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いい加減な人間達

最近よく感じることは、人のいい加減さです。
例えば、風呂場の蛇口から水漏れしてたので、去年の暮れから不動産屋に頼んでいたのだけれど、2月に入っても音沙汰無しで、痺れを切らして再度連絡したら、相手側から「いや、ガス屋はずっと連絡してたみたいだけど、お出にならなかったと言ってます」と他人事。いやいや、連絡なんて一切無かったけど。担当者が忘れていただけだろ。大家の一言ですぐにガス屋が来て、今日、風呂場のユニット一式交換してくれた。給湯器が風呂釜の横にある、ハンドルガチャガチャ回して火を点けるやつ。昭和中期の古い風呂場から、給湯器を外に出して、風呂釜のみの令和モダンな風呂場に様変わりした(写真がそれ)。これで人並みに風呂に入れる。風呂釜の高さがかなり低くなったので、母親もお湯に浸かれるようになった。まぁ、これは良しとしておこう。

次にあったのは、去年暮れから始めてた在宅の仕事だ。YouTubeの動画を作成して、依頼先に納める仕事。契約を交わして1ヶ月間やったが、2月に入ったらパッタりと仕事が来なくなった。これは詐欺にやられたな、とほぼ確信してたので、落ち込み方が尋常ではなかった。でも最近連絡が入ってちゃんと報酬が振り込まれていたので一安心した。
しかし仕事依頼は一向に来ない。
クラウドワークスでまた依頼先探しをしてるが、なかなか決まらない。収入が無くなる…ヤバい。長期契約をした筈なのに、ほんといい加減である。

次は、先月まで在籍していた会社の話し。
経理や人事が無く、外注任せなので、社長からの依頼が無ければ何も動かない。1月16日付で退職したが、1月末になっても何の音沙汰もない。やはり痺れを切らして社長に連絡。本当に憂鬱なことなのに。社長は案の定、忘れていたっぽかった。社会保険失効証明書だけはなんとか先月中に出してもらったが(これも催促して)、その後の手続きに必要な書類だとか、退職金の有無やらが一向に全く分からない。今後の生活もあるし、ハローワークに行きたいのだが、それすら出来ない。そしてなにより、当面の頼みの綱である、傷病手当金の振込が10月分の一回きりで、その後の分はまだ振り込まれていない。これも在籍中に社長に何度もお願いして手続きをした筈なのに、それも出来てない。
今後の手続きのやり方も知らないので、その旨をまた社長に連絡。ごめん、遅くなってしまって、の一言。ていうか、ほんとうにいい加減だ。忙しいのも理解してるし、自分の辞め方も良くなかったのも分かる。でもしかしだ。これからの生き死に係る問題だ。来月もこのままの状態だったら、生活保護だ。本当に困る。

細かな話しになるが、もう一つショックなことがあった。
母親が、親戚から送られてきた冷凍の鰻を解凍中に、電子レンジにタレや山椒の小袋も入れたまま温めてしまったのだ。自分はその瞬間を見ていない。何か変な臭いがするから、キッチンに行ってみた。あれ?タレと山椒は?と聞くと、いや…?んーどうしたんだろうねぇ?と首を傾げてる。ゴミ箱を見ると溶けた小袋が捨てられていた。これはどうしたの?と聞くと、知らない、こうなってた、としらを切られた。
オレはもうその事には触れず、タレと山椒無しで鰻を食べた。全てを理解して怒りもしなかった。ていうより、明らかに分かることを無かった事にした母親の行動にショックを受けた。痴呆では無いと思う。昔から自己正当化が激しい人だったから何度も衝突したけど、もうその気も起きない程ショックだった。
この出来事からも、人のいい加減さに思い知らされた。

人って、本当にいい加減なんだね。
これで世の中回ってるんだから大したものだよ。政治家とか偉い人も等しくいい加減なのだろう。たがら問題をすぐ起こす。でもたまにいい事もしてくれる。

まてよ、よく考えてみたら、オレの人生を滅茶苦茶にした、あの職場だけは全くいい加減ではなかったな。重箱の隅を突くように、いい加減ではなかった。オレはそのいい加減じゃない職場から追いやられたんだ。そこの上司達個人は、滅茶苦茶いい加減な野郎ばっかだったのに。だから会社辞めた時もその連中には挨拶なんてしなかった。ていうか、ほとんどの人にお礼を言っていない。オレもいい加減だよな。

人って、組織を組むと厳格にやろうとするんだ。個々のいい加減さを埋めるように。多分そんな気がする。そのいい加減さの埋め方をどうするかで、その組織の雰囲気が決まると言っていい。あの職場は一番悪いやり方だった。
そのおかげで、オレはもう組織に入る気持ちが全くもって、わざわざ入ろうとなんてバカな気を起こせなくなってしまった。

そこで辿り着いたのが、1人で出来るリモートワーク。これは本当に孤独との闘いだ。一歩間違えれば、気狂いになる。いい加減では出来ない。でも組織に入り直すよりは全然良いと考えた。
でもなかなか仕事が取れない。
これで良かったのかと自問自答の日々。

1ヶ月お世話になった依頼先のYouTubeチャンネルをチェックすると、オレの作った動画が見られる。アップされた瞬間から視聴数がグングン伸び、今では4万回視聴されている。自慢するが、そのチャンネルのトップになってる。(もちろん渡されたマニュアル通りに作っただけだが)
内容なんて、気狂いが見るような、オレからするとどうでもいいようなものだ。画像のクオリティさも全然関係ない。

1本20分の動画だから、4万回だと、ざっと計算して、1万3,000時間の視聴時間になる。だから、このくらいバズると、収益化の一つの条件である年間4,000時間視聴の壁は軽くクリアだ。
もう一つの条件である、チャンネルフォロワー数1,000人だ。これが恐らくネックになるだろう。この数は余程の有名人か、才能に長けてる奴か、思いっ切りバカな奴だけだろう。

それを踏まえて、オレも別チャンネルを開設し、(趣味用と分ける為)やってみることにした。
2週間ほどコン詰めて、3本の動画と16本のショート動画を作って投稿してみた。(内容はナイショ)。
散々たる結果だ。
20本近く動画を投稿して、総視聴回数が2,500。視聴時間に至っては13時間だ。
正直、自分自身での動画の出来はこっちが上と思っていた。
同じ人間が作った動画が、ちゃんとプラットフォームが出来上がってる場合とそうじゃない場合とで比べたら、これぐらいの差になるのだ。
ちなみに趣味アカの方は、もう5年以上は使っているけど(ほぼ放置)、総再生回数9万2千。総視聴時間は3,080時間。フォロワー数71人。
こっちの方がまだ可能性はあるが、早々趣味なんてしているヒマはない。
生きる為にどう動こうか考えているのだから。

そう考えると、サラリーマンやってた頃って、本当に守られていたんだなぁ、と痛感してる。
でも分かってはいるが、あの環境では続けられなかった。それは仕方ない。自分の体質だ。

そんな時に限って、元嫁からのお金の無心やら、もちろん拒絶。
そして国保に変わっての最初の請求金額に愕然。4月までに10万払え!だと?
これには驚いた。病気して仕事出来ないって言ってるのに、そんな殺生な〜。まぁ相手は知らんだろうけど。久々に国税の強さに打ちのめされた。
また、若かった自分に逆戻り。分納の手続きに市役所行かなきゃ。もうあと数年で定年だどいうのに。何をやってんだオレは。

今日は風呂場の工事と、母親の歩行器のテストで打ち合わせ、母親のリハビリと、風呂掃除をしたら、流石にこんなに人と動いたの久しぶりだったのか、今不整脈が凄いことになってる。
でももう慣れてる。だってこの文章書けてるのだから。このまま❤️止まってしまえ。

それぐらいのいい加減さでやってます。

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