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競馬

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2022年1月の記事一覧

【雑談と競馬】トロピカルージュプリキュア最終回

日曜の朝といえばプリキュアである。いつから始まったのかは知らないけれど、少なくともテイエムプリキュアが阪神ジュベナイルFを勝ったのが05年だから15年以上は続いているレジェンド級アニメであることは間違いない。 「トロピカルージュプリキュア」が最終回を迎えた。うちの娘にとっては初プリキュアとなる作品。僕も一緒に1年間ほぼ毎週欠かさず楽しませてもらった。 東京オリンピックの影響で放送がなかった朝は荒れに荒れまくったのも、今となってはいい思い出。おかげ様で「にちようはプリキュア」と

【雑談と競馬】夜景が見たくなったので

午後から家族でぶらりと六甲山へ行ってきた。15時ごろ家を出発して、下道をのろのろと走ること約2時間半。下道にはロマンがある。ときどき渋滞したり、コンビニに寄り道したりと夕暮れどきにまったりと車を走らせるのが好きだ。雲の切れ間からエンジェルラダーが降り注いでいるのを眺めたりしていると軽い至福に浸れる。そしてちょうど日が沈むくらいのタイミングで到着。 大学時代に友達と一緒にドライブで来たのが初めてやったかな。ああいうの楽しかった。それ以降も奥さんと度々訪れてたけど、今回は10年

【雑談と競馬】お断りのご連絡

昨年の夏にデザイン制作の件でお問い合わせをいただいたお客さんがいた。会社を訪問し、代表者と意気投合して「これは取れるな?」という手応えがあったのだが、あえなくお断りのご連絡が。それなりに落胆したものだが、そこから半年近く経って改めて「やっぱりお願いしたい」と。めでたく受注となった。うれしい。 ご縁があったから言うわけではないけど、破断になった際に「残念ですけど、御社にとってよりよいご発注先が見つかったのなら喜ばしいことです」とメールで書き添えられたのが印象に残っていて。決して

【競馬コラム】スタートダッシュの重要性

以前、藤岡佑介がnetkeibaのコラムか何かでこんなことを語っていたのを覚えている。 「G1の騎乗依頼を受けるには春が狙い目。秋には短期免許の外国人がたくさんくるから枠がない。春のG1で声がかかるようにするには、年明けから勝ち数を稼いでリーディング上位にいる必要がある。だから1月の中京・小倉のローカルに積極的に乗りに行って、まずは数字を積み重ねている。」 一言一句このままのテキストが載ってたわけではないけど、内容としてはこんな感じだった。なるほど自らの立ち位置を冷静に分

【競馬コラム】オグリキャップの有馬記念になぞらえながら、「羽生善治の5二銀」を味わっている

ハシスポさん、最近ちょっと将棋にハマってます。 これまでは全くと言っていいほど興味がなく、せいぜいコマの動かし方を知っている程度だったんですけど、今は毎日「将棋ウォーズ」でオンラインで対局したり、藤森哲也先生の動画を見て学んだりで忙しい。おかげでまあまあ寝不足気味である。 しかし競馬やサッカー、野球がそうであるのと同様に、どのジャンルにも語り継がれる「伝説」というものがあるらしく、将棋の世界も例外ではない。中でも数々の伝説を築き上げているのがあの男。そう、羽生善治である。

【競馬コラム】2年前の日経新春杯の勝ち馬が思い出せない

あのー、ちょっとお聞きしたいんですけど.. 2年前の日経新春杯って誰が勝ちましたっけ? 記憶力には自信がある方で、特に競馬や野球、サッカーなど趣味の領域に関しては「◯◯年の◯◯◯◯◯◯◯は●●●●●●●●が勝って~」みたいな話をオタク特有の早口でまくし立てると「すごいな!」とキモがr..いや、感心されることが多い。しかし、さすがに脳内データベースの容量も満タンが近づいてきたのか、最近はちょっとそのキレも鈍りつつある。しかも厄介なことに、残存するのは古いデータばかり。新規の

【競馬コラム】「1戦1勝」への期待と信頼

この既視感よ。シンザン記念でラスールが7着に敗れてしまった。出遅れて、馬群に揉まれながら引っ掛かってしまい、直線は失速。見るも無惨な完敗だった。 単勝1.8倍。新馬戦を勝ち上がったばかりの馬に対しては、過剰と言われても仕方がない支持が集まったものである。ただ、新馬戦の勝ちっぷりは目を見張るものがあったし、レース後にルメールが残した「新しいグランアレグリア」というコメントも決してリップサービスとは思えないほど印象的だった。それゆえここも問題なく突破して、一気に桜花賞戦線の主役

【競馬コラム】金杯を特別扱いするのは、もうやめにした

金杯のパラダイムシフトを感じる、ここ数年である。もちろん正月競馬のメインを飾る名物重賞という位置づけに変わりはないものの、かつてのお祭りムードに比べると少し物足りない気がしてならぬ。 まずは日程の影響が大きい。かつては有馬記念が年末の開催最終日で、だいたいクリスマス前後にフィナーレを迎えることが多かった。そこから翌年の1月5日までの、いつもよりほんの少し長いブランクが金杯への期待感をより高めてくれた。有馬記念の翌日に「週刊競馬ブック」を買い、発表された金杯のハンデを後から書