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ストレス耐性の話

私はストレス耐性が高い方なのかな、と自分では思っていたのだけれど、実はそうでもないのかもしれないと最近思い始めてきた。

私が何故、自身のストレス耐性を高いと思っていたのかというと。
・ストレスを感じる瞬間があっても、その場では比較的冷静に対応することができる
・ストレスでパフォーマンスが多少落ちることがあっても、動けなくなることはない
・挫折しまくっても、少し時間が経てばなんとなく「次はいけるかも」みたいな気持ちになることができる
・周りの人からも、「ストレス耐性があって大人だよね」と言われる
みたいな性格・特徴なので、自分はストレスに比較的強いタイプではないのかなあと思っていたのだ。

しかし、ストレスが限界値を超えて、「何にもしてないのに突然涙が溢れ出る」みたいな状況になったことが今までに何度かある。
泣きながら出勤して、職場についたら涙がピタッと止まって、また帰りの電車で涙が零れるような。それでも毎日フルタイムで働いていたのだけれど。

つまり私は、「ストレス耐性が高い」のではなく、「ある一定ラインまではあまりストレスを感知しない」だけなのではないか?と気付いたのだ。

雑すぎる説明図

この、「平気だと思っていたのにある日突然限界が来る」みたいな感覚は、もしかしたら真面目で完璧主義者なINFJで多いのかもしれないな、と最近になって思うようになった。
ストレスが限界値を超えるとだめになる、というのは誰でもそうだと思うのだが、多くの人はストレス負荷の上昇により少しずつ不調や苦しさを感じていき、それが限界値付近に来るともうだめだーって心が折れてしまうのではないかと思う。
しかし、私の場合は、「平気平気」「まだ全然大丈夫」「私あんまりストレスに負けないからなー」って思いながら、突然ぽきんと心が折れるのだ。

なんか、こうやって書くと、まるで馬鹿みたいだな。

ストレスが相当高負荷になるまでは、ストレスを感知できない。
これはおそらく、多少ストレスのある環境でも、「自分にもっと改善点がある」「もっと試せることがある」と考えてしまうせいなのではないかと思う。
「しんどい」「きつい」よりも先に、「じゃあこういうふうにして試してみよう!」という思考と行動が出てくるので、それをストレスだと感知するだけの(ある意味での)心のゆとりがないのかもしれない。

そうして、「これもダメ?じゃあこうしてみよう!」「うーんこれは一旦我慢だな、多分次で巻き返せる」「とりあえず保留にしておくか~何か良い案思い浮かばないかな!」だとか思っていると、ある日突然「ウワアアアアアなんかもう無理!!!!なにもかもが無理!!!」な日がやってくるのだ。

・・・うん、やっぱりちょっと、馬鹿みたいだな。

あとはおそらく、ストレス値がかなり高くなっても、私は傍から見たとき「にこにこ生活している普通の人」に見えるのだと思う。
だって自分ですら「私は今ストレスがあります!」と思っていないのだから、弱ったり、誰かを頼ったり、甘えたり、そういう発想になるはずがないのだ。
そういう面もあって、周りから見ても「ストレス耐性の高い人」になっているのではないかなあと思う。

でも実際は、「ストレスを上手く受け流せる」でもなければ、「ストレスを上手く発散させることができる」でもない。おそらく。
「ストレスが相当高負荷になるまでは、自分でストレスを感知できない」。ただこれだけなのではないだろうか。
だから、気付いた時には、時すでに遅し。感知できるレベルのストレスは、既に致死量に近い。突然潰れる。だめになる。
周りからしたらいい迷惑だろうな。そうなる前に相談してくれと。というかあなたは大丈夫だと思っていたのにと。

ストレス耐性なんて目に見えるものではないし、数値として他人と比べることもできないから、あくまであれこれ考えたり思いついたりするっていうだけなのだけれどね。
自分のそういう性質を、正確に把握しておくことで多少は生きやすくなるのかなあと思うよ。

なんだか何が言いたかったのかわからなくなってきたので、少し短めだけど今回はこのくらいにしておくよ。
もし「私のストレスはこういうタイプですよ~」っていうのがあればコメントで教えていただけると嬉しいです。

ではでは、今回はこのへんで。



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