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【ガンバ大阪】まだまだ猶予期間なのでセーフ/J1第10節:清水戦△0-0

「点も取れたし試合も勝ったしこっから勢い乗っていくで!」 ..とはならんのですよ。そんなもん鳥栖戦を見てりゃだいたいわかるっちゅうねん。

□ 2021年4月18日:J1第10節
ガンバ大阪0-0清水エスパルス

何回も書いてる通りまだまだ猶予期間なのでまたまた無得点でもセーフなのである。全然おもんないけど(゚ε゚)キニシナイ!! 

■ 今度は高尾が..静かに忍び寄るアクシデントが脅威

それよりも今は何が気になるかというと、まるで神隠しに遭ったかのようにサイレント離脱者が出ていること。この試合では高尾がメンバーを外れ、ルーキー佐藤がスクランブル的に初スタメン出場。先日も書いた通りヨングォンや藤春・矢島も欠場が続いているし、ペレイラも行方不明に。

何が困るって目の前のゲームでの戦力どうこう以上に、連携面の強化が図れないんですよねえ..日程が詰まっているのである程度メンバーが入れ替わるのは仕方ないにしても、GWあたりからはいよいよ本腰を入れて結果にも内容にもこだわっていかねばならぬところ。そこで使いたい選手が使えるコンディションにないとなると本当に厳しい。上位争いに加わることもできなければ、作り上げようとしている新しいスタイルの構築も難しくなってくる。

■ 出場メンバーのコンディションにも差が激しい..絶好調の昌子と何かがおかしい井手口

試合に出ている選手たちの中でもコンディションにバラつきがあるな。まず昌子がすさまじい。当たってよし、読んでよし、運んでよし。何をやっても相手を完全に制圧しているかのよう。昨年の時点でもさすがだと思わせるプレーは何度も見てきたが、今季はそれをはるかに超えるパフォーマンスを発揮し続けている。これを絶好調と言っていいのか、それとも平常運転なのか。彼の仕事ぶりがなかなか勝利に結びつかないのはもどかしいし、これだけ連戦続きに耐えられるのか少し心配にもなってくる。

一方で違和感ありまくりなのが井手口。本来なら狩れるはずのボールを狩り切れないもどかしさ。ピンチの芽を未然に防ぐと同時に二次攻撃のスイッチにもなるボール奪取が見られないのも、今の得点力不足の一因になっている。昨年の縦横無尽っぷりが早く戻ってきますように。身体のどっかが悪いとかじゃなくて、野生の勘が働かないとかそっち系だと思うw

■ 最後の猶予期間は22日の名古屋戦

インターネットの世界をぶらついてると、けっこう厳しいご意見に遭遇することも増えてきた。何しろ6試合で1得点ですからね、そりゃあそうですよ。
個人的には努めて前向きに受け止めているとはいえ、いつまでもこんなのが続いていたらたまったもんじゃない。
活動再開時から、日程的に次の名古屋戦までは何があっても批判はNGと心に決めてきた。正直もっとボコボコにやられまくるのも覚悟していたので、崩れずにここまで戦えている点には一定の評価を下すべき。と同時に、試合勘ガーコンディションガーと言えるのもここまでですからね。

やる時はやってくれるのが宮本ガンバだと思ってます。

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