見出し画像

私のEnglishの原点は机上で無くカフェでの奇襲突撃で、それはそれは荒々しく無鉄砲なものでした


今回私が書きたいのは『英語』についてです。
私のプロフィールや過去記事を読んで頂いた方はご存知かと思いますが、
私は純日本人でオランダ姓で生きています。
お時間のある時に、過去記事を読んで頂くと嬉しいです。

かいつまんで話しますと、24歳で仕事を辞めカナダへ留学しました。英語は小さいころから音楽として聴いていて大好きでした。けど中学校も高校も英語の先生がクセモノで嫌いでした(絶対あるあるですね)(笑)

でもいつかは日本を飛び出すことが出来たらなぁと漠然と考えて育ってきました。
銀行員として働きだした時「あなたはキャリア組になりなさい」といわれましたが、私の中で銀行員と言う仕事は嫌いじゃないものの、じゃぁずっとそうかと言われると疑問でした。
お給料も桁違いに良くて、私の中では、ある金額に達したら銀行員を辞めて自分の好きな事をしようと勝手に思っていました。

それが現実になったのが24歳でした。
初めは旅行で行ったサンフランシスコに留学する予定でした。しかし911のテロがあった直後。
今まで私のする事にダメだししなかった父が初めて「アメリカ以外なら良い」と言ったのです。
留学先の学校も全て決まっていたのですが、急遽行ったこともないカナダへと変更し、何もしらない下調べもないヴァンクーバーで1人での生活を始めます。

いきなり留学しちゃうんだから英語は出来たんでしょう?と言われますが、高校の時、英検2級を取らないと卒業出来なかったので無理に取ったくらいのレベルで、特に習ったりは全くしていませんでした。

はい、24歳まで英会話ってやつに全く触れていません。
で、いきなりカナダに行きました( ´ ▽ ` )笑笑

留学先の学校では典型的な日本人の英語力で、文法クラス、リスニングクラスは3段階のうちトップクラスへ編入。しかもスピーキングクラスもなぜかトップクラスでした。これは未だに謎。
ほとんど返せなかったのになぁ。
きっとクラス構成上の人数調整だな…。

周りはほとんどがメキシコやトルコからの留学生でちらほら韓国の子もいるクラス。
クラスメイトや先生は嫌いじゃなかったです。
実際月間のMVP学生に選ばれスカラーシップなんかも貰う優秀な生徒(誰も言ってくれないので自分で言います)だったんですが、
なんか学校自体がつまらなかったんです。

それにメキシコ学生からのしつこい誘いにもウンザリしていたのも理由ですが💦

それで私がやったのは、カフェ(主にスタバでしたが)横に座った人に、「日本から英語を学びに来ました。良かったら話し相手になってくれませんか」という今考えても【若いから出来たんだよ、君!】と言いたくなることを毎日学校を早退してやっていました。かなりやけっぱちな方法💦

私が凄くラッキーだったのはカナダと言う国自体がもともと移民が多くて、ヴァンクーバーも然り。
英語がきちんと話せない人もそんな珍しくなかったという事でしょうか。
しかも私も若かった( ´ ▽ ` )✨
老若男女問わず、皆さん笑顔で話し相手をしてくれました。
私は電子辞書で日本語を入れて英語変換し、向こうは英語を入れて日本語変換してくれる。
そんな事を少しずつ毎日積み重ねていると、だんだん日常英語の速さについて行き、よく聞くフレーズなんか覚えてくるんです(*^_^*)✨

「あぁこれ前に聞いた聞いた」って。
カナダに行って3ヶ月もすると子ども向けTVが理解出来るようになり、そのうちにドラマも何となくわかるようになって楽しくなってきました。

私ってすごく感覚派なんだと思います。
理論的、論理的に考えるより、実際にやって感覚で身に付けていくような。
なので英語を英語として
そのまんま理解しています。
それはちょっと困った事も引き起こします💦

私が今の福祉の仕事について、最初の年にタイから視察団の方がいらっしゃることになりました。そこで法人の偉い人たちから「通訳をやって欲しい」と言われたのですが、感覚派の私。
何を言われているか理解出来ても、それは英語として理解しているので、日本語に一旦翻訳する事が出来ません。「えぇと、○○と言っているからそれって日本語でどう説明するんだ?」と考えると説明文も英語になってしまうのです。

この感覚をどう表現したらよいのか難しいのですが、頭の中で「一度日本語に置き換えて理解する」過程が無いので、その言葉に相応しい日本語!と言われてもササっと出てこない。
同時翻訳なんて到底無理でした…(T ^ T)

そんな私が英会話教室の先生を短期間でも経験し、プライベートレッスンの先生の経験を経て、しみじみ思うのは、私の英語は人に教えるものではないなという事です。
感覚派なので理論的に説明する事が出来ません。フリーの会話ならどれだけでも楽しめるのですが資格取得などには向いてないという事です。

子育て中の方へのコーチングを行っていた時に、英語が出来ますという話になると必ず聞かれるのが「何歳から英語を教えたら良いですか?」と言う質問です。

私が働いていた大手の英会話教室は3歳からクラスがあり、親子一緒のクラスだと1歳前からクラスがありました。
確かに子ども達はゲームのように単語を覚えていきます。それはそれは速いスピードで。
でも実際、それらの単語を言葉として理解し文章にして組立て、会話としてアウトプットが出来るかと言うと、それはまた別の話です。

私が英語に抵抗があまりなかったのは、幼い頃から聞いていた洋楽のおかげだと思います。
オランダ姓の彼と出会った当初、良く言われたのが「お前は会話がさんざんなのに、歌になると完璧やな」だったので…。

また学校でなく、地元の人と会話をする事で、思い切りヴァンクーバー訛りになってしまったのも事実です。

アクセントだけ聞いて、あ、カナダ西やね、と笑われていました汗


30で帰国してから英語を使った仕事をしていませんので、もう15年近く英語からは遠ざかっていますが、いまだにリモートで海外の友人と話すことがあり、「Norikoはスピードは落ちたけど発音は衰えてないねぇ」と言われます。

面白い事に私は感情が高まると、今も英語になります。子ども達にカチンと来た時などは顕著で、わぁわぁと英語でまくしたてるので、子ども達はポカーンとしてました(笑)
あ、母がなにか怒っているんだろうけど分かんないなぁって顔してました。今はガッツリ分かるようですが…。

何かを始めるのに年齢なんか関係ないって良く言われますが、本当にそうだと思います。
私の英語は24歳からでしたが取得する時間が極端に長かったと言う訳でもありません。
理解できずに悔しい思いも沢山しましたが、それでも、ものすごく苦戦したという事はありませんでした。

母になり、自分の子ども達にしていたのは、幼稚園までは英語で言って日本語で言うという事を日常でやっていました。

例えば、「Hey, look at the time. time for go to the bed.」「ほら、時間見てー、寝る時間だよ」という具合。
買い物に行けば「take carrots, please.」とか…子どもからしたら遊んでる感覚だったそうです。

小学生になり
2人から『まどろっこしい』と言われて
それを辞めてしまった変わりに、家で流す音楽はほぼ洋楽だけになりました。
娘は特にヒアリングが得意で、好きな歌手(彼女はAlan Walkerの大ファンです)の歌は全て耳だけで聞き取って完ぺきに歌う事が出来ています。

中学生になって知っている単語も増えたせいか、「ねぇ今○○って言ったから、こんな意味?」とかなかなか良いguessしています。

息子はLEGOが好きで
将来はLEGOビルダーになると言っていて、
海外の作品を見てはその作り方などを一生懸命に真似してます。(ちなみに彼はmallon5やレッチリが好きな男子です)
何となく分かる単語を聞き取って、『こうじゃないかな』と言う感じです。

息子が今1番行きたいところです✨
下調べと言う名目で、いろんなモノを見ては興奮してます。
彼がデンマーク🇩🇰なら母はオランダ🇳🇱でも滞在するか( ´ ▽ ` )♪な妄想中。


2人は私がガーっと言う英語も、ほぼ正確に聞き取れています。
私が英語で話しかけても、うんうんと、それに対して答えています。

でも、だから話せるかと言うとまだまだで、今は沢山インプットしていて、アウトプットはまだかなっと思います。
でもインプットの基礎があるので、何かのトリガーがあれば、出て来るのも早いんじゃ無いかと考えてます。
我が家は、そんなこんなで何かしら英語に触れる生活環境です。
娘は将来は海外留学したいなぁと言っているし、息子はLEGOビルダーってことは拠点はヨーロッパなのかい?と母は楽しみに2人を見ています。

他にも数を数える時はフランス語だったり、挨拶はスペイン語、今から10分間はオランダ語で会話しよーぜーとがっつり勉強という事になってしまうと私も面白くないので、子どもたちと楽しみながら外国語のある生活をしています。 

英語だけじゃ無く、第2ヶ国語を学ぶと言う時に
いろんな方法がありますが、
日本ってどうしても机上でやりがちになっちゃう気がします。
ドリルやプリント、文の構成や時制なんか、どちらかと言うと、文法が先。

でも本当は、言葉ってその国の文化や歴史背景や国民性なんかも凄く絡んでると思うんです。
異文化を知る時に、言葉だけ学ぶんじゃ無い方が、うんと楽しくて習得が早い気がします。

例えば、ハングルで、三角関係は、そのまんま
三角関係です。
意味も同じ。
それは日本と韓国の戦争背景にある日本語教育の時代があります。
日本のコロッケも、オランダのクロケットが元にありますが、それは鎖国の歴史があるから。
パン🥐も、英語ではbreadですが、ポルトガル語では、パンはパンで、これも同様です。

外国語って言うと、それだけで毛嫌いしちゃう人もいらっしゃいますが、実は机上だけでない部分から学ぶと面白かったりします( ´ ▽ ` )

いつかnoteの音声か、スタエフで英語で配信なんか出来たら楽しそうだなと夢みてます( ´ ▽ ` )✨



今回は、チェーンナーさんの異文化カルチャー活シェア企画で書かせて頂きました( ´ ▽ ` )

バトンを頂いたのは、こちらのお2人✨
①川ノ森千都子さん
美味しそうな愛情溢れる料理と、優しい文章にお人柄が大好きです❤


②ミエハルさん
チェーンナーさんの音楽企画から仲良くして頂いています。ありがとうございます😊旅行や音楽がお好きで共通することが沢山だなって毎回楽しい記事です✨


こちらがチェーンナーさんの記事✨
企画の紹介はこちらから💁‍♀️❤️
毎回面白い企画をありがとうございます😊詳細は↓の記事にあります✨✨


さてさて、私は実はお2人からバトンを頂いて
これは2つ目の記事です。

1つ目はこちらです( ´ ▽ ` )✨暑苦しいです笑笑


今回のバトンはどなたに…と考えて…

①ミエハルさん!!
ふふふ( ´ ▽ ` )第2弾をかこうかな♪と言われたミエハルさん!!また是非お願いしたいです✨✨


②コノエミズさん
海外にお住まいで、旦那様との毎日が優しさで包まれていて憧れのご夫婦なんです。異文化の中に生活拠点を移されており、きっといろんな引き出しをお持ちじゃ無いかと思います。


お2人ともお忙しいと思いますが
よろしければバトンを受け取って頂けたら嬉しいです( ´ ▽ ` )❤️




#コーチング #レジリエンス#海外留学#バイリンガル#世界ひとり旅#ヒッチハイク#パニック障害#福祉の世界#拒食症#シングルマザー#子育て



良かったらサポートをお願いします。我が家のパソコン💻購入にご協力下さい!コメントも頂くとガテン頑張れます✨✨