のすべての女の子は、可愛い。なにがどうあっても、間違いなくみんな可愛い。
「そんなわけない、私は本当に可愛くないんだ!」って主張する女の子がいても、その意固地な姿とか、悲しみとか、卑屈な感じとか、そういうの全部がもう可愛いんだもん。可愛いんだよ。

何が言いたいかというとですね。
いわゆる「女の子」らしい、ふわふわできらきらの女の子は勿論可愛いんだけど、間違いないんだけど、そうじゃない女の子も、可愛いことには違いないっていうことですよ。
可愛くなりたくない、っていう女の子がいたらごめんね。
でも、可愛いんだよ。筆者は可愛いと思ってしまう。

そして、女の子ではないけれど、可愛くなりたいと思っている全人類。
可愛くなりたいと思ってる時点でもうみんな可愛いです。
筆者が「可愛い女の子」っていう概念が好きっていうだけで、別に女の子以外が可愛くなれない理由なんて全く一切ないからね。
そこは誤解なきように。

とりとめのない話になってしまった。
いつものことかもしれないけど。
なんか、「可愛くなりたいけど可愛くなれない」って思ってる女の子たちに対して、「もう十分可愛いから!あとは、私可愛いです!って主張するだけだから!」って言いたかったんだよね。
そういう話でした。

では、今回はこの辺で。




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