5分で分かる【デフレ・インフレ】~日本って本当に豊かなの?~
こんにちは。タカツキです
本日はデフレ・インフレについて書いていきます。
分かってそうで分からないインフレ・デフレについて書いていきます。
これを読めば5分後には、曖昧だったモヤモヤが晴れます。
結論言います、
日本はやばいです。豊かではなくなっています。
GDPから見る経済状況
まずは、日本の現状です。GDP(国内総生産)を先進国で比べてみました。
日本は先進国で、唯一マイナスです。減ってます衰退してます。
高度成長期から伸びていません。失われた30年ともいわれています。
中国→1414%
アメリカ→139%
ドイツ→30%
日本→-20%
つまり、日本は常に不景気です。
(消費税増税前に消費が一時的に活発化し、一瞬よくなりましたが、、、)
インフレ・デフレ
ここから本題に入っていきます。まずはインフレから。
「インフレ=買いが多いこと」
買いたい人が多くため、リンゴの値段が高くなります。
需要が多いので売れるから相対的にリンゴの値段が上がるって話です。
「デフレ=売りが多いこと」
売り手が多く、需要がないのでリンゴの値段が下がります。
まとめると上の図になります。お金の価値も変動します。
お金の価値とインフレ・デフレは反対に動きます。
インフレ物価高→お金の価値は下がります。
なぜかというと、元々100円で変えていたリンゴが150円に増えたので支払う量が増えたから。
デフレ物価安→お金の価値は上がります。
なぜかというと、元々100円で変えていたリンゴが50円に減ったので支払う量が減ったから。
次にインフレになる仕組みを説明します。
インフレになるにはまず政府が株を購入します。
株を買うと、会社にお金が入ります。
会社にお金が入ると、生産を増やすことができます。売り上げが増えます。
売上が増えると従業員の給料が増えます。
給料が増えると消費が増えます。
消費が増えると企業の収益が増えます。
収益が増えると更に生産を増やすことができます。
この正の循環によりインフレに向かいます。
しかし日本はデフレです。
その理由は
「景気=ヒトの気」だからです。
常にデフレなので、お金の価値が上がる→お金は貴重→手放さない→市場にお金が回らない→更に不景気になる。いわゆるデフレスパイラルです。
結果として現金がタンス貯金されるだけ、一向に市場にお金が出なくなりデフレが続きます。タンス貯金で30兆円にのぼると想定されています。
日本がずっとデフレの理由はここにあります。
先日発表された「全国民に10万円支給」は、コロナにより生活が苦しい人への支援だけではなく、インフレへの施策でもあります。
1枚目のスライドと違うのは会社ではなく、消費者に直接配られるものですあることです。
結果としてはタンス貯金の額が増えるだけになってしまうでしょう。
また、この施策を行うのに12兆円の国債を発行して行うので更に借金が増えます。
最後にインフレについてです。
2種類のインフレ
インフレって悪いインフレもあるのご存知でしたか???
実は、、、、
「デフレ=悪、インフレ=良い」ではないです。
インフレにも悪いインフレがあります。
BADインフレ①は、国内生産できない製品の高騰です。
石油価格の高騰により石油製品の値段が高騰してしまうのは、BADなインフレです。所得が増えていない状況で値段が上がってしまうと消費は落ち込みます。
石油価格を見ろと言われるのはこれが理由になります。
日本は石油を生産できないのでもろに経済に影響を与えます。
BADインフレ②は、国内生産できる製品の高騰です。
(これはBADだけど、良いインフレです。)
先に↑の矛盾を解いておきます。
BADなインフレ=直説悪いではないです。所得が増えないまま消費の値段が上がることを指しているからです。ちなみにBADインフレ①は悪いです。
話を戻します。良いBADインフレは例えば外国産の野菜などです、
海外産は大量生産により、1個あたりの単価が安いメリットがあります。
しかし、イナゴなどの大量発生がおきれば収穫量が減り値段が高くなってしまいます。①と違うのは、日本でも生産可能なので影響を受けないということです。(海外産のみが高くなる状態)
国産の方が値段が安くなり、日本にお金が落ちるので消費の活発化に繋がります。
以上です。インフレ・デフレ理解深まりましたか???
熱くなって書いたので5分でわおわらなかったかもしれません。
すみません。学びになったことを願います。
読んでいただきありがとうございました!!
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